石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

庭先販売の様子

2024年07月11日 | 畑から
この時期は我が家の畑も多品目で収穫をしています。
インゲン・ピーマン・ナス・トマト・きゅうり・枝豆・トウモロコシ・きんしょうメロン・じゃがいも・かぼちゃ・すいか・・・など
朝5時に畑に行き収穫しています。枝豆もトウモロコシも採りたては香りも味も濃くておいしい!

「お店の枝豆は買えなくなっちゃったと」庭先販売に来られるお客様に声を掛けられると本当にうれしいです。

我が家のスイカも大変ファンが多いです。今年もよく実りましたのでお買い求めください。

13日のイベントはまだ募集中です。スイカも試食でお出しします!
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伝承農法 踏み込み温床での苗作り

2023年04月11日 | 畑から
【令和5年度お米つくり講座参加募集中です】詳細は4月1日のブログ掲載

3月の後半に裏山の落ち葉掃きをして苗を育てる「踏み込み温床」を作りました。電気の熱でなく米ぬかと水と落ち葉を何層にもして踏み込むことでので発酵熱で苗を育てるのです。我が家の野菜作りのスタートは他の農家よりは遅めなので只今双葉の状態のキュウリ・かぼちゃ・スイカ・トマトが苗床で育っています。

朝は苗床にかけてあるブルーシートとビニールトンネルを開けて、夕方気温が下がる前にシートをかける…を2~3週間ほど繰り返します。種まきしたポット土が乾いていたら水をやり根がポットを突き抜け始めたら板の上に移動して。暇があると芽が出たかな、そろそろ苗床からだして常温管理に移行かなと気に掛けます。

手間暇かかる大変な踏み込み温床での苗作りですが、あえて行っている面もあります。続けないと絶えてしまうし我が家の農業のこだわりなのかもしれません。我が家にある「自然資源」を活用した農法は父や祖父がやってきたやり方で私も出来る限り続けていきたいと思っています。

ラクさを求めてしまいがちですが、種から育てた苗が実をつけるまでのお世話をしてそれを食べる・・・達成感の瞬間です。誰に褒めてもらう訳ではないのですが大事に育てた野菜は格別です。

枝豆の発芽。マメの形で発芽するからこの時期はハトに狙われやすいので注意。双葉になれば危機回避。美味しいものは特に狙われやすいのです。

さて明日はイチゴ(東京おひさまベリー)に防鳥ネット張って電気柵をします。作物の栽培管理よりも鳥害獣対策に時間をとられるのは仕方がないこと・・・だからこそ電気柵突破されたときにはとても悔しい思いもします。イチゴの収穫もあと少しです。
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落ち葉掃きの時期

2022年02月07日 | 畑から
この時期はブルーベリー剪定または天気の状況で裏山落ち葉掃きをしています。(落ち葉は乾いた状態のものを集めます。濡れていたら重いので、軽い乾いた状態で回収して袋に詰めます)
今年は何回運んだろうか・・・雨が降らない為、落ち葉は沈まないので困っています。子どもなら大喜びしそうな落ち葉の大きな山のてっぺんに毎回もがきながら必死で上がらなくてはいけません。
でも、掃き終えた雑木林を見るのは気持ちが良いです。この「気持ちが良い」と「達成感」は農福連携の作業メニューのひとつでもあります。1月には一緒にこの気持ちを共感でき良かったです。そして春になると木漏れ日の当たる場所はスミレが咲き、タケノコも見つけやすく掘りやすいです。
父が怠ることなく毎年続けてきた冬の作業ですから、わたしも続けます。

この落ち葉の山も夏場に米ぬか投入して何度か切り替えして次の冬を迎えるころには3分の1の量に。カブトムシが卵を産んだりもして細かい落ち葉堆肥になります。この落ち葉堆肥が我が家の畑を肥やしてくれいるのだと思うと、大変な作業もその通過の途中。

どんなに寒い日でも、落ち葉掃きをしていると体が温まり額に汗をかくことも。
寒い冬に適した作業であるが、杉花粉が舞い落ちる前にある程度は終わらせたいと自分の中では期限を切っています。

※農業体験農園 あと4区画募集しています。
※イチゴオーナーさん、来月作業があります。

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初霜

2020年11月30日 | 畑から
今朝は畑に行くと一面真っ白。
この冬初めての霜が降りていました。

6日リース作りとじゃがいも堀りを予定しています。収穫野菜はじゃがいも2株とカリフラワーまたはブロッコリー、霜で傷んでいなければピーマン、5種類のサラダセットなど。今年の精米したての新米もセットになっています。

