訪米中の岸田首相のはしゃぎぶりがきわだっている。
米軍とともに海外で戦争できる日本に「大転換」をはかった。
まるで51番目の「州」になりたいようだ。
何にしても防衛予算の倍化、トマホークなど敵基地攻撃兵器の爆買い、米軍との「統合指揮」という名の、自衛隊の「米軍の部隊化」・・・・
日米安保の「極東地域」から「グローバル」を強調し、米軍とともに世界中に自衛隊を派遣するつもりか!
寒気がする。
日本国憲法のもと、歴代の政権が出来なかったことを平然とやりあげる。岸田首相の頭には日本国憲法はない。岸田首相のきわだった姿だ。
米大統領は喜ぶばかりだ。
世界第3位の攻撃的な軍事力になろうとする自衛隊、それをはるかに上回るアメリカの軍事力・・・日本の周辺国への脅威はいかほどか!
軍事力の強化が「平和」にならないことはイスラエルを見れば明らかだ。
強大な軍事力、ミサイルを撃ち落とすアイアンドームをきずいたのに大量のミサイルが来れば打ち損じる、ハマスからの攻撃も止まない。
ロシアによるウクライナ侵略から、加速した世界の軍事ブロック化、経済のブロック化・・・これはいつか来た道だ。
首脳たちは、19世紀、20世紀の思考からまったく抜け出せていない。
バイデン大統領のように、世界を「民主対専制」の対立軸におけば、旧来的な、19世紀的思考から抜け出せない。
情けないのが岸田首相だ。バイデン言いなりだ。
別の道は、国連憲章、世界人権宣言、人権規約の立場にたつことだ。
軍事ブロック、経済ブロックが第二次世界大戦へとつながった。
同じ過ちは繰り返さない。
自民・公明政権を終わりにすること。
野党のなかにも自民党以上に「軍事強化」を主張するものもいる。
もう一つの道をどう考えるのか。
4月17日、日本共産党の志位議長が講演を予定している。
午後5時半から Youtube で。
こちら ⇒