石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

ファミリー向け農業体験農園「3世代農園」 開園します!

2018年01月31日 | 高齢者農業体験農園
高齢者農業体験農園を開園して今年で8年目になります。当時はおおむね60歳以上と対象者を限定して開園しました。農作業をすることで体を動かし、作物を育てる喜びや収穫の楽しみが生きがいになる。農業には人を元気にする力があると園芸療法を学んだ母が「農業療法」を市に提案して開園した農園です。開園当時からの方が半分以上。年々技術も向上し、皆さん工夫しながら生活の一部の畑が定着しているようです。
畑で一緒に作業する仲間とは休憩しながら情報交換をして、おしゃべりも楽しいひと時の様です。私が驚くのは利用してくださる方は8年前と変わらず、元気でいらっしゃること!野菜中心の生活、畑に通う生活、天候を日々気にして技術向上に熱心なこと。無理のない農園計画を心掛けていきたいです。

そして、この春ファミリー向けの農園を16区画オープンします。「3世代農園」です。小さなお子さんのいる家族の方にぜ利用していただきたいです。落ち葉の堆肥を沢山使用した柔らかい土、栽培には農薬は基本使用しません。野菜を育てると、子どもたちの野菜への興味がでて好き嫌いがなくなります。一緒に作業しなくても、そばでお母さんの作業をいたずらしているだけでも、お家の中で遊ばせておくよりずっと学びや気づきがあるはずです。種・道具などは農園で用意いたします。なんとなく家族みんなで畑で一緒に過ごすから始めてみませんか。

年間利用料 30㎡ 46,000円(税込み) 種・苗・作物代・施設利用料等(トイレ・休憩所・私物を置くコンテナあり・農具貸出)
契約期間 3月~翌年1月 約10カ月
講習は月に2・3回 日曜日15時から 月曜日9時から

※こちらで作付けは決定します。自由に作物は栽培できません。 作物栽培例:大根・白菜・キュウリ・茄子・・トマト・レタス・サニーレタス・ブロッコリー・キャベツ・ラッカセイ・しょうが・ルッコラ・バジル・赤シソ・青しそ・とうもろこし・枝豆・インゲン・じゃがいも・八頭・里芋・ニンジン・ネギ・小松菜・春菊。ホウレンソウ・ルッコラ・コカブ・ラディッシュ・水菜・ピーマンなど
※年によって栽培する作物は変わります

条件:なるべく畑にマメに来られる方。(キュウリなど2日でお化けキュウリになってしまいますので)
   駐車場はありませんので日野市・多摩市・八王子市の近隣の方(自転車は可)

興味のある方はメールお待ちしております。

「やさいの時間」2月号NHK出版 に農園の記事が掲載されています。ぜひご覧ください!
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お餅つきと鷹

2018年01月27日 | 田んぼ・お米作り講座
昨日よりは暖かいお天気でしたが、雪は解けず裏の井戸は凍ったまま。雪の残る庭を子どもたちは歩き回って踏み固めていました。

お餅を蒸かす湯気やかまどの火のそばが寒いからこそ心地よくて離れがたい。いまどきの子は煙の臭いも嗅いだことがなく、薪などの自然のものを燃やす時の煙も嫌な物だと思いがちです。先日のお餅つきは大鍋の湯気を熱心に見ている子がいました。屋外だから、普段見えないものが見え、嗅げないにおいがかげるのです。今日お餅つきもそのような体験や気づきが出来た日になればと思います。

蒸したもち米の甘さ、ゴボウ・ニンジン・白菜・ずいき・里芋・大根の具沢山汁物、自家製胡麻醤油餅、普段では食べられない我が家ならではのお餅つきです。お野菜の高い時期ですので、大好評でした。大福作りも沢山の方が体験してくださいました。

