しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

人口を見据えたビジョン

2013年10月21日 22時54分45秒 | ニュース・テレビ関係

今日国会中継で使われていたフリップがとても気になって、思わずパチリしました。

これはNHKのクローズアップ現代での資料です。

 

2013年は上記の山の頂上をわずかに下り坂にかかったところです。2040年から日本は100万人ずつ人口が減少するそうです。これらの資料を併せて考えると、いろんな村や町においても、人口の推移(20年後東京、大阪以外ほとんどの地域が減少傾向になるはずです。)を考えて、未来の村づくり、町づくりを計画しないと、村や町が崩壊することも考えられます。コンパクトシティを作るにはそこに住む人同士が話し合える環境があり、地域の人と行政の人が対立することなく、行政の人が上から目線でかってに町づくり案を作り、特定の業者とつるんで必要悪で維持費がかかる負の遺産の箱物を作るというような、いままでの流れを断ち切らなければなりません。よく考えて知恵を出し合う町づくりができた町だけが生き残るのだと思います。中心の無い今宿はどうなるでしょう。

可視化されたビジョンなき日本なので、若者は自分に関係ないと思っているかもしれませんが、10年後にはきっと親や祖父母たちの世代を怨み憎むようになります。

なぜなら、親や祖父母世代が、原発や核の廃棄物も含めて、あなたたちに負の遺産をどっさり残しながら、ぼ~っと生きています。今のうちから、親や祖父母の方に国や自治体の借金や核廃棄物をどうしようと思っているか、意見交換してみてください。もし、ちゃんとした考えをご両親や祖父母の方がお持ちでしたら、いい祖先を持ったと喜んでください。

でもその意見をご近所や地域の人と話し合ったことがあるか、政治家や行政の人に伝えたことがあるかと再び質問してみてください。話し合ってなかったとしてもがっかりしないでください。それが普通なので。もし、ご両親や祖父母の方たちが、もし、近隣の方や行政の方たちと地域の未来について話し合える場所を作ろうと努力されていれば、その地域は生き残れる可能性がありますが、そうでないなら、町や村はゴーストタウンになる可能性があります。

でもあなたたちの世代が話し合う人々で人の意見を喜んで取り入れる人だったら、町はまた復興するかもしれません。

どっちにしろ、これから先、町が歯抜けになっていくことを心に留めておいて、どう解決するか友人たちと話し合ってみてください。町が歯抜けになり始めるのはそう遠い未来ではありません。