【COGHCC聖書通読】 2017/07/06

詩篇 14:1-3
『愚かな者は心のうちに「神はない」と言う。彼らは腐れはて、憎むべき事をなし、善を行う者はない。 主は天から人の子らを見おろして、賢い者、神をたずね求める者があるかないかを見られた。 彼らはみな迷い、みなひとしく腐れた。善を行う者はない、ひとりもない。』

近年、この世に神などいない、信じることができるのは自分だけ、頑張れば自分の力で何でもできる、といった無神論や自己神格化が幅を利かせています。一見素晴らしく見える人間礼讃は、果たして本当でしょうか？　単に現実から目を背け、理想の姿を自分に重ね合わせているだけの夢想家ではないでしょうか？　彼らは善を行っているつもりで、かえって害毒をまき散らしているだけの自己満足に陥っていることに気付いていないのです。

神から離れて腐敗しきったこの世に、義人はいないのか、まことの神を尋ね求める賢い者はいないのかと、主なる神様は天の御座からこの地上を見つめておられます。荒唐無稽な夢物語を追い求めて惑わされることなく、現実を受け入れ、根本的な解決策である真理を主に尋ね求める私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.14.1-3.ja1955

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詩篇 14:4-6
「すべて悪を行う者は悟りがないのか。彼らは物食うようにわが民をくらい、また主を呼ぶことをしない。 その時、彼らは大いに恐れた。神は正しい者のやからと共におられるからである。 あなたがたは貧しい者の計画をはずかしめようとする。しかし主は彼の避け所である。」

神をも恐れぬ悪人たちは、人を食い物にして自分の利益を追求します。しかし神様は主の戒めを守り真理を行う正しい者と共におられ、主に寄り頼む者をあざけり踏み倒そうとする悪しき者に報いて必ず裁かれます。そのとき彼らははじめて自分の愚かさに気付きますが、時すでに遅しです。悪人の裁きは定められているのですから、私たちはただ主を避け処として耐え忍び、自ら悪に報いることなく主の助けと守りを祈り求める生涯を送らせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/psa.14.4-6.ja1955

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詩篇 14:7
「どうか、シオンからイスラエルの救が出るように。主がその民の繁栄を回復されるとき、ヤコブは喜び、イスラエルは楽しむであろう。」

神の民イスラエルの歴史は、何度倒されても、壊滅的な被害を受けても、神様の約束に寄り頼む信仰により、奇跡的な回復を成し遂げた史実の繰り返しです。私たちはキリストの十字架を信じる信仰により神の民イスラエルに接ぎ木され、その系譜に書き加えられた神の民の一員であることを忘れてはなりません。決して希望を捨てない民、主の約束に寄り頼む民のDNAを受け継ぐ者として、現実に心を奪われることなく、確信を保ち続ける私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.14.7.ja1955

【今日の聖句】 2017/07/06

ピリピ人への手紙 4:13
「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。」

クリスチャン人生の醍醐味は、たとい自分には何の取り柄も能力もなくとも、私を強くしてくださるお方が共におられることです。自分には何もできないと過度に臆病になることなく、必要な力を与えてくださる主に信頼して、何事も恐れず大胆にチャレンジする積極的な人生へと一歩踏み出す私たちでありますように。

http://bible.com/81/php.4.13.ja1955