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30年、坂本弁護士一家殺害事件

2019-11-06 06:49:49 | 日記

十年一昔というが、もう30年も経った。
オウム真理教による坂本弁護士一家殺害事
件のことだ。

当時の関係者のお墓参りがテレビで放映さ
れていた。

小さな宗教集団が、悟りや超能力をうりに
多くの若者を取り込み、殺人、テロを平気
で行う狂気の集団になっていった。

30年前の11月4日未明に坂本弁護士一家の
アパートに侵入し親子3人を殺害した。
社会的に弱い人々の相談にのっている、い
わゆるマチベンとして活躍していた弁護士。

坂本弁護士は親からの相談を受け、オウム
真理教の「被害者の会」を立ち上げた人だ。

当然、睨まれていた。

事件が起きてから、警察は単なる「失踪事
件」として片付けられていた。

部屋には争った形跡もあり、血もあったと
のこと。

オウムが犯人ではないかという声を退け、
なぜ未解決事件にされていったのか。

松本のサリン事件もそうだ。

上九一色村での草地での枯死や廃液の垂れ
流しや騒音、建築法違反など住民が訴えて
も警察は動かなかった。

この警察の不可解ななぞとともに、高学歴
の若者がなぜ殺人集団になっていったか。
まだまだ解明されていない問題がある。

まだまだ教訓をひきださなければ。

「真理」や「悟り」、「超能力」など、若
者を引き付けるさまざまな神秘と仕掛けは
巧妙になっている。

そういえば、日本のトップが靖国や日本会
議など、戦前美化の宗教にはまっている。

裏返せば、自由と民主主義の危機でもある。