石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

初霜

2020年11月30日 | 畑から
今朝は畑に行くと一面真っ白。
この冬初めての霜が降りていました。

6日リース作りとじゃがいも堀りを予定しています。収穫野菜はじゃがいも2株とカリフラワーまたはブロッコリー、霜で傷んでいなければピーマン、5種類のサラダセットなど。今年の精米したての新米もセットになっています。

詳細は11月中旬の募集に掲載。6日の体験がじゃがいも堀りは最後になります。

29日はリース参加者がいなかったので収穫体験のみに対応。参加した女の子には冬ネギ苗の追肥作業をお手伝いしてもらいました。作業体験は子どもたちには遊びでなく真剣にやってもらいます。ダメな時はしっかり注意します!今後の生育に関わってきますから・・・だからこそ、やり終えた時の達成感を得て大変満足そうな表情に。野菜は時間をかけてゆっくり育つものも多いです。「好き・嫌い」言ってもいいからまずどうやって育つか知る事って結構重要。自分で育てたものや収穫したものは別物なのよね。ネギ嫌いって言っていた女の子でしたが、来年の冬に採れるネギ食べてもらえたらうれしいです。
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東京おひさまベリー、追肥作業

2020年11月30日 | イチゴのオーナー 東京おひさまベリー
28日は前日の呼びかけとなってしまいましたが、イチゴのオーナー様方と一緒に追肥作業を行いました。
まず、カラス除けの防鳥糸と支柱の撤去。周辺と株間の草むしり。そして、苗の脇にクワで溝を掘り肥料をまいて埋め戻しました。

これで、2月の2回目の追肥まではクワを使うような作業はありませんが枯葉取りや結実しない実の除去などを行います。取り除くことが病気の予防にもなります。2回目の追肥を終えたら3月に通常は黒マルチを張ります。乾燥や雨の泥はねを防ぐためですが、我が家はワラがあるのでワラを敷きワラマルチにしようと思っています。これもひと手間ですが、また作業手伝いよろしくお願いいたします。

11月が暖かい日も多かったせいか、イチゴの花が一つ咲いていました。露地栽培の逞しく育つイチゴ収穫まであと6か月。



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イチゴの管理作業があります

2020年11月27日 | イチゴのオーナー 東京おひさまベリー
先日、イチゴがランナー(脇芽)を伸ばし始めたので切りました。栄養分が分散しないように、実のなる株に栄養が蓄えられるようにします。
定植してから約1カ月半ほどがたちすっかり地面に定着しました。畑に来るいたずらカラスに株を抜かれたり、持ち去られたり・・・。どうやらそのイタズラ時期も乗り越えた感じです。ぼちぼち、カラス対策の防鳥糸は外しましょうか。
肥料の注文の関係で、定植後の1回目の追肥作業が半月ほど遅れてしまいましたが行いたいと思います。急で申し訳ないですが、明日28日(土)10時から1時間ほど(人数が多ければ30分もかからないかも)作業をしたいと思います。畑に集合です、オーナー様は自由参加ですので御都合付く方はぜひお越しください。クワを使ってイチゴの畝に溝を掘り、NK化成2号を施肥します。

作業用手袋をご準備ください。あと、周辺に雑草が生えている場合は草むしりもよろしくお願いいいたします。

※クリスマスリース作りとじゃが芋掘りの募集をしております。興味のある方は前回のブログをご覧ください。
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クリスマスリース作りと秋じゃがいも堀り

2020年11月23日 | 自然の恵みを楽しむ会
今年は冬になろうとしているこの時期、異常に暖かいです。しかも雨が降らない・・・。スナックエンドウや絹さやは土が乾きすぎて発芽する気配がない…困りました。

12月に入ると寒くなり梅やキウイは休眠期に入ります。この時期に剪定作業を行い今年実が付いた枝・古い枝を切り落します。そして、日があたり風通しが良くスッキリした枝ぶりにします。

本日はキウイ収穫。例年になく少ない(笑)なぜなら、昨年は忙しくてキウイの剪定に手が回らず放置してしまったからです。今年はちゃんとお手入れする事を誓い、その剪定した枝を利用してクリスマスリースのベースにしようと講座を企画する次第です。別途の収穫体験のセットの内容はで8月の終わりに植え付けした「秋じゃが2株」「カリフラワーまたはブロッコリー1個」「4種類のサラダセット」「精米したてのうるちの新米2キロ」。
クリスマスリースの飾りに使用するのは、ヒイラギ・ラムズイヤー・センリョウ・松ぼっくりなど。我が家の周辺で調達できるモノ。出来るだけ自然物で仕上げることにこだわります。それは、必要なくなった時に土にかえるモノ・・・。今年は是非手作りのクリスマスリースに挑戦してみませんか!

