笑って、喋って、食べる恒例女子会『いなご会』9月例会は白島にあるベトナム料理の『ハノイフォー』
タイ料理と違ってベトナム料理は辛くないです。
甘酸っぽさがフィーチャーされた優しい味付けでした。
厨房もフロアもベトナムの方で、一生懸命で穏やかな接客が好感が持てました。
最初の料理は、ベトナム料理では絶対外せない青パパイヤのサラダ。
このお皿で度胆をぬかれました。
人参の飾り細工が乗っかってましたが、コレ、鳳凰だそうです。
『ホ・ウ・オ・ウ????』と、みんなキョトン。
中国宮廷料理の繊細な飾り細工と比べたら、この雑さとぼけた姿がラブリー過ぎて・・・・いま見返しても、ほほえましい。首といい、とさかといい、尾羽といい、図工って感じ(笑)
生春巻きも、ベトナム料理ではマストで。
このお皿にも雑な飾り切りが乗っかってました。これナニ?薔薇???いやもう、追及はやめよう。このゆるい感じがベトナムぽい。
パインセオも、はずせない。もやしのシャキシャキ感がいい。
店名入りのお皿はベトナム伝統工芸のバッチャン焼き。親戚の陶工さんに焼いてもらったオリジナルですって。藍と白の植物柄が、やさしい味付けにマッチしてます。
エビの餅米揚げ。ここにも飾り切りっぽいキューリが(笑)揚げた餅米のかりかりっとした食感が楽しい。
ソフトシェルクラブ。さすがソフトと名前がつくだけあって、やわらかーーい。ソフトシェルクラブを初めて食べたのですが、脱皮直後の蟹って、こんなに柔らかいとは。
ベトナム料理の〆ときたら、フォーでしょ。鶏と牛の2種類。スープの風味が違うように感じました。
このスープがおいしくて、パスタ以外の麺類苦手なワタクシにしては、パクパクと食べられました。
せっかくならベトナムのデザートも。チェーという名前の里芋とココナッツミルクのデザート。
里芋とココナッツのそれぞれの素材を生かしたそんなに甘くないデザート。
ベトナムデザートって、もっと甘ったるいのかと思っていたけど。
この日は『いなご会』の胃袋事情に異変が。
オカミが欠席、ケー子さんは遅刻、不動のセンターnakkaちゃんも早退。フルパーツが欠けるものの、このほかにもあと2~3品。たぶん10品は食べたかな。『いなご会』ですから。
それでも、これだけ食べて、飲んでひとり3500円。『やすっ!!』とみんなで声を上げました。
早退したnakkaちゃんも『足らなかったら立替といて』と言い残して5000円札を預けていきました。『いなご会』は、いつだってメニューの全制覇をもくろんでるから、1500円もお釣りが来た!!と喜ぶ。それが『いなご会』
前の店舗の居抜きなので、ちょっとちぐはぐなインテリアだったりするけど、そこが素朴で、お料理はなんでもおいしいし、スタッフさんのおだやかな接客もあって、応援したいお店です。