ロシアのウクライナ侵略に対抗する形でNATOのいっそうの拡大強化が進もうとしている。
12日にNATO首脳会議が終わった。
NATOの核兵器は「平和を維持し、脅迫を防ぎ、侵略を抑止するために必要だ」と宣言。
なんと! 北朝鮮と同じ「論理」だ。
中国、ロシアも核兵器の拡大に進んでいる。
さらに、唯一の被爆国である日本の岸田首相が、NATOへの参加に前向きで動いている。
岸田首相は広島でのG7で「核兵器廃絶」を口にしたばかりだというのに。
NATOの拡大、日米安保の強化、そしてNATOとのグローバルパートナーからさらに踏み込んだ準加盟へ?
たいする中国、ロシアも同じように考え、いっそうの軍事強化へ。
どこかで止めないと「破局」へ突き進んでしまう。
本来であれば憲法に基づく「専守防衛」に徹し、武力ではない「平和外交」が日本にいちばん求められている。
しかし自公政府、国会での自・公・維新・国民は憲法改正にまっしぐらだ。
そして米軍ともに、自衛隊は憲法違反の「敵地攻撃」にまっしぐら。
テレビは、武器の解説や「戦場」報道ばかり。
岸田首相は軍事優先で、世界の分断の先頭にたっている。
いつか来た道だ。
国連憲章は「軍事ブロック」が世界戦争へ突き進んだ教訓をもとにしている。
あらためて国連憲章と日本国憲法に立ち返るべきだ。
そして「ASEAN(東南アジア諸国連合)」にみる「紛争を戦争にしない」取り組みに学ぶべきだ。
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