石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

籾摺り作業

2008年11月10日 | 田んぼ・お米作り講座
 脱穀したおこめは、まだ籾殻がついている状態です。その籾殻を取り除く作業が籾摺です。籾が取れると「玄米」の状態になります。
 そして、玄米を精米することにより普段私たちが食べている「白いごはん」になるのです。
 お米を作ることで一粒、一粒が大切に思える気持ちが湧いてきます。お米に限らず、食べものを育て食する過程に少しでも携わると、芽生える気持ちだと思います。お米講座に参加してくださった皆さんにも、おもちつきの時に是非そのような気持ちを感じていただけたらと思います。1月まで楽しみにお待ちください!
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脱穀作業

2008年11月10日 | 田んぼ・お米作り講座
 10月の半ばに脱穀作業をしました。太陽の光と風にあたり、すっかり乾燥した稲から穂先のお米を取る作業です。脱穀機は大きな移動可能な機械です。地方の大きな農家はコンバインで刈り取りから脱穀まで乗用機械で一気に行ってしまいます。この場合、お米は乾燥機で乾燥されます。作業効率は良いでしょうが、じっくり時間をかけて乾燥したお米の味は機械乾燥とは相当違うらしいです。
 ワラは夏野菜の敷きわら用に利用するのでお取りおきです。しめ飾りなどワラ細工にも使います。また来年の田んぼへの栄養分として漉き込みます。田んぼには稲刈り前に蒔いたレンゲの芽が出てきました。春にはきれいな花を咲かせ、田植え前にはやはり田んぼに漉きこむ事によって豊かな土になります。今年も沢山の収穫が出来たことに、田んぼへ感謝です。
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