裏金事件後、自民党はようやく「規制法改正案」を決めた。
なんと、パーティー券の上限を20万円を10万円に引き下げただけだ。
世論調査でも「企業団体献金禁止」が8割もあるというのに、企業団体献金の禁止も政治資金パーティの禁止もない。
そもそも政治倫理審査会に出席を求めていた自民党の44人は参加しないときめた。
いかに自民党議員が国民の思いからかけ離れているかを如実に示すものだ。
そして「企業団体献金」を維持することこそ、自民党政治家の政治の原点であるとしか思えない。
そして、よく見なければならないのが、与党公明党の「いちじくの葉」の役割と、野党の維新が直前まで政治資金パーティーを開いて金集めをしていることだ。
野党のなかで、どの党が「裏金事件」の原因と再発防止を真摯に取り組んでいるか。
ぜひ日本共産党を見てほしい。
追 記
自民党が、政策活動費の「領収書の保存・公開不要」と主張との記事に、ほとほとあきれてしまった。
(23日の衆院の政治改革特別委員会で)
国民に知られたくない「お金」、ここに政治腐敗の発生源がある。
裏で自由に使えるお金がほしい!
それも何百万単位で。
政治腐敗そのものではないか!