田んぼの様子 1

　田植えから3週間が過ぎました。みなさんで植えた苗はしっかり田んぼに根を張りました。この日もカモが２羽来ていて、畦道で休憩中の様子。この時期ならカモが苗の間を泳いでも、問題なしです。上手いこと隙間をぬって泳ぐ姿はなかなか風情があります。
　
　梅雨時期は水の管理も重要で、天気予報で大雨が降りそうなら田んぼに入る水を少なくします。また晴天の日は田んぼの水が蒸発してしまうので水は多めに入れます。２４時間・日々管理なのです。

田植え初体験

梅雨の晴れ間、6月7日に田植えを行いました。ほとんどの方が田植え初体験。苗の成長や植え方の説明の後、田んぼへ移動。裸足で田んぼに入ると子どもたちの「キャー」と叫び声。ぬるっとひんやりの感触に素直に反応していました。感触になれると汚れも気にせず、苗を植えながらおたまじゃくしやカエルを捕まえる余裕も・・・。子どもも大人も一緒に田植え作業、体を動かさないとお米は出来ないのです。食べものはスーパーで生産されるのではなく、田んぼや畑から出来ることを少しでも実感できたでしょうか。次回の観察会、楽しみにお待ちください。

ブルーベリー

ブルーベリーの実のもだいぶ大きくなりました。春先のミツバチたちの活躍で受粉が良くされて実も大きくなるのです。先日、我が家のブルーベリー畑の蜂蜜を食べました。なめらかで柔らかい味、とても美味しかった！梅雨が明けたらブルーベリーの収穫開始です。今からとても待ち遠しいです。

夏野菜の様子

6/1畑の様子　　
石坂ファームハウスでは少量多品目の野菜や果物を育てています。市場出荷はしていないので外見にはこだわらず、裏山の雑木林の落葉の堆肥をたくさん使って育てます。害虫にすっかり食べられては元も子もありませんので、最低限の農薬、そして化学肥料も有機肥料を混ぜているので最低限しか使わないようにしています。
庭先販売で春先から夏の終わりまで野菜を販売しています。すでにキャベツやエンドウ・かぶが収穫終了。今はきゅうりが採れはじめました。スーパーでは一年中、同じ野菜が売られていて「旬」が分かりにくくなっていますが、ここでは「旬」のものしかありません。露地野菜は太陽の光をたくさん浴びて栄養価もハウスのものより高いです。味も違いますので、ぜひ皆さんも近くの農家の庭先販売を利用してください。東京都の農業自給率は1％、全国で最低自給率だそうです。

田植え

5/31　雨が止むのを待っていましたが・・・田植え決行！
我が家では二条植えの歩行田植え機で植えますが、足元を取られないように気をつけながらまっすぐに操縦するのが大変です。地方の大きな田んぼでは4条・6条植えの乗用田植え機であっという間に植えてしまいます。機械の入らない四隅は稲刈りの機械の動線も考えながら手植えします。ところで田植えと言うと水の張った田んぼに植える様子を思い浮かべるでしょうが、実は違います。事前に水を抜いて適度にぬかるんでいる状態で行います。全部植え終えてから再び水を張るのです。

代かき

5/30　水の張った田んぼをトラクターで耕します。

伸びたかな？

5/27　苗は青々と成長して、およそ15ｃｍ位に伸びました。いよいよそれぞれの田んぼに植えられる大きさになりました。もち米とうるちが混ざらないように、気をつけます。