安倍首相の「桜を見る会」の税金私物化の
あまりにもひどい実態が明らかにされ、右
往左往、さまざまな人間模様がうまれてい
る。
FBやツイッター、ブログなど削除する人が
続々でている。そうとう後ろめたいと思っ
たのであろう。
また、「選挙区の皆さんに配慮するのは当
然だ」など、開きなおった議員もいる。
安倍