お餅つきの後は雪の残る田んぼで、秋からご縁があって畑で鷹を飛ばしていただいている鷹匠の方にフライングショーをしていただきました。
農家と鷹?と思うかもしれませんが、食物連鎖のピラミッドを思い出してください。一番下の微生物が葉っぱを分解して土を豊かにします。その上にミミズなど土の中の生き物がいます。さらに上には青虫やテントウムシなどの昆虫。その上に小鳥やカラス。頂点には鷹などの猛禽類。上に行くほど個体数は少なく自然界はバランスを保っているのです。…秋のラッカセイ収穫期は数十匹のカラスの大群が畑に来てはラッカセイを食い散らかしました。その前の年は玉ねぎを無残に引き抜かれたり、カラス被害に悩まされていました。カラスが以前より増えているようです。網をかけたり、テグスを張ったりその分仕事が増えました。

鷹が畑で飛ぶことで、カラスからの農作物への被害抑制。そのような関係性で本日のサプライズイベントになりました。鷹を腕に乗せて重みを感じるのも貴重な体験になったと思います。

お米作り講座の4回が終了しました。ご参加ありがとうございました。ぜひ、また来年度もご参加お待ちしております。

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畑の様子

2018年01月26日 | 田んぼ・お米作り講座
スキー場ではありません。畑はまだ積雪20センチ以上はあります。午前中、ブルーベリーの剪定を始めましたが30分ほどで断念。足が冷たくて霜焼けになりそう・・・・。もっと重装備して出直すことにしました。

田んぼも同じような状態です。

明日は今日と同じように我が家の水道は凍結、地面の水がたまったところはスケートリンクになると思います。お気を付けください。井戸のポンプも稼働しませんでした・・・。トイレも水が流れない可能性もあります。使用できないかもしれませんので駅などでお済ませください。

南に面した庭は普段の冬でもお天気でしたらとても暖かいのですが、明日はちょっと期待できませんね。最終回のお米つくり講座になりますが、もち米を味わいながら7カ月前の田植えを思い出してください。春夏秋冬があるからこそ、おいしいお米ができるのです。そして、寒い時期のお餅も美味しいのです。毎日食べるお米も、これからは大事に一粒一粒食べてもらえるようになってもらえると嬉しいです。

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27日お餅つき  雪がまだ沢山あります・・・

2018年01月25日 | 田んぼ・お米作り講座
27日のお餅つき。天気は大丈夫そうですが、先日の雪がまだ場所によっては溶けないで残っています。昨日の水滴がつららになったまま今日一日溶けることがありませんでした・・・。すごく寒い一日でした。

残念ながら収穫体験は中止にさせていただきます。畑への行く道も雪が相当積もったままです。畑も田んぼもまだ一面真っ白。

敷物も地面が冷たく座っていられないと思います。雪のため座る場所も限られてしまうためご不自由をお掛けしますが折り畳み椅子、おぼんのご用意など対策をお願いいたします。

多摩エリア、まだかなりの雪景色。日陰は凍結しています。気を付けてお越しください。

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繭玉飾り

2018年01月15日 | 生活
1月14日は繭玉を飾る日です。養蚕をしていた農家はこの日にお団子を作り柘植(我が家は柘植がないので樫の木…今年はキンカン使用)に枝にミカンとお団子を差して飾ります。お団子は繭に見立てているのですがミカンは彩り?そして蚕の神様を描いた掛軸も一緒に掛けます。ちょっと怖い感じですが・・・。

お団子はうるち米を乾燥させて粉にしてストックしてあるので、食べたい時はもちろん行事には欠かせません。おばあちゃんと、私と息子。三世代で準備とお飾りをしました。

蚕の道具は数点まだ残っています。糸車は分かりますが、何に使用したのかわからないものもあります。今度ちゃんと調べてみようと思います。

翌日、硬くなったお団子は焼いて食べました。



お知らせ【お米作り講座】の方 1月27日10時集合 第4回 お餅つき 
    【自然の恵みを楽しむ会】 または一般の方 2月3日14時集合 お餅つき
 詳細は1月5日ブログをご覧ください。
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七草かゆ

