成人式

いったん京都に戻った長男が成人式のために、また帰省してきました。
広島市の成人式は、出身中学ごとに整列するんで、市をあげての大同窓会みたいなもの。なので県外に出ている大学生も、成人式が終わるまでは住民票をうつさない子が多い。

成人式前には、卒園した保育園から、サプライズの『成人おめでとう』のお手紙が届きました。
１４年間、保管しておいてくれる心優しい保育園でしょ。卒園時に描いた本人の絵と、お友達からの多面評価は『力が強い』だって。←今も同じ？？？


ワーキングマザーにとっては、保育園はまさに命綱。私は通算１０年間、自宅からＪＲとバスを乗り継いで職場近くの保育園まで、２人の子どもを連れての通勤だったので、交通機関の中では、結構名物親子だったかもしれません・・・・・
今ほどワーキングマザーが当たり前ではなかった時代だったので、満員のＪＲの中で見知らぬおぱさんから『母親が仕事をするなんて』と説教されたこともあるし、ぐずる子どもの泣き声に舌うちされたりなんてしょっちゅう・・・・・
それでも、バスに忘れた保育園の制服を届けてくれた人や、風で飛んで線路に落ちた制帽を拾ってくれたサラリーマン←冷静に考えると命がけやばい。
ひとりの手を引き、一人を抱きかかえて降りるバス停留所の前のタバコ屋では店番のおばちゃんが『お帰り』と声をかけてくれたので、家まであとちょっとだ・・・・・・と踏ん張れたし。
あの頃は、必死で子育てしてたなぁ←遠い目。

卒園式（当時６歳）の集合写真から、こんなに大きくなりました・・・・・・図体だけは・・・・・・。今日も近所のおばちゃんに『ラグビーしてる』『・・・いえ・・・』『じゃあ、アメフト』『・・・・いえ・・・・』『柔道』『・・・・野球です・・・・・』と申し訳なさそうに答えてました。

←生意気にもあごにイチローひげを生やしている・・・１０年早いっ。


今朝も、出かける時間が迫っているのに、いっこうに急ぐ様子が無い。おまけに『ネクタイどこ』だって。『知るかっっっ』と朝から母子で大喧嘩です。お尻を思いっきり叩きました。長男の人生で最後のお尻ペンペンのお仕置きかもしれません。
つい先日も、やるべきことを後回しにする、計画性の無い長男にキレて『性格は変えなくていい、どうせ変わらん。しかし行動は変えられる』と、声をからして説教したばかりなのですが・・・・・・

 

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家呑み新年会

土曜日は、恒例のご近所　新年会。今回の会場は我が家でした。
前日、ご近所Ａさんからは『生ビールもっていきます』とメールが。
↓ホントに業務用の生ビールタンクごと持ってきていただきました。一般家庭の家呑みでナマビールタンクとは、これいかに。


今回、我が家が会場なので、はりきって５～６品ほど料理しました。
いつもは、夫婦二人暮らしで、手のかからないやっつけ料理ばかりなので、たまの宴会料理がよい刺激になります。
その一部は・・・・・コウケンテツさんのレシピから①『韓国風の豚バラの角煮物』煮汁にりんごのすりおろしやごま油を入れることで、お肉は柔らかく、ほんのり甘くて、美味しい。
②れんこんのはさみ揚揚げ。中身はすりおろしたレンコンと叩いてミンチ状にした海老。ちょっと手間がかかるので、日常ではこしらえそうもない宴会仕様。
③ジャガイモのガレット。スライサーですりおろしたジャガイモを水にさらさず、カリッとなるまでひたすら焼く。　



ご近所からは、カニ脚やら海老の豚バラ巻き串やら、刺身盛り合わせなど、お持たせいろいろと。



前回の我が家を会場にした家呑みの時にも、呑み過ぎた夫がちょっとした大ボケのハプニングがあったのですが・・・・・・・・それに懲りずにどうしても呑み過ぎてしまうのが、家呑みの特徴。しかも、多種類を大量に飲むもんだから・・・・・

宴会開始２時間もしたら、お客様を前にして早々にテーブルに突っ伏して、がぁ～がぁ～と、大いびきまでかいて眠りこける夫
私が『ごめんなさいね～』と恐縮しているというのに、巨体をゆすったり、どついたりしても、全く起きません。
宴会が果てても、全然起きませんでした。

