石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

秋じゃが収穫体験と収穫のお手伝い

2019年11月29日 | 自然の恵みを楽しむ会
今年は秋じゃがいもを植えてみました。夏収穫するじゃがいもは3月に定植して7月に収穫します。秋のじゃがいもは8月末に植えて葉が枯れ始めた11月末の今収穫になります。品種は「デジマ」と「ニシユタカ」です。
寒さが迫り、霜が降る前に収穫しないといけません。あまり畑に放置も出来ず・・・この1週間近い長雨のせいで仕事も進まず。
今回は参加の皆様に我が家のじゃがいも収穫分もお手伝いしていただけたらと思います。他にも農作業のお願いするかも・・・お願いいたします。
自宅の裏山も落ち葉がヒラヒラと、冬の景色になってきました。季節の変化もお楽しみください。

●日時 12月1日(日)10時集合11時半ごろ終了  13時までお庭でお昼を食べてお過ごしください。※雨天中止
●参加費 1人1500円 2歳から (入園・じゃがいも1株と八頭1株を収穫していただきお土産になります・蒸かしイモのおやつ)
●持ち物 汚れても良い服装・足元・作業用手袋・水筒など
●申込み メールにて11月30日21時まで ①代表者名前 ②参加人数 ③駐車場利用の有無

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中学生の職場体験

2019年11月25日 | 体験講座
2日間、中学生6名の職場体験を受け入れました。
1日目
裏山の枝拾い・枝束ね・枝運び・・・落ち葉掃きの前準備、広範囲の枝が拾え片付きました。作業の段取り、意味を教えました。
ブルーベリー畑 草むしり・・・作業が進むことが目に見え達成感を感じる生徒もいました。
ユズの収穫 

2日目 雨
体験農園の種配布用の袋作り・落花生殻むき・焚き付け用枝折 など・・・ポップコーンの粒外しとポップコーンをその場で調理。「もっと食べたい!」と一番大人しかった生徒の声を聞き、嬉しかったです。かまどご飯もみんなお替りして沢山食べてくれました。労働したあとに食べるご飯は体を動かしお腹がすいているから美味しいのですよ。働く事、食べる事は繋がっているのです!

種まきをしたい、クワを使いたいなど希望はあったようですが3時間忙しく農家仕事を体験していただきました。
逆に「こんなことも農家の仕事だったとは」「雨の日も仕事があるのだと知った」との感想。

短い時間ですが地域の仕事や親とも先生とも違う地域の大人と関わりを持ち「仕事とは」を少しでもリアルに体験したと思ってもらえたら嬉しいです。
  
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冬の収穫体験

2019年11月19日 | 自然の恵みを楽しむ会
寒さが増すごとに、農作物の収穫できるものが変わっていきます。サツマイモは寒さに弱い作物なので全て収穫して、泥の中に貯蔵したり発泡スチロールの箱に入れたり。甘くなるのを待ちます・・・・。
里芋も貯蔵して種イモの確保をしたら、予約の分以外は終了。八頭は沢山ありますが、茎を「ずいき」として利用するには霜が降る前に刈り取ります。気温が下がる前、霜が降る前にと作業は追い立てられます。

今日は裏山の雑木林の下草刈りの作業。台風や強風で落ちた枝を拾い、笹はハサミで切って片付けます。一日仕事になってしまいました。でもこの作業がないと、熊手で落ち葉を掃き集めるのに枝が邪魔だったり笹に引っかかったりと余計に大変なのです。何事も作業には段取りがあり、作業一つ一つに意味があることを実感します。

今の時期、畑ではブロッコリー、大根、赤い大根、秋じゃがいも、ニンジン、が「旬」です。一年中お店で売られている野菜には旬があることを忘れがち。露地で太陽の光と寒さ・暑さを感じ自然に育つ野菜は味も濃く栄養価も高いのです。先日の体験の方々に「野菜は皮をむきません!」とご指導させていただきましたが、皮にも栄養がありしかも柔らかいから剥く必要なしです。どうぞ、旬を意識して畑に遊びに来ませんか。米粉のお団子作りも体験しましょう。市販品のお団子と味も触感も違い、お米の味を感じられます。

