石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

ジャガイモオーナー 募集

2020年02月26日 | 体験講座
今年は作業をしていて感じるのは「春」が早いという事です。おとといの裏山の落ち葉掃き作業の時に南斜面に咲くすみれを見つけました。1月はブルーベリーの剪定を凍えながらやるのが普通でしたが、今年はそのような日はほとんどなく。2月だというのに、スナックエンドウは地べたを這うくらい伸びて支えの準備をしないと!この先の種まきも例年通りで大丈夫かと心配になります。

今年もジャガイモのオーナーを募集します。3品種(とうや・キタアカリ・アンデス を予定)10株を各自で植え付けし、その後1か月後に土寄せ、7月に収穫していただきます。本格的農具のクワを使って作業します。途中の生育を見て、じゃがいもがどのように植えられ育つのか成長を楽しみながら「じゃがいもの育て方」を知ってください!

●植え付け日 3月14日(土)10時~11時半ごろまで 終了後1時間はお弁当など畑でお食べるのは自由です 
※雨天の場合は翌日 開催判断に迷う時はブログに掲載します!
●1区画 10株 5,000円(個人または家族)
●草むしりと土寄せ(自由参加)5月上旬予定 ブログに掲載
●収穫 7月11日(土)雨天翌日 10時集合

申込みはブログで受付。①代表者お名前 ②参加人数 ③連絡先住所 ※駐車場利用の方はお申し出ください。

※石坂ファームハウスの農作業(草むしり)お手伝いもお願いすることもあるかもしれません、その時はお時間ある方はどうぞよろしくお願いいたします。

※お味噌つくりはコロナウイルスの感染予防を配慮して中止にいたしました。
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認定農業者 認定書交付

2020年02月13日 | 畑から
今日は日野市役所で認定農業者と認定新規就農者の認定書の交付式がありました。
農業経営改善計画書を提出、現状より良い経営を5年後に行えるように経営内容を見直し新たな目標を掲げます。

出荷量を増やす、取引先を増やす・・・など出荷農家でない我が家は、農園に足を運んでいただき畑・田んぼ・里山のある農の風景を維持しながら、より多くの都市住民の方に農業体験を通して「農業」を知り・理解していただくことが目標とないます。そのためには宣伝広告が欠かせないのですが、やたら情報をバラまくのではなく来園した方からの口コミによって来てくれる方が増える方がいいなと。そのような地道な方法は経営改善計画には書けませんが・・・。ホームページとこのブログでの発信にしておきます。
年間労働時間も5年後には減らすことが目標になっています。所得を増やして労働時間を減らすという事は、いかに効率よく稼がないといけないのです。
しかし我が家は現状維持で手一杯。畑で野菜を栽培するだけをやっていれば良いわけでなく、畑周辺や裏山の雑木の手入れや竹の管理もあり。田んぼが始まれば田の水と用水の取り口から排水迄気を回し、とにかくやること沢山です。

私が舵取りの農業も3年目。少しは時間の余裕が出来る時もあります。夏場の3週間に1回の4時間かかる畦の草刈りは大変ですが「石坂さんの田んぼの畦はいつもきれいに刈られているね。」は嬉しいほめ言葉。農の風景はプライスレスですが見られていることを意識して維持することも仕事の一つです。

認定農業者の名に恥じないよう頑張ります!

※お味噌つくり、まだ募集中です。数日前のブログに詳細は記載中。
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初午について

2020年02月11日 | 生活
2月9日が今年の初午の日でした。日々干支を意識することはないのですが、この時だけは別。節分が終わると最初の午の日が初午になります。我が家では裏山に祀られているお稲荷さんに「お赤飯・油揚げ・お酒」をあげました。
気になっていた初参加の氏子としての初午行事。1年に1回なのでまず、お掃除をして狐様やそのほこらをきれいにします。ゴザをひいて台の上に、稲荷揚げとお酒、お赤飯を並べました。
このお稲荷さんはこの近辺にあった3か所のものを一つにしたもので、宅地開発や学校建設などの事情で動かされた様です。
氏子さんたちとお参りをして、甘酒をいただきました。

