今日は第95回メーデー
終戦後の1946年にはNHKや文科省、労働組合などが募集した歌がいくつも誕生した。
その題名と最後のリフレインは
〇世界をつなげ花の輪に
我等未来を語るもの
世界を一つに結ぶもの
〇晴れた五月
ああ万国の 労働者
団結せよと 叫んでる
〇町から村から工場から
働く者こそ しあわせになる時だ
われらはわれらは労働者
歌詞からは、戦争中の弾圧と独裁政治から一気に解放された自由と民主主義の息吹を感じる。
あれから78年、
「働く者こそ、しあわせになる時だ」
になっただろうか?
格差と貧困の拡大、派遣労働や非正規労働の拡大、そしてブラック企業・・・
若い人たちの低賃金と不安定雇用は拡大してしまった。
失われた30年で、労働者の平均年収が50万円も下がってしまった。
長時間労働はいまだに・・・
労働組合の結成妨害も・・・
労働三権(労働基本権)という言葉もメディアにはあまり登場しない。
「デロゲーション」という言葉さえ財界から出されている。
自由と民主主義の息吹はいずこへ
それでも歴史は進んでいる。
自民党でさえ「賃上げ」うを言わざるをえなくなっている。
自民党の「裏金」という犯罪行為に、補欠選挙での審判は、「保守王国」といわれる選挙区でも自民党は敗北した。
市民と野党共闘こそ、政治を変える大きな力だ。
それを妨害する勢力を、国民の広範な力で打ち破る。
今日のメーデーの大きな力で!