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アベノバブル

2024-08-03 07:47:41 | 日記

昨日は日本の株価が史上2番目の下げ幅を記録した。
いっきに2,000円を越えた。42,000円を超えたピーク時から20日間で、何と6,000円もの値下げだ。

恐怖指数(VIX指数)が、29.44と跳ね上がった。因みにリーマンショック時は、80.9とのこと。

原因はあれこれ推察されているが、いずれも膨れ上がった金融投資(投機)のバブルでもあった。
いいかえれば、異次元緩和に依存したアベノバブル(アベノミクス・バブル)が少しはじけただけだ。

そもそもアベノミクスとは、「異次元の金融緩和」で為替相場を円安へ誘導して多国籍大企業に巨額利益を与えるとともに、外国人投資家を呼び込んで株価上昇を狙う政策であった。
(安部元首相がアメリカで「日本は買いだ」と声高に叫んだ)

膨れ上がった金融資産、そこへの投資(投機)、いまや実体経済から大きくかけ離れている。
さらに新NISAで、より多くの国民を金融競争の中に投げ込もうとしている。

実体経済と関わりのない経済分野になりつつある「金融」。
ビットコインなどの暗号資産のバブルに似てきたのではないか。

庶民の生活は、物価高騰と低賃金、不安定な非正規労働などに苦しめられ、中小企業も価格転嫁に苦しんでいる。格差と貧困は「輝かしい」金融の世界とは真逆になっている。

安部元首相による負の遺産ともいえる異次元の経済政策の「出口戦略」はこれからだ。

金融界と大企業にしか目がいっていない自民党政治ではなく、国民と中小企業を支援して実体経済を立て直す政策への大転換以外に道はない。
 ⇒日本共産党の経済再生プラン

その意味でも、自民・公明政治を終わりにしなければ。