●日時 11月29日(日)13時集合 15時ごろ解散 ※雨天の場合は中止 開催の判断に迷う時はブログに朝6時頃掲載
●参加費 お1人2,000円 (入園・リース製作して一つ持ち帰り・収穫体験指導費) 同伴・見学は500円(入園・参加の方のリース作りのサポート)
別途 2,500円 収穫体験セット(秋じゃがい2株、カリフラワーまたはブロッコリー、サラダセット、新米2キロ)
●持ち物 収穫物を入れるビニール袋3枚くらい、リースを入れる紙袋・作業用手袋、汚れても良い服と靴・長靴 など
●申込み メールで、ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
①代表者氏名 ②参加人数と同伴者人数 ③希望する収穫体験セット ④駐車場利用の有無
※リース作りは限定10名

当日の流れ 13時集合 ヒイラギなどリースの材料集め リース制作 14時 畑に移動 収穫体験 15時ごろ解散




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中学生、職場訪問

2020年11月20日 | 農業視察
今年は近隣の中学生たちの職場体験が中止になり、職場訪問という形で農園を案内しました。
介護施設や図書館、郵便局や飲食店などこの機会がなければ体験できない職場が多く子どもたちにとっても残念だと思います。
職場体験の機会が無ければ生涯無縁の職業も沢山あるはずです。中学生は将来の可能性が無限にあるし、その中のちょっとでも自分たちが見た分野が引っかかってくれるのならば職場体験や訪問の意味は大きいです。小学校までは「○○堀り」など農業体験活動が比較的多いのですが、中学生からはグッと無くなるのが現状です。高校生・大学生となるとその分野でないとまず農業体験はやらないようです。成長期と食べ盛りでもあり身近に「食」に興味を持ってもらいたい時期でもあり、また将来家庭を持った時に自分の子どもたちに緑を残したい・自然体験をさせたいと思ってもらえるように自然を身近に感じてもらいたいと思うのですが。自然体験から得るたくましさ、たったの半日でも子どもたちから感じる事も多いです。たくましい子、増えて欲しいな・・・。

中学生たちを見送ってからの帰り道、裏山の紅葉が夕日の照らされてキレイでした。季節外れの暖かさで夕方はカエル、夜は「秋の虫」が鳴いていました。異常気象をもたらす農作物への影響も心配なところです。

22日、収穫体験イベントの詳細は12日のブログに掲載。コロナ感染対策をしながら行います。
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焼き芋イベントの様子

2020年11月17日 | 自然の恵みを楽しむ会
さつま芋の季節は、ピザ窯で焼き芋イベントを開催。自分たちでさつま芋をアルミホイルに包む準備をして、枝拾いをした後に枝を窯にくべたりと食べる準備を一緒にします。炎を見て、怖がっていた子も段々と枝を窯に入れることが出来ました。最近の子は火を見る機会がなく(家庭内もキッチンはIHの場合が多いですね)、最初は怖がるのは普通の事です。安全に延焼ややけどをしないように注意を払い、火についてただ恐れるのではなく接する機会はもった方が良いとは思います。マッチが良い例で、火のつけ方を知らない子どもがほとんど。自分の方に向けてマッチを擦れば危険ですし、あわてて棒を放してしまうのも危ない。火をつける道具がどのようなものかを知り体験するれば火遊びはまずしないでしょう。火に慣れてくれば、距離感や扱いがわかりキケンなことはありません。危ないから「させない・やらせない」は時に経験のチャンスを奪う事も…。我が家では危険・危ないがあえて使わせる「鎌」も、子どもたちは緊張感をもって真剣に使用します。どれくらい「切れるか」の(野菜の茎をスパスパ切る様子を見せる)実演があってこそで、あんなに切れるから人に向けないことや使用後の管理に気を付ける事を学ぶと思います。

