石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

小雨のじゃがいも堀りとカレー作り

2019年06月29日 | 体験講座
小雨の中、都内からの団体さまが春に植え付けしたじゃがいもを掘りに来ました。小雨の畑活動は本来は土が踏みかたまるのでやりたくないのですが、どうしても日程調整が出来ず・・・。大きな屋根があるからカレー作りから食べるときは濡れずに。こんな万全でない日も子どもたちの記憶に残るモノです。霧雨で濡れるほどでもなく気持ちが良い気候。
今日は掘るだけでなく、自分たちで農園の野菜を刻んだりかまどご飯の準備をしたりお昼のカレー作りにも参加。
ジャガイモ・ニンジン・玉ねぎ・ズッキーニ・ヤングコーンは全て畑の野菜。トッピングのインゲンを入れると6種の野菜カレー。

じゃがいも堀りの最中に「半分のじゃがいもがある!」と不思議そう。春の植え付けした時の種イモだと説明し、養分を葉や子いもに供給しつくし軽くなってしまったことに驚いた様子。土から出てしまった青いももソラニンという毒素があることも伝えました。小雨の中、泥んこも気にしないで夢中で掘っていました。

畑から戻ると、カレーは大鍋でグツグツと美味しいそう。かまどご飯もカレーも普段食の細い子がお替りするほど盛況でした。「嫌だから」とインゲンのトッピングを拒否した子も完食。野菜嫌いな子どもたちの野菜が食べれる瞬間を見るのはとても嬉しいこと。畑で野菜が実る様子も、だからこそ見せたいのです!

≪夏野菜の試食会≫7月6日(土)野菜の試食会をします。内容は確定ではありませんが、インゲン・じゃがいも・枝豆・ルバーブ・ブルーベリー・キュウリ・トマトなど。今畑で収穫できる旬の野菜を、一緒に調理に参加していただきながら行います。試食の後は収穫体験です。詳細は2つ前のブログに記載。

今日のカレーがとても美味しかったから、数年ぶりカレー作りの復活です。
≪夏野菜カレーとサバイバル缶でご飯を炊こう≫
●7月14日(日)10時集合12時30分ごろ解散 雨天中止~天気の判断に迷う時は当日朝6時頃ブログで開催判断を告知します
●参加費 1人2,000円2歳から(入園・サバイバル缶でのごはんとカレー代他)未就学児と小学校低学年のお子様は保護者と一緒にサバ缶でのご飯炊きになります。その1人分のご飯はかまどご飯をご用意します。
●持ち物 軍手・ハサミ・お皿・スプーン・飲み物・収穫物を入れるビニール袋
●申込み 7月12日(金)お昼までメールで。①氏名②参加人数(サバ缶をやる人の内訳)③駐車場の利用の有無(有料500円)

災害時にも役に立つアルミ缶と牛乳パックでご飯を炊く方法です。じっくりご飯炊きに向き合うサバ缶にぜひ挑戦してください。
当日の進行(予定)
・野菜を切る
・アルミ缶の切込み作業
・牛乳パックを切る
・サバ缶でのご飯炊き(30分くらい)
・蒸らしている間に畑見学(タイミングが良ければ別途でトウモロコシ・枝豆収穫体験)
・カレーのランチ


~じゃがいものオーナー様~ 7月6日(土)または7日(日)じゃがいも堀りにお越しください。時間は両日とも午前中にお願いいたします。持ち物は軍手とビニール袋5・6枚です。
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新じゃが収穫

2019年06月22日 | 畑から
来週末のじゃがいも堀りの受け入れを前に、我が家で新じゃがお試し掘り。お肌もきれいなじゃがいもが出てきました!
今年はじゃがいもに付く「テントウムシだまし」がほとんど見かけませんでした。だから葉っぱも良く茂り実に栄養が届いたのでしょうか。
圧力鍋で蒸かしていただきました。ホクホクで美味しく子どもたちも沢山食べました。

もともと、我が家は最低限の農薬しか使用していませんが害虫も見つけたら捕殺するという原始的な作業も地道に続けて虫が少なくなったのならば有難い・・・。その年の気温や気候に左右されるのですが。なぜ農薬を使用するのかは広い畑で効率よく作物を育てるためです。我が家のような家庭菜園より大きく市場出荷するほど沢山栽培しない農家ならではで、農薬使用するくらいなら時間をかけても害虫の駆除を目視・捕殺しようとなります。市場出荷しないから見た目よりも無農薬栽培で。でも、害虫は対処できても菌で増える病気は薬に頼らないといけない時もあります。どの農家も適切に使用していますので、農薬が良くない・イケナイというお考えをお持ちの方はぜひ畑にお越しください。除草剤を使用しない草むしり、農薬を使用しない枝豆につくカメムシ捕獲。お手伝いお願いいたします。




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夏の予定 第1弾

2019年06月20日 | 畑から
≪ラベンダースティック講習会と早生ブルーベリー摘み≫
ラベンダーの香りに癒されましょう。
●日時 6月30日(日)10時集合 12時ごろ解散 ※雨天中止
●参加費 お1人2,500円 (ラベンダースティック1本製作・約300gブルーベリーお土産付)見学同伴は500円
●申込み 28日お昼までメールで。①名前②人数(参加者の内訳)③駐車場利用の有無

