架空請求 ２０万件超！

架空請求・・・はがきや電話、メールなど
による詐欺の相談が２０万件（１８年）を
超えたと報道された。2016年は8万件台で、
14年と比べたら３倍である。

こうした詐欺行為に対しては、いっさい返
事をしないこと、無視することだ。

しかし実際はこうはいかない。

私の議員時代も何件か架空請求はがきの相
談が寄せられたが、無視といっても不安は
解消されない。

その場合、相手側の住所をネットなどで確
認するとデタラメな場所となっており、な
かには存在しない郵便番号のものもあった。

さらに無視するにあたって、こうした請求
はハガキでは絶対来ないこと、裁判所から
はきちんとした封筒で郵便局から手渡しで
来ることなど教えると多くは安心する。
そして必ず消費生活相談センターに届ける
ことだ。

それにしても、こうした詐欺行為の「犯罪」
は許せない。高齢者の虎の子のお金を狙い、
身ぐるみ剥いても心が痛まないのかと怒り
を覚える。

そのおおもとには「格差と貧困」が広がる
現実世界がある。

昔、季節労働者の講師を担当したことがあ
るが、詐欺行為に一番ひっかかる人は？
と必ず質問した。

答えは「俺は大丈夫だ。ひっかかるやつは
バカだ」と考える人が一番のカモであるこ
とを説明した。

理由は分かると思う。要はプライドが邪魔
をする。

浜の真砂はつきるとも・・・

手を変え品を変え、やってくる。
最近は特にスマホが危険だ。