●11月24日(日)10時集合 12時ごろ解散 雨天中止 ※13時までお庭開放しますのでお弁当をお持ちください。裏山の枝拾いのお手伝い大歓迎です!
●参加費 1人1,500円(2歳から) 入園料・米粉団子作り・大根の試食・ゆずのお土産
●持ち物 お皿・おはし・飲み物・収穫物を入れる袋・汚れても良い服装と足元
●収穫物は別途 大根200円・ブロッコリー200円、八頭500円・ニンジン4本200円・秋じゃがいも2株500円・赤い大根(紅化粧)200円
●申込期限 11月23日お昼まで メールで①代表者名前 ②参加人数 ③駐車場利用の有無
※参加者が5名以下の場合は申し訳ありませんが開催いたしません。お友達をお誘いのしてのご参加お待ちしております。
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グループ体験の受け入れ

2019年11月18日 | 体験講座
17日は10名のグループの受け入れでした。TOMODACHIイニシアチブの方々で在日米国大使館や日本国政府の支援などを受けいている活動グループです。東日本大震災後の復興支援として発足され教育:文化交流・リーダーシップ育成などのプログラムを通して日米の次世代リーダーの育成を目指しているそうです。本日も、農業に関心・意欲を持ち積極的に質問や活動に関わっている姿を見て私たちも異文化コミュニケーションを知ることが出来ました。体験活動の受け入れをしていても、日本人の方は控え目で受け身の方が多いです・・・が、海外から視察の方や本日のTOMODACHIメンバーの方も「これは何?」「スゴイ!」「試していいですか?」という感じで情報や体験を吸収しようとするパワーを感じます。私たちも多くの方に来ていただいたからには、いろいろの事を教えたり伝えたりしたい気持ちをもって接していますのでその反応はすごく嬉しいのでした!

これからに日本の若者に必要なコミュニケーション能力は「対人」だと感じます。ともに野菜収穫をして・調理して・食するわずかな時間ですが野外での開放的な空間も会話が弾むものです。「農」の場が生産だけでなくコミュニケーションを提供する場となることを実感しました。

食後はディスカッションもあり参加者の意見を聞く、貴重な時間もいただけました。私たちが教えるだけでなく逆に教わることも沢山ありました。(ミツロウラップはチャレンジしたいです!)広い視野色々な分野に興味を持ち、体験して、それらを多くの人に伝える彼らのような若者に刺激を受けた一日でした。これからも頑張って!控えめな日本の若者に刺激を与えられるように応援しています!
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さつま芋の貯蔵

2019年11月14日 | 生活
裏山には毎年、里芋とさつま芋を冬越しさせる穴が掘ってあります。今年は「べにはるか」が大量収穫。発泡スチロールの箱にもみ殻を入れて倉庫で年内まで食べきれる分を保存。その他の春先に寒さをあまり感じなくなってから土から掘り出して食べる分は土の穴の中に埋めて貯蔵します。
さつまいもは寒さに弱いので、籾殻とワラと土をかけてさらに雨がたまらないように「トタン板」をかけます。南斜面の裏山は暖かいのです。

畑ではバックホーで1mほどの掘った深い穴に、来年の種イモとなる里芋を貯蔵します。やはり、籾殻とワラは必須。土の中で保存するのは気温に左右されず冬でも一定の温度が保てるからです。昔からの知恵ですね。

さつま芋のべにはるかは、年末頃にはでんぷんが糖に変わりねっとり蜜が出るくらい甘くなります。天気の良い日には縁側に芋を干します。いも羊羹にはお砂糖を使用しますが、べにはるかはそのままでもものすごく甘くて焼いても干しても美味しい!自然の甘みってスゴイです。

16日(土)ご参加お待ちしております。詳細はひとつ前のブログをご覧ください。里芋・ブロッコリーと大根の他にニンジンも収穫できます。秋じゃがも採れそうです。
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自家製の米粉のお団子作りと旬の大根を食べよう!冬野菜収穫体験