翌朝、町内会行事の準備で、朝８時に徒歩５分の中央公園に集合がかかっていた夫。
爆発したヘアスタイルで、どよよ～んとした顔つきながらも、なんとか起きて出かけていきました・・・・・・その１時間後、ピンポ～ンと我が家の呼び鈴が鳴る。
休日のピンポーンは、大抵訪問販売か、宗教の勧誘なので・・・・・『はい・・・・』と不機嫌そうにインターホンに出ると・・・・・・『あの～運転免許証を落とされたるみたいで・・・・・・』と、ウォーキング途中のおじいさんでした。

慌てて玄関に出ると、中央公園付近で夫の運転許証を拾った、というおじいさんが、ご親切にも届けてくれたのです。
最敬礼でおじいさんを見送ってから、夫に電話すると・・・・・・まだ頭がボケまくりみたいで・・・・・・『なんで住所がわかったんかね？？・・・・・・』と不思議そうな反応なのです。
『免許証には、住所どころか、生年月日も書いてあるわ個人情報の宝庫だよこの酔っ払いがっ』と、一喝してやりました。

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人生折り返し点

昨日1月７日は、満〇〇歳の誕生日。とりわけ寒い日で、おまけに帯状疱疹で体調不良なので、お祝い気分はあまり無かったのですが・・・・・・。（ちなみに翌日の1月8日は、キムジョンウンのお誕生日だって。かの国では、奉祝ムードなのかしら・・・・・）
この歳になると、あらためてやりたいことや、気にかかることは、やっておかなきゃ、という気持ちが、だんだん強くなってきました。

長女からの誕生日にプレゼントは・・・・・・ターシャ・テューダのガーデニングの本とランチョンマット。
ガーデニング好きの私が理想としているのが、アメリカ、バーモント州のこのターシャさんの庭。あちらの敷地は３０万坪、我が家の庭は猫のひたいほど。スケールが違いすぎるのだけど・・・・・。
←本の向こうに見えるのがそのランチョンマット

『こんな庭にした～い』と思っても、ゼッタイにできないことは自分でもわかっちゃいるけど、ソファでこの本のページをパラパラめぐるだけで、シ・ア・ワ・セ
長女、私のツボを心得ているじゃないか。

今年の誕生日は平日だし、体調不良だし、夫婦２人で近所の焼肉屋さんへ。それほど美味しいわけでは無いけど、カープの選手も訪れるらしく、たくさんのサインと写真が飾ってあって、そこそこの人気店になってました。

ユッケとホルモン汁（うどん入り）意外にあっさりしていて、いけるし、　ホォ～、あったまる


『人生折り返し地点に来たね』と、夫が言ってくれるのですが・・・・・・ん・ん・ん？？？？折り返し？？？？
いや・・・・・・私としては、もう十分人生の２／３は来たつもりだけど。
実家の父方はみな長寿の家系で、祖母は１０４歳、祖母の妹（＝大叔母）は１０７歳での大往生。その長老姉妹が生前『あの子は早死にして、かわいそうに～』・・・・・・と、８８歳でなくなった弟（＝大叔父）を偲んでいましたっけ・・・・・・

なので、その遺伝子を受け継ぐ私も１００歳まで生きるに違いない、と夫は断言しています。憎まれっこ、世にはばかる、ってことか・・・・・・・

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骨折事件に続いて

長男の鼻骨骨折（＝広島のプチ海老蔵もどき？？？？）に続いて、『鉄の女』と称される私が、珍しくも体調不良です。
それも帯状疱疹（ヘルペス）を発症・・・・
昨夜、背中にピリピリと電気が走ったような痛みで目が覚めてからは、服が触れるだけでも、ちょっと体を動かした拍子にピリピリと痛いこと、痛いこと。帯状疱疹ってこんなに痛いのね・・・・・・

帯状疱疹は、疲れで免疫力が低下したときにウイルスに感染して引き起こす、とか。
疲れといわれていも・・・・・・年末年始休暇は、少々の大掃除をしたものの、夫と私の両実家を、孫ゆりっべを連れての巡業三昧。ほとんど家事もしなかったので・・・・・日常生活との違いといえば、長男が自宅にいすわってることぐらいなんですが・・・・・・てことは・・・・・・私の疲れの原因はやっぱり長男てこと

