昨日は「機能性食品」という規制緩和の危険性を書いたが、現在進行形の規制緩和に「ライドシェア」がある。
いわゆる「Uber」タクシーだ。
労働環境を破壊する「Uber」タクシーは、ヨーロッパの国から追い出されたりしている。
日本は「白タク」禁止があり、参入を拒まれてきたが、
「Uber Eats」で突破口を開いた。そして自民党の政治家を中心にタクシー協会にささっていった。
そしてついに・・・!
会社として「ライドシェア企業」を・・・
日本共産党の「前衛」4月号に、「ライドシェア解禁とタクシー不足問題」が掲載された。
自家用車を持っているならば「タクシー」業に参入できる。
何が変わるのか? 図を見てほしい
前衛4月号、P153、P161に掲載されたもの
まったくの個人事業者であり、最低賃金の保証もない。
昔の「ケガと弁当は手前もち」の時代にもどってしまう。
これでタクシー労働者の安全・安心な環境はまもれない。
労働者の貧困化も、さらに、お客の安全・安心も。
外国では「犯罪」の巻き込まれるケースがずば抜けて多い。
この「規制緩和」は、新たな事件・事故を生み出すであろう。
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