2019年11月11日 | 自然の恵みを楽しむ会
寒さが増しても、日に日に育つのを感じる冬野菜。ブロッコリーや大根は毎日見ていても成長が分かります。

今回は農園のお米を使用してお団子作りと野菜の収穫体験です。
裏山で焚き木拾いをして、カマドでこねて丸めたお団子を茹でます。さとう醤油で昔のおやつ風にいただきましょう。
素朴なおやつですが、しっかりお腹にたまるお団子です。
旬の大根も大きくカットして茹でたものに、自家製麦みそ甘だれをつけます。農家ならでは、田舎料理の一品です。
沢山調味料を使った味付けや手の込んだ料理ではない、素朴な味を味わいましょう!
そして畑に移動して収穫体験を行います。冬の始まりの畑の様子をご案内します。「食」と「農」を楽しみましょう。

●日時 11月16日(土)10時集合 12ごろ解散 13時までお庭開放します。お昼を食べてお過ごしください。※雨天中止
●参加費 1人1500円(2歳から)入園・お団子作りと他試食
●持ち物 お皿・おはし・汚れても良い服装・足元、収穫物を入れるビニール袋、水筒 他
●収穫体験 別途  さつま芋 300円 大根200円 ブロッコリー200円 八頭500円 
●参加申し込み 11月15日お昼までメールで ①代表者名前 ②参加人数 ③駐車場利用の有無 

※参加人数が5名に満たない時は催行いたしません。ぜひ、お仲間をお誘いしてご参加ください。
※天候により開催判断に迷う時は当日朝6時半ごろにブログに掲載します。または携帯にご連絡ください。


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籾すり作業

2019年11月10日 | 田んぼ・お米作り講座
稲刈りの後、雨や曇りが多くなかなか乾燥した籾すりをする天気がありませんでした。
11月に入り、やっと天気が続き乾燥した日に籾すりを行う事が出来ました。

籾は籾摺り専用の機械を使用します。籾殻を取り、玄米にして保冷庫で保管します。籾を入れる係り・玄米排出と計測係り・籾殻の処分など分業。お手伝いは多いと本当に助かります。本日も沢山の方にご協力いただきました。

例年に比べ天候は良いとは言えませんでした。コンバインのトラブルもあり収穫量は1割ほど減りました。

その日の夜は新米を美味しくいただきました。食べる時はワクワクします・・・白さとツヤは新米ならでは。今年も新米を食べる事が出来、そして多くの方にお米つくりに関わっていただき感謝していただきました。

籾殻も大事な農業資材。畑で作物の間に敷いて防草効果・肥料として・里芋やさつま芋の保存等に使います。ワラもそうですが、お米つくりには無駄がない!我が家の農業には欠かせなく、稲作と野菜作りの農業をする関係性を保っていかねば。

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玉ねぎ定植

2019年11月01日 | 畑から
9月上旬、来年初夏に収穫する玉ねぎの種をまきました。この時期に畑に定植します。
今年は玉ねぎ専用のちょっとお高い肥料を買いました。この肥料を使うと段階的にコーティングされた肥料が長期に渡り効き、追肥の必要がないそうです。玉ねぎ定植は腰を長時間かがめるので、大変な作業。苗を買わずに種から育て、さらに時間がかかるからこそ、新玉ねぎの収穫は楽しみの一つ。どうぞ巧くいきますように。

そしてスナックエンドも種まき時期です。冬越しするので、あまり大きくせずでも霜など寒さで枯れないように育てます。

※さつま芋がまだまだ掘れます。10月21日のブログをご覧ください。
我が家はワラをさつま芋の肥料に使用しています。そのような農家は少ないはず。お米を作っているからこそ、野菜作りにもワラやモミ・米ぬかをふんだんに使用できるのです。今年の「もみすり」も天気が良く無くてまだ出来ず。4日やっと籾摺り作業が出来そうです。新米が食べられます!
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