以前は神主さんを呼んでいたそうですが、今は氏子さんたちだけで行います。

簡素化したりしても、続けていくべき祭事だと思います。ずっと昔から、昔の人が続けてきた事。行事の度に地域の人が協力して行い顔を合わせることも目的だったのかも。地域の伝統を次世代につなげることは大切な事です。


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麦味噌つくり

2020年02月06日 | 田んぼ・お米作り講座
麦麹の麦みそ作りをします。
「お米は普段食べているでしょう、だから麦麹のお味噌を作り麦を摂取するのよ。」と母。
大豆は栽培していないので、国産モノを仕入れます。麦麹は山梨の麹やさんから購入。
お味噌つくりは3日かかります。まず大豆を一晩水に浸けます。そして2日目はに我が家で昔から使用している大豆を煮る大鍋でグツグツ8時間ほどゆっくり煮ます。圧力鍋などガスの火と違って、時間をかけて煮るためお豆はふっくらしています。硬さは小指と親指で大豆を潰せるくらいの柔らかさがちょうどよいのです。一晩かけてゆっくり冷まします。
3日目、講習日当日には皆さんと大豆を機械で潰し、塩と麹を混ぜて味噌玉作り。お持ち帰りしていただいたお味噌は、各家庭で熟成するのを待ちお召し上がりください。手作りのお味噌は市販品にはない深い味があります。ぜひお試しください。

●3月1日(日)10時集合12時ごろ解散 ※雨天決行 
●参加費  5,000円(2㎏持ち帰り) 同伴見学 2才から 1,500円(持ち帰りなし)~お味噌の試食とおやつ付き
●持ち物 マスク・三角巾・フキン・持ち帰り2キロのお味噌が入る容器
※朝食に納豆を食べないでください。納豆菌と麹菌が混ざらないようにするためです。香りのうつりやすい香水やハンドクリームも厳禁です!
●定員10名 
●申込み メールで①代表者氏名 ②参加人数 (内訳) ③駐車場利用の有無
 
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節分・立春・初午

2020年02月05日 | 生活
3日は節分。イワシの頭をヒイラギに刺して玄関に飾り、煎った大豆を升に入れて豆まきをしました。
今年は冬らしくない、暖冬の年です。先週、庭でフキノトウを見つけました。
4日は立春。暦の上では春です。例年ならブルーベリーの剪定作業も寒すぎてやってられないっ!!という日もあるのですが、薄着で汗をかきながらの作業です。今日はテントウムシを数匹見かけ、空に飛んでいくものもいました。裏山のミツバチたちもどこかに咲いている花の花粉を忙しく運んでいます。
9日は初午。初午はあまり馴染みのない行事かもしれませんが、お稲荷様のお祭りの日です。節分を過ぎて最初の午の日に行い、お稲荷さまにお赤飯とお酒と油揚げを備えます。豊作を祈願するため我が家も裏山にあるお稲荷様にお供え物をします。

父に代わって地域の神社の氏子として関わるようになりました。9日は初午の集まりがあります。「神社だけど初午?」行ってみれば分かることでしょう。
昨年は百草八幡神社にて秋祭り、元旦祭と神主様に祈祷していただき、父任せで何も知らず・・・地域の氏子たちで神社を支え守り、このようなことが行われていたのかとプチカルチャーショック。年々、氏子さんたちの高齢化や世代交代で人数が減っているという事も知りました。また、年間の行事も多く祭事の前には掃除や草刈りなど準備もあります。このようなことを、地元に昔から住む商人や農家が担い神社があるのだという事に地域のつながりや伝統のようなものは後世につないでいかないと絶えてしまうという危機感もあります。

「境内の大きな木が倒れそうです。他にも数本あるから伐採するのに50万近くかかります。費用は市は財政難だから出ないから、氏子さんご寄付お願いします。」・・・氏子さんが減ってしまう問題も多そうです。
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