11月22日も焼き芋をしますが、野菜収穫セットに新米が付く都合でかまどご飯炊きも行います。1人1個のお味見程度になりますが子どもたちも、自分でおにぎりを握りましょう。家の前の田んぼを見ながら、裏山の紅葉を見ながら…只今、ケヤキの葉がヒラヒラ沢山舞い落ちる素敵な瞬間があります。秋を感じてください。詳細はひとつ前のブログに掲載しております。ご参加お待ちしております。

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第3弾 秋野菜の収穫体験・焼き芋を食べよう!~新米かまどご飯の試食付き~

2020年11月12日 | 自然の恵みを楽しむ会
※11月15日のイベントもまだ募集中です。お申込みお待ちしております。

昨日は稲刈り後の田んぼの耕耘作業。大型トラクターは不慣れのため、畦の移動もスムーズに行かず手こずりながらも午前中に終わらせました。
やらなきゃな・・・と思いながらもやらなかった秋の仕事を一つ片付け。本日もさつま芋をすべて掘り上げる仕事を片付け、裏山の南面の貯蔵穴に20株ほど収めました。土の中は温度が一定で温かく、我が家では寒さに弱い里芋とさつま芋は土の中で春を越します。春先の種イモ利用だったり、土から出しては食用で。ここでも籾殻とワラの出番でさつま芋などに覆うように使用します。さつま芋を持ち運ぶときもツルを束ねるのもワラ。万能資材!12月にはワラを使用してお正月リースを作る予定です。お楽しみに。

22日は連休の半ば。午後からの開催です。秋の空の下、のんびり・ゆっくりお過ごしください。ピザ窯で焼く、焼き芋はホクホク甘くて美味しい!

●日時 11月22日(日) 13時集合 15時ごろ解散 雨天中止 ※開催の判断に迷う時は当日あさ6時頃ブログに掲載、ご覧の上お越しください。
●参加費 お1人1,500円(2才から、同伴者も含む) 入園料・収穫体験指導費用・焼き芋代・ハーブティ付き
●収穫体験セット 2,500円 内容(里芋1株、八ツ頭1株、精米したての新米「きぬひかり」2キロ、サラダセット、レモングラス )
●持ち物 作業用手袋・収穫物を入れるビニール袋3枚ほど、汚れても良い服装・靴または長靴、敷物、おにぎりを握る時に使用するハンドタオル など
●申込み  メールで受付 ①代表者名前 ②参加人数 ③収穫体験セット数 ④連絡の取れる電話番号 ⑤駐車場利用の有無

【当日の流れ】13時集合 裏山に枝拾いと焼き芋の準備 窯に焚き木をくべます・かまどご飯の準備
       13時30分ごろ 畑に移動・収穫体験 ・田んぼでレモングラスの収穫
       14時30分ごろ 庭に戻り焼き芋とハーブティ、かまどご飯の試食
       15時ごろ 解散 
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秋の収穫体験と焼き芋を食べよう! 里芋・八ツ頭他

2020年11月06日 | 自然の恵みを楽しむ会
空を見上げるとウロコ雲。午後からは日差しが出てきました。
この数カ月、週に3~4日午前中だけボランティアさんに畑を手伝っていただいています。一緒に草むしりをしたり、種まきや・追肥・寒冷紗をかけたり。一人だと畑の端を行ったり来たり、その回数も減ります。ボランティアさんの来ない日は機械を使用したりと刈り払い機やトラクター耕耘など1人仕事。本日も田んぼの稲刈りの後の耕耘をトラクターでやろうかな・・・と思いながらも気が乗らず。ブルーベリーの太い剪定枝の薪作りも、電気のこぎりを用意したものの取り掛からず。結局、白菜やブロッコリーの寒冷紗を外したり白菜についている虫取りをしていました。「ひえーっつ」と葉の隙間から引っ張り出しては捕殺。寒冷紗をかけていたから油断していました・・・。季節が変わる前にやらなくてはいけない事、やり終えなくてならな作業、色々あります。霜が降る前に、里芋と八ツ頭の来年の種イモは穴に貯蔵します。裏山は落ち葉が落ち始める前に落ち葉掃きの作業がしやすいように下草刈りをします。秋の作業は一人では捗らない作業なので、ボランティアさんに力を借りようと思います。

