Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

山陰庭園めぐり

2010-10-14 | ガーデニング

前日、前々日とアルコール摂取が続いたお酒に弱い体質の私ですが、おおかたの予想を裏切り(?)三連休の中日、キチンと5時半に起床して、日帰り旅行にでかけました。
以前の珍道中、飛行機の出発時間を間違えて乗り遅れた前科があるので・・・・・信用はなかったでしょうが・・・・・
今回は、長男の中学時代の同級生のママさんたちとの日帰りツアー。幸か不幸か・・・・・・私が全員分の切符を持っていたので、もうこれは責任感にロックオンされて、集合場所に誰よりも先に着いた自分をほめたい←小さいっ・・・・・



行き先は、以前から、ず~と「行きたい、行きたい」と切望していた島根県安来市の足立美術館。
「米国専門誌で日本の庭園ランキング7年連続1位に輝く」庭というキャッチフレーズ(←ただし・・・・米国専門誌てなにっ)
広島⇔島根って、隣接県にも関わらず、高速道路が未整備なので、3時間~4時間かかるんです。カーブの多い山道に、気分が悪くなり吐き気で珍しく食欲減退・・・・・・

でも・・・・そんな気分を吹き飛ばす足立美術館のこの景色ですザ・ジャパニーズソウルさすが「米国専門誌で7年連続1位」だけのことはある


この計算しつくされた様式美。徹底的に手入れされた松葉ひとつ、枯葉1枚落ちていない白砂。


様式美の極みは、自然の地形まで利用した見事な借景。山の稜線まで取り込んだ目の前に広がる壮大な絵のような庭。



美術館では「横山大観展」を開催中。北大路魯山人、河井寛次郎という名工の作品も。
いずれも日本を代表する巨匠たちの作品なのですが・・・・・・・絵や陶器よりも、さらにさらに、素晴らしいこの庭。見ているだけで、心が癒されます。
庭をのぞむ喫茶室の一杯1,000円のコーヒーも、この場所以外では、メニューを一瞥するだけで「マジで~高すぎる~」と即却下のお値段ですよ。

横山大観の作品の前では、「なんでも鑑定団」の「せん・まん・じゅうまん・ひゃまん・・・・・」のナレーションが自然と耳の奥に響いたものですが・・・・・・・・1,000円のコーヒーを飲みながら、自分が優雅でおだやかな人間になったような錯覚におちいった・・・・・・・



ガーデニング好きなもので、ここまで来たらついでに・・・・・・と、足を伸ばして鳥取県の大山の山麓にある日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」へ。ここも、数年来「行きたい」と思い続けてきた場所なのです。


広大な敷地を回廊のようにウォーキングデッキがぐるりと回っています。
ウッドデッキの道。連休中なのに、意外と閑散としている・・・・・・

今の盛りは真っ赤なサルビア。でもサルビアの群生はここだけ・・・・・。北海道富良野みたいな感じとはちょっと違う。


・・・・・・・なんとなく、さびれているんですよ・・・・・・自然美でも様式美でもない庭園に中途半端な居心地の悪さを感じました。
マッサージ機が置いてあって「有料、1回100円」の札が掛けられている・・・・・・それは無いだろう・・・・・場末の温泉旅館の遊技場じゃないんだから・・・・・
地元のひとであろう従業員の方は、みなさん丁寧で優しいのに・・・・・・・人の少ないテーマパークって、なんだか物悲しいものですね・・・・・もう一回、ここに来るかというと・・・・・ちょっとビミョ~


留守番のダンナさんには、お菓子のテーマパーク「お菓子の寿城」で大山地ビールを購入。これが意外美味しかったんだって。

←地ビールは1本500円。高級品だからではなく、生産量が少ないからコスト高なんだと思う。


次回、鳥取県に来ることがあれば、目的は『とっとり花回廊』じゃなくて、B-1グランプリで準優勝の「ひるぜん焼きそば」だな


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