しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

今日の天気

2013年10月17日 12時29分15秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

やっと風がゆるくなってきました。秋晴れです。関東の方は台風被害で大変のようで、今晩過ぎると台風が来て72時間が経つことになります。伊豆大島に40数名の行方不明者がいらっしゃいます。

20年くらい前に京急の伊豆大島の広告やパンフレットをデザインしていた時期がありました。あの素敵な大島が、悲しみの現場になってます。本当に一人でも助かることを祈ってます。


玄洋小の「いのちのまつり~つながっている~」という講演会に行く

2013年10月17日 01時21分30秒 | 今宿関係

今宿タイムスの告知に興味を持って玄洋小に行ってきました。

講師は陶彩画家の草場一壽さん。草葉さんは21年前、陶彩画という焼き物を創るやり方で絵を創る陶彩画を独自に始められたとのこと。陶彩画はいままで誰もやっていないアートなので教えてくれる人も無くなかなか芽が出なくて、食べていくために、幼稚園で絵画の指導をされていたとのこと。そのときに観た保育士さんたちの言葉を超えた献身的な子供たちとの接触の仕方や、子供たちの創造力に感動を受けていたとのこと。陶彩画がなかなか成功せず、やがて父親が植物人間のように寝たきりになったりと悩みが重なっている頃に、沖縄のお盆のまつり「ヌチヌグスージ(いのちのまつりの意味)」への招待を受けた。そこでいのちがどこから来ているのか、いのちとは何?と考えさせられた。沖縄のいのちのまつりでは祖先を祭った祠の前で宴会を開き、賑やかにさんしんをかき鳴らし歌え踊れと騒ぐ姿にまた感動。草場さんは「子孫の中に先祖が生きていて、子孫が元気だと先祖が喜ぶ」というこの沖縄流の、先祖からいのちがずっと引き継がれているという考えをなんとか、幼稚園の園児たちに上手く伝えたいと思い、絵本を描こうと思われ、そして完成したのが「いのちのまつり」という絵本だったそうです。

やがて、いろいろあって、絵本を数冊描き、講演をされるようになり、絵本を通じていろいろな教育者や子供に関わる人々とつきあうようになり、そのとき聴いた体験に基づくお話をうかがい、やついには「いのちのまつり 地球が教室」というドキュメント映画を製作・監督をされたとのこと。映画は6時限構成になっていて、今回は一部の上映がありました。

その映画の中に1限目として登場するのが、この講演会の会場となっている玄洋小学校でした。玄洋小の香葉村真由美先生とその生徒さんたちとの、絵本「いのちのまつり」をベースとしたいのちの授業の模様が収録されていました。詳細はお子さんのプライバシーに関することもあるので省略させていただきますが、感動しました。しかも、近所の玄洋小でこういう心を育てる教育がなされていることが誇らしく感じました。

上のポンチョみたいな服は「いのちのシャツ」という草葉さん作のシャツです。このシャツは自分の今までの先祖たち全ての顔が描かれていてみんなつながっているというコンセプトです。このシャツが映画の中にも出てきます。とだけ言っておきます。

映画では4時限目の池末みゆき先生のお話が感動的でした。それはある幼稚園で園児のA君が見かけが余りよくない園児Bちゃんが嫌いで、Bちゃんが消えてなくなるよう毎日お祈りしていたそうです。すると、いつのまにか、二人がいっしょに遊ぶようになり、手をつなぎあって滑り台をいっしょにおりるほど仲良しになっていたそうです。やがて二人が小学校に入学したときBちゃんがクラスの他の子たちからいじめを受けていたようです。そこにA君がやってきて、いじめている子たちに「Bちゃんは心のきれいな子だ。いじめをしているお前たちの方が心が汚いぞ。」とはっきり言ったそうです。池末先生は小学校の日誌でそのことを知ったそうです。

池末先生は、A君が何度も祈っているうちに、深く考えるようになって、自分のいいところも悪いところもさらけだし、あるがままをちゃんと見て受け入れるようになっていったのではとおっしゃっていました。

もうひとつ鈴木秀子先生のお話も感動的だったのですが、僕がかたるより、この映画のDVDを観ていただきたいので、下記でお求めください。さいとぴあの図書館に視聴覚室(学習室も)が無いことが本当に残念です。遅れてます。数人で共同購入されて、廻し見るといいと思います。もしかしたら、玄洋小のどなたかから、かりられるかも。少なくとも、今宿の小学校のPTAの方に観ていただけるとありがたいです。おやじの会の方もよろしくお願いいたします。

映画後の草葉さんの講演は、人から人間に子供を育てる教育、人間が生き残るためにはお互いが協力し理解しあえる人間に育つ教育が必要で、10歳までの教育が大事です。それはお互いのいのちを大切にする教育です。そして人間力というか、ご縁力ともいうべき、出逢いを大切にし、つながっていくことで人生を豊かにしていく力を育てましょう。というようななお話と僕は理解しました。

映画のDVDのチラシをいただいたので紹介しておきます。

この「いのちのまつり」のサイトがあるのですが、容量が大きなパソコンでないとなかなか開きませんのでご用心ください。

http://www.inochinomatsuri.jp/

何度か映画を観ていて、目頭が熱くなりました。奇しくもアンパンマンの作者やなせたかしさんが亡くなられましたが、アンパンマンの声をされている声優の方がナレーションをされているとのこと。

なんか宣伝っぽくなりましたが、子供たちを人間的に有能に育てないと、次世代が苦労します。出来損ないの自分が言っても説得力がありませんが、ネイティブアメリカンが言うように、七世代後の子孫に何を残すか考えながら生きることが大切だと思います。


アパートの駐輪場の屋根が飛んでいた

2013年10月17日 00時01分17秒 | しまちゃん関係

手前の横バーのある支柱の上にあった屋根が昨夜の台風26号の風ではずれて一箇所だけ留まっていて、タテにからむようにくっついていました。写真は屋根部分が完全に取り外されどこかに運ばれていってしまったようです。ここの屋根が飛ばされたのは2回目です。

海に近いので、風が海から容赦なく吹き当たります。今も風の音が、何かの生きもののうなり声のように聞こえています。温暖化でこの風は年々強くなるのでしょう。家や構築物の強化を少しずつ始めた方がいいと思います。

人間も構築物も自然環境も30年単位から2、3年単位で変化してしまうと覚悟したほうがいいかもしれません。それくらい見えないところで世界の変化のスピードを人間が上げているのです。