雑木林に囲まれた里山の我が家の農業は作物を生産するだけの役割でなく、景観保持・環境保全・食農教育・高齢者の活動の場・農に親しみ癒しの場でありたいと思っています。本日、畑に訪れた方が「この場所は縄文時代から変わらないのよ」と空を眺めながら言いました。宅地化されるまたは宅地の迫った農地が多い東京の農業。農地からはほとんど宅地が見えず、雑木林に囲まれた高台の農地は今なお作業中に石器にあたるくらい縄文土器が多数出土された場所です。昔から人が住む豊かな土と環境で今なお農業をその場所で続けていることに、この先もこの場所は土のある農地・緑豊かな場所であって欲しいです。

まだ、畑には里芋と八ツ頭が育っています。10組限定で15日(日)も収穫体験を行います。ご参加お待ちしております。
●日時 11月15日(日) 10時集合 11時半ごろ解散 雨天中止 ※開催の判断に迷う時は当日あさ6時頃ブログに掲載、ご覧の上お越しください。
●参加費 お1人1,500円(2才から、同伴者も含む) 入園料・収穫体験指導費用・焼き芋代・ハーブティ付き
●収穫体験セット 2,500円 内容(里芋1株、八ツ頭1株、レタス1株・白菜1株・小松菜1束、レモングラス …作物の生育によって白菜・レタスがブロッコリー・カリフラワーに変更になることがあります)
●持ち物 作業用手袋・収穫物を入れるビニール袋3枚ほど、汚れても良い服装・靴または長靴、敷物など
●申込み  メールで受付 ①代表者名前 ②参加人数 ③収穫体験セット数 ④連絡の取れる電話番号 ⑤駐車場利用の有無

【当日の流れ】10時集合 裏山に枝拾いと焼き芋の準備 窯に焚き木をくべます
       10時30分ごろ 畑に移動・5~6種類収穫体験 
       11時15分ごろ 庭に戻り焼き芋とハーブティ
       11時30分ごろ 解散 ※解散後1時間 庭や田んぼでお弁当を食べることが出来ます。自由にお過ごしください。

※写真の井戸は、最近水が組みあがらない不調状態でした。「井戸が枯れたか?」と原因が分からなかったのですが、先日部品交換で井戸は快調!その部品は木で出来ているため劣化が原因でした。泥のついた野菜は、基本排水の泥つまりを考えて井戸で洗います。子どもたちに人気の設備です!
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新米のお味は?

2020年11月04日 | 自然の恵みを楽しむ会
3日も天候に恵まれ野外活動日和。
かまどにみんなで焚き木(ブルーベリーの剪定枝を折りました)を仕込んで、畑へ移動します。
里芋・カブ・ラディッシュ・リーフレタス・ルッコラ・カキ・スダチを収穫しました。
子どもたちは積極的に収穫。里芋も持ち帰ってからお料理しやすいように根っこも全てとるのも子どもたちの作業です。

収穫が終わり、庭に戻ると土鍋で新米を炊く体験です。燃料は牛乳パックを1センチ幅に切ったもの、自分たちで炊きあがるまでくべ続けます。
蒸らしの時間を含め30分ほどで炊きあがりました。火が消えないようにタイミングよく、そして根気よく行う作業ですが楽しんでいましたね。

カブの浅漬けとかまどご飯のおにぎりが昼食です。カブを刻んだり、ビニールに入れてもみもみするのも子どもたちの仕事。採れたてのカブは甘くカブの味が濃いのが分かりましたか?
大きめなおにぎりを2個食べて、終了です。

普段ゲームに夢中の子どもたちを連れてきた参加者の方から、「土がふかふか雪みたい」「土って味がしないんだ」「焚き火は楽しかった、けど難しい」など子どもたちの感想をいただきました。畑にいる時も「これ、食べてみな!」と私がルッコラ・わさびなの葉っぱをちぎってその場で食べさせたら、嫌がらず口に入れもぐもぐ。飽きずに火のそばで、ずっとご飯炊き。日常では出来ないこと、いつかどこかで役に立つこと、初めてやる事、何でも挑戦。野外活動の楽しさや面白さにひとときでも感じてもらえたならば嬉しいです。

ブロッコリーやカリフラワーの生育を見ながら、14日または15日に収穫体験と焼き芋のイベントを行う予定です。明日畑で様子を見て、決めましょう!だんだん寒くなり生育はゆっくり気味。まだちょうちょが飛ぶくらい日中気温が高い日もあります。害虫対策の寒冷紗を外すか迷います・・・。
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