≪夏野菜の試食会≫
夏野菜が色々と畑で実る時期になりました!野菜の説明を聞きながら野菜の花や実を見ましょう.野菜が好きになるきっかけになるかな。
●日時7月6日(土)10時集合 12時ごろ解散 ※雨天翌日で7日の日曜日開催
●参加費 お1人1,500円 (2歳以上)入園料・試食付き
●持ち物 お皿・おはし・野菜を持ち帰るビニール袋・水筒・汚れても良い足元・軍手 他
●収穫できる野菜~じゃがいも堀り1区画4株 1,000円 ※家族単位でお申し込みください
         人参 4本150円
タイミングが良ければ・・・気温や天候によりますので確約できずでごめんなさい!
        枝豆4株セット 1,000円 
        トウモロコシ4本セット 1,000円
●申込み 7月4日(木)までメールで。①名前②人数(参加者の内訳)③駐車場利用の有無④じゃがいもの希望区画数

※申し込み多数の場合はお断りすることがあります。

夏の予定 第2弾
7月14日(日)≪夏野菜カレーとサバイバル缶でご飯炊き!≫
7月後半 ≪流しそうめんとブルーベリー摘み≫
8月前半≪かかし作り≫
確定しましたらブログに掲載いたします。




 


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田植え後2週間

2019年06月14日 | 田んぼ・お米作り講座
田んぼには多い時で4羽のカモが来ます。4羽もいるので、飛来するときの着水時の苗が・・・・。浮き苗や折られているので遠くから見ていると物悲しいです。でも、苗も根がはり活着すればカモが雑草駆除の役にも立ちます。
野鳥と農業の共存といえば・・・先日もムクドリの50羽以上の大群が色づき始めた早生のブルーベリーをすべて食べてしまいました。食べられてからでは遅いのですが、急きょ防ちょうネット張りをしました。農園のボランティアさんや利用者さん、たまたま畑に収穫作業に来ていた2人も手伝いをしてくださり1時間ほどで完了。総勢8名、都市農業ならではで声をかけると助けて下さる方が身近にいる事に本当に感謝です。
昨日はネットの外を飛ぶムクドリの声を聞きながらブルーベリーの畑の草むしり。

今朝は上手に鳴くウグイスの声を聞きました。

6月中旬。今年はどんな夏になるのでしょうか。
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我が家の田植え 終了

2019年06月03日 | 田んぼ・お米作り講座
今年の田んぼの作業はずいぶん長いことかかってしまった印象。自分の感じ方だと思うのですが、色々改善点反省点もあり来年へ向け生かしていきたいです。
今日は乗用の3条植えの田植え機出動!ボランティアさんと義兄の二人でお昼ごろには2枚の田んぼを植え終わりました。また土曜日の体験をしていただいた田んぼは根が付かず浮いている『浮き苗』や、かけてしまった箇所を補植しました。
普段家の前を通るご近所の方が今年はご縁があり補植のお手伝いをしてくださり助かりました。我が家は道路に面した田んぼで、この時期は足を止めて田んぼの様子や作業の様子を見る方が大変多いです。気のせいかバスもゆっくり走っているような・・・田植えの風景はもはや珍しい風景の様です。年配の方には懐かしい風景であり、子どもたちにとっては未知の風景。

田植え作業が終わり、一安心。これから梅雨の時期、恵みの雨でグングン育つことを願います。
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田植え いかがでしたか?

2019年06月02日 | 田んぼ・お米作り講座
時々薄曇りで柔らかい日差し、田植えの体験に適した日。日差しが強いと、水面の日差しが結構まぶしく日焼けもするのです。

田植え開始になると「キャー」と子どもたちの悲鳴が・・・。どろっと・ぬるっと冷たいような生暖かいような初めての感触にでた声なのでしょう(笑)慣れるとみんな普通に、田んぼで田植えに夢中になります。ガイドラインの紐の目印に、足並みそろえて苗を植えます。大人に交じり、体験でありますが苗はこのまま稲刈りまで育つのでちゃんとした田植え仕事なのです。

赤ちゃんを胸に抱えて田植えをする若いママ、隣に並ぶ小さな娘ちゃんのため体を張ってとても偉いなと思いました。お母さんが泥で汚れるのを嫌がる姿をみると、子どもは「汚れ嫌いの連鎖」で泥遊びなどを嫌がる傾向があります。虫も一緒です。我が家に来るお母さん方は皆さん、あえて虫を嫌がらないようにしています。普段の環境に比べたら虫の沢山いる環境です。虫と触れ合いをさせたいと子どもたちを連れてくる親心・・・虫好きなお母さんもいますが「子どものため」といって一緒にカブトムシの幼虫を触ったりと。子育てを頑張っているお母さん・お父さんたちが沢山参加してくださる「お米つくり講座」だと感じました。

苗の根が定着すると、苗はグングン伸び始めます。水の管理も日課になります。しばらくすれば水面にたなびく稲の葉の風景が見れ、また良いものです。

田植えをしてから次の講座は秋の「稲刈り」になりますが、補講でお米の花が咲く8月上旬に「かかし作り講座」を行う予定です。普段のイベント参加の時も田んぼの様子は見ることができますので、機会を作っていただけたらと思います。
ぜひ収穫までの途中の段階を見ていただきたいと思います。

「お米つくり講座」第1回田植え ご参加ありがとうございました!
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