←高額だった長男の治療費に比べて、受診した皮膚科は思いのほか安かった、1,250円、ホッ。


古くからの友人と年始に会ったとき・・・・・・・長男の顔をしげしげと観察してから『鼻は目立たないが、頬がまだ腫れてるなあ～』と心配してもらいました。
・・・・・・いや、頬骨陥没は、ホンモノの海老蔵の方で、うちの息子の頬はまったく何ともないので、腫れたように見えるのは、生まれつきの輪郭なんですけど・・・・・・理科室の標本の骸骨図を想像してください。
『灰皿にテキーラ入れたとか・・・・・』というのも違います。本人申告では、フットサルのプレー中の事故です。

私の実家で爆睡中の長女と長男の姉弟。育児疲れの姉と、プチ海老蔵事件の弟。


明日の朝、長男は京都へ戻ります。スペアリブをこしらえて、死ぬほど食べさせときました。

そんなこんなで、2011年もなんだか、あわただしいｉｔａｃｈｉ家なのですが、遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。

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大晦日の骨折騒動

2010年は、お騒がせ男の長男に振り回された年の暮でした。
12月29日の早朝に夜行バスで帰省してきた長男は、寝てるか地元の友達と夜っぴいて遊んでいてまともに顔を見ることがなかったのですが・・・・・30日の夜に地元の友達とそのお父さんと飲みに行って、その時に、血管専門の医師であるそのお父さんに『たぶん、鼻の骨、骨折してるかひびが入ってると思うよ』と診断されました。『専門外だけどね』と注釈つきだったようですが。

翌朝、帰宅した長男が『おっちゃんに鼻の骨が折れとる、って言われたわぁ』と言うので、仰天して問いただすと、大学でフットサルをしていて激しくぶつかったらしい。かなり痛かったし、触ると曲がってる気もしたし、自分でも『骨が折れたかな・・・・・』と思ったと言うのですが・・・・・・・お金が無くて病院に行かなかった、というのです。12月26日のことで、もう31日。一週間もたっている・・・・・
こやつ、遊ぶお金はあっても、病院に行くお金は無いのかぁ～人生の優先順位を間違えとる
よくよく見れば息子の鼻のあたりが腫れている、形もたしかにいびつな感じ。
もともと、彫りが深い、骨ばったカクカクした顔立ちだし、帰省してからもまともに顔を見てなかった・・・・・・・なので、親の方も人に言われないと気づかない始末で・・・・・・、どっちもどっちだけど

『別にもういいよ』と言う息子でしたが、これ以上、いかつい顔になったら就職に差し支える・・・・・・・・と、救急病院を探して、夫が強引に連れていきました。
息子は、いまだに運転免許も取っていないので、大晦日だというのに、大掃除そっちのけで、親が病院まで連れて行かないといけない

CT撮影したらやっぱり鼻骨骨折。麻酔なしで鼻に棒みたいなのを入れて医師の手指で、曲がった骨をまっすぐに戻すという強引な治療だったようです。
メチャ痛かったらしく大の男が涙ボロボロで・・・・・・・・・。治療後も尋常ではない量の鼻血が流れ続けて、帰宅した息子を見て、こっちの方が貧血になりそうでした。


『整形の専門じゃないので(←えっ??専門じゃないの???大丈夫なの???)・・・・・でも、まぁだいたい真っ直ぐになったんじゃないかな』っと淡々という救急医に『すぐ病院にいってれば、もう少し真っ直ぐになったけど、ちょっと時間がたってるからね』と宣告されたそうです。・・・・・・・・・ってことは・・・・・・一生、ちょっと曲がったまんまなのかしら・・・・・腫れがおさまればそんなに気にならない???気にしない????

←大晦日に、予想外のこの高額医療費


鼻血を出しながらも、『腹へったぁ～』と食欲は衰えないのが、この息子の強みなのでしょうか・・・・・懲りない???
大晦日のお昼ご飯はコレ↓
ささみとパプリカのカレークリーム煮とふろふき大根。炭水化物だけで自炊しているようなので、肉と野菜を摂取させました。



トップアスリートでもない凡人の長男、たった20年の人生で、すでに骨折３回、4か所目です。
我が家の育児はもう最終コーナーを回ったあとなので、おバカ息子は遠くにいる方が心配しなくてよい、というのが、今年もテーマになりそうです。

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