ずっと探していたお店が見つかった。
鷹野橋のポワブリエールの2階に一時あったベトナム系フレンチを提供される「ペール・タンギ」
外国籍であろうご主人がシェフ、日本人の奥さまがサービスを担当されてました。
優しい味わいのお料理が大好きで、時々ランチに通っていたけど、移転してしまって残念に思っていたところ・・・・偶然、Facebookで発見しました。
店名も変更になっていたので、たどりつくのに少し時間を要しました。もっとSNSに頼ればよかった。
母、ワタシ、長女、チビ’Sの四世代で買い物に出かけた土曜日のランチが、待望の旧ペールタンギ 現Lampe 2'eme(ランプ ドウジエム)。
めったに外出しない母には、おいしいものを食べさせたい。
前日に子ども連れ可かを問い合わせたら「どうぞどうぞ」とめちゃウェルカム。
そのうえ、お子さまランチ的なものが無いので、子ども用のご飯を持ち込みいただいてもかまいませんとまで言ってくださり、なんて感じよいんでしょ。マダムのその対応だけで、リピ決定。
テラス席を準備してくださいました。この日はあいにく雨。オープンエアー感は残念ながらなし。
オーナーさんの言葉遣いが少したどたどしくて、ラブリー。
大人は1200円の日替わりランチ。子どもは1000円のキッシユランチ。
最初にサラダが出てきます。このサラダもビューティフォー。仕事がしてある感じ。 いろんな野菜も生もあればボイルもグリルも。食感の違いが楽しい。このドレッシングおいしい。
その後にスープ。このスープがものすごくおいしかった。
なんとも言えない芳香なので、何かを尋ねたら「ういきょう=フィンネル」とのこと。な~るほど。いい香りがするはずだ。
とにかく優しい。塩も胡椒もエッジが立っていない。
母がおいしいと言ってくれたのが良かったし、予想外だったのが子どもウケしたこと。
チビ②が「おいしい。おいしい」と大感激し、翌朝になってもまだ『スープがおいしかった』と感想を言い続けていたそう。
このおだやかな味付けがわかるとは、チビ②なかなかやるな、と感心したのですが「日頃、安いものしか食べてないから、おいしいものには敏感なんよ」と長女は冷静でした。
キッシユは、スモークサーモンと新玉ねぎ。これもおいしかったみたいで、ふだん小食なのにパクパクとあっという間に完食してました。
日替わりメインは、ミートロフみたいなお料理。周りをぐるりとジャガイモのガレットが囲み、ひと手間かかっている。
ドミグラソースも濃い過ぎずで、バケットですくって残さないわよ。
ボリュームは少なめで、複雑だけど薄味なので、男性にはちょっと物足りないかもなぁ。
家庭料理には見えるのだけど、家庭で作るのとはゼンゼン違います。
手間のかかったおいしいお料理をちょこちょこ楽しむという余裕でね。
タルトタタンとかクレープシュゼットかの本格的なトラディショナルなスイーツがあるので、デザート目当てにカフエタイムもいいかも。
チビ②がまた行きたいと熱烈リクエストしてくるし。