詳細は11月中旬の募集に掲載。6日の体験がじゃがいも堀りは最後になります。

29日はリース参加者がいなかったので収穫体験のみに対応。参加した女の子には冬ネギ苗の追肥作業をお手伝いしてもらいました。作業体験は子どもたちには遊びでなく真剣にやってもらいます。ダメな時はしっかり注意します!今後の生育に関わってきますから・・・だからこそ、やり終えた時の達成感を得て大変満足そうな表情に。野菜は時間をかけてゆっくり育つものも多いです。「好き・嫌い」言ってもいいからまずどうやって育つか知る事って結構重要。自分で育てたものや収穫したものは別物なのよね。ネギ嫌いって言っていた女の子でしたが、来年の冬に採れるネギ食べてもらえたらうれしいです。
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ラッカセイ堀り終了

2020年10月28日 | 畑から
この場所は何?
落花生が栽培されていた場所です。ボランティアさんと約80株ほど掘り上げる作業をしました。この時期になると花が地中に潜って実になる繋がっている部分が切れ始め、大元の株を抜いてからは落花生堀りでなく落花生探しになります。
電気柵をしていましたが、設置前や空きスペースを見つけカラスにも突破され多少は少なかったと思います。でも、ふっくら丸みのあるおいしそうな落花生が収穫できました。
全て掘り上げてから、カラスよけの糸を外したり電気柵撤去をしました。そして、先日のもみ殻を全体に広げました。土に混ぜると通気性がよくなり土がフカフカになる資材です。広げてみたら遠目ビーチの砂浜みたい・・・。
近日中、トラクター耕耘してしまいますが、子どもたちが喜びそうだからしばらくこの状態も面白いかも。

※10月31日の「焼き芋と秋野菜の収穫体験」 はまだ募集しています。あと3組受付いたします。
※11月3日の「里芋収穫体験と自分でおにぎりを握ろう」もまだまだ募集中です。。秋の野外活動適期にぜひ畑を楽しみましょう。
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イチゴ栽培のテキスト

2020年09月29日 | 畑から
露地イチゴのおいしさは今でも忘れません。父が宝交早生を栽培しボールいっぱい収穫して、食べて。
昨年は東京都の新ブランド「おひさまベリー」を試験的に栽培挑戦。その前の年に少しだけイチゴ栽培をしていたので栽培に手を挙げました。
家の光協会の出版物「やさい畑」に~農家400年 石坂家直伝 旬の野菜作り講座~が連載されていたのが2014年ごろ、父が亡くなり栽培について聞きたいことがあるときはこの雑誌を開きます。その年の秋号には「イチゴ」の栽培についても掲載されています。今やネットで調べれば色々な栽培法があるのですが、父のやり方で行っていました。今年は一時アブラムシが発生しましたがテントウムシのお陰で農薬散布には至らず、ビニールマルチは敷かず稲わらでマルチングして。香りのある大きなイチゴが実りました。
でも・・・新聞の広告で見たイチゴ栽培のタイトルに惹かれ「やさい畑 10月号」を購入。雑誌はほぼ買う事がないのですが、やはり情報入手🈮もたまには必要だよねと。
ページをめくっていくと落ち葉の記事の小さな写真に「あっ!、お父さんだ!」と娘しか気が付かないような父の落ち葉掃きの写真を見つけました。当時、取材に来た時に撮影されたものです。うれしかった、まさかの気付きでした。
勝手に父から励まされていると解釈して、日々の作業をしています。今年も「おひさまベリー」を栽培予定、10月に苗を240本植えつけます。肥料は落ち葉堆肥とぼかし肥をメインに。今日の草むしり最中も何匹もテントウムシを見かけました。春には日本ミツバチも受粉を手伝いしてくれます。栽培補助仲間が多いのは心強いです。

お近くの方で最低3日に1度収穫に来られる方限定で区画売り(10株5,000円)します。興味のある方はご連絡お待ちしております。
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空調服