2018年01月08日 | 畑から
お正月の暴飲暴食の食生活・・・。七草のおかゆを食べると、消化が良くお米が少量であるにもかかわらず満腹感が得られます。
かまどでコトコト、1時間くらいゆっくり時間をかけてたっぷりのお水で煮ます。スーパーではハウスで育てた七草がすべてセットになって売られていますが、我が家の周りはこの時期はまだ寒いので七草は揃いません。本来の七草の行事は七草が揃う旧暦の1月7日です。今年は2月22日。その頃になると植物も春の訪れを感じ、芽吹き始めます。田んぼや畑の周りを歩くとナズナ・せりなどが見つかります。
今日の具材は大根・ニンジン・ほとけのざ・はこべ。お米三合で20人分以上は食べられる量です。お米の甘みを感じながらシンプルにお塩でいただきました。
旧暦の七草のころには、もうお雛様を飾る準備をして・・・。何だか春が近くに来た感じがしてきました。

※お米つくり講座・自然の恵みを楽しむ会のお餅つきの詳細は1月5日ブログをご覧ください。
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本年もよろしくお願いいたします。

2018年01月05日 | 畑から
今日は小寒。寒さが一段と厳しくなります。「寒の入り」とも言います。大寒を含め節分までの約1カ月は1年で最も寒い「寒の内」です。お正月が終わったと当時にお店は「恵方巻」を売り出します。行事の切り替えの早さに驚くと同時に行事を伝える手段にもなっているのですね。昔は各家庭で行っていたものが、廃れたり略されたりして特別なことになった行事も多いと思います。逆に欧米化されハロウィンは日本を代表する子どもから大人まで楽しめるイベントになってしまいました。

我が家も私が子どものころは、エビス様を奉ったり大きな樫の木に繭玉を飾ったりしましたが最近は略してしまっています。伝える人がいなくなっては風化してそのようなことが行われていたことも忘れられてしまいます。今年は母に教わり子どもの頃を思い出し、伝統行事を行いたいと思います。地域によって、家庭によって行事のスタイルも微妙に違う事も多いです。・・・あれ恵比寿様はどこかしら(笑)探すところから始まりそうです。

お餅つきも伝統行事なのでしょう。お米の国なのですから、お米の食べ方も色々ですが・・・。その中でもお餅は不思議な食べものです。子ども杵もありますのでぜひ挑戦してください。ただ、お餅は冷めてしまうと固くなってしまいもち米がつぶれなくなりお餅の滑らかさ無くなります。ですから写真撮影は手短にお願いいたしますね。

【お米作り講座 第4回 お餅つき】
●日時 1月27日(土)雨天翌日 ※両日雨の場合は3月に延期 10時集合12時ごろ解散終了
●持ち物 お皿・おわん・おはし・飲み物・敷物・(収穫体験する方はビニール袋)
※大根の収穫体験ができます。(別途)畑は霜でぬかるみますので汚れても良い足元でお越しください。
※駐車場は事前申し込みです。台数に制限がありますので必ずメールでお申し込みください。
※不参加の方はメールでご連絡お願いいたします。
※天候の判断に迷う時はブログに掲載しますので確認のうえお越しください。

お米作り講座の最終回です。籾摺り体験コーナーも設けますので、籾がどのように取れてお米になるのか。ぬかが採れると白米になることなどご覧ください。
「もち米」も蒸したて試食をしていただきたいと思います。お餅より美味しいかも!評判のお醤油掛け蒸しもち米も最高です。お餅も4種ご用意、お楽しみに。

【自然の恵みの会・お餅つき】
●日時 2月3日(土)14時集合 16時ごろ解散
●持ち物 お皿・おわん・おはし・飲み物・敷物・(収穫体験する方はビニール袋)
●参加費 一般 1600円(2歳以上から)※会員は100円引き
●申込み 2月1日までにメールでお申し込みください。

※大根の収穫体験ができます。畑は霜でぬかるみますので汚れても良い足元でお越しください。
※駐車場は事前申し込みです。台数に制限がありますので必ずメールでお申し込みください。
※天候の判断に迷う時はブログに掲載しますので確認のうえお越しください。

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