2020年08月16日 | 畑から
昨年、ブルーベリー摘みに来た友人の旦那様。屋外で電気関係の仕事をするから「空調服」を着ての摘みとりをしていました。すごく快適そうに見え、使い心地を聞いて『私も欲しいっ!』とお店で探した時にはすでに完売でした。
今年は早い時期にネットで購入。梅雨が長くてなかなか出番がなかったのですが、梅雨明けしてからちょこちょこ庭や倉庫の片付け時に使用。作業によっては不向きと思い、畑での本格的な出番はなく。ブルーベリーも早々終わってしまったし。しかし本日は夕方からの気温が32℃、いつもよりちょっと低いかも・・・と「空調服」を着てトラクターでの耕耘作業。良いです、とっても良いです。座って操作する作業にはファンもバッテリーも邪魔にならず適しています。保冷剤は炎天下では1時間持ちませんが、バッテリー付きなので半日以上持ちます。決して安くはないですが、良い買い物をしたと思っていますので屋外作業する方は是非ご検討ください。

雷が鳴り始めたから作業は切り上げあげましたが、空調服のお陰でさほど疲れた感じはなく。暑さだけで体力を奪われ、時には命の危険もある真夏の作業。お散歩でも買い物でも使用できるような作業着っぽくないスポーツメーカーからの商品もあります。取り外しできるから、サイズ違いの服だけ購入すれば家族ともシェアできますよ。

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みょうが

2020年07月29日 | 畑から
「みょうが」が大量収穫!
そうめんの薬味として。卵とじにしたり。
独特の味が子どもの頃は苦手でしたが、最近は食べられるようになりました。大人の味の作物です。
ふっくらと柔らかく、香りが何とも言えません。

栽培したというよりも、梅の木のしたの良い感じの日陰で育っています。花は淡い黄色のレースのような薄い姿。
雨続きの、暑くない日が続きます。そうめんという気分でもないので何かこの大量消費できるみょうがレシピを考えたいと思います。

4日辺りもまだ収穫できそうです。梅雨明けしたら、暑くななるはず!みょうがを薬味にしてそうめんを食べませんか?旬のものをたくさん食べて、短い夏を楽しみましょう。

※週末のイベントも募集しております。
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きんしょうメロン

2020年07月28日 | 畑から
知らない人が多い、きんしょうメロン。マクワウリとも言います。黄色の皮の厚い昔ながらの優しい甘みのウリです。
今は糖度の高いメロンが主流ですが、「懐かしい!」と高齢の方に人気です。他の直売場にはほとんど出ていない「私が好きだから作る作物」の一つ。

熟すと成りジク周辺がヒビが入ります。ほんのり甘く香り、歯ごたえのある実はいくらでも食べてしまう食感。
畑で傷んだ実にはカブトムシがたかっています。ただこの長雨で、成りジクのヒビ周辺が傷みやすいことが難点です。販売できない実は全て自家消費で例年になく、沢山食べています!

熟した様子を見ながらの収穫ですが、もうすぐ終わりです。


※週末のイベント8月1日(土)・2日(日)、8月8日、9日も開催。募集しています。詳細は7月22日ブログに掲載。人数を少なくし、行っています。是非お出かけください。
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2020年07月14日 | 畑から
今日は雨が上がった夕方に「ヒグラシ」が鳴いていました。今年初めて聞く鳴き声です。梅雨がもうすぐ明けるのだろうと感じながら聞いていました。

田植え前、田に水を張ると鳴きはじめる「アマガエル」。
春の暖かい日も「ゲコゲコ」と、庭先でどこからともなく。我が家には毎年手のひらほどのサイズのヒキガエルいて、物を動かすとのそのそ出てきて悲鳴をあげビックリしています。

「カブトムシ」の幼虫は、春の苗床作りの時に前年の落ち葉堆肥を動かすと数十匹幼虫が出てきます。シャベルで刺さないように、かなり気を使い保護します。

農業体験農園の利用者さんの親子も、講習後は草っぱらでバッタ取り。大きなバッタがいたので教えてあげたら小さいバッタをご希望。なぜならご自宅で買われているトカゲのエサにするそうです。

先日は水のたまった一輪車の中に浮いている虫を救い出しました。「コクワ」だと思って連れて帰ると「コクワよりでかいぞ」だからコクワではないという事になり、グーグルレンズで撮影すると…『ミヤマクワガタの雌』と。
本当でしょうか?

我が家は虫取り目当ての虫好きのお子様が沢山来ます。時には野菜の収穫体験よりも虫を追いかける方に熱中。近いうち、見てもらい聞いてみます!私も小さな虫博士たちからも教わることが沢山ありますよ。

今週末はお天気が心配ですが、最後のじゃがいも堀りになります。2週間おきに蒔いた枝豆もトウモロコシも、生育にバラつきがあるので収穫できそうです。ご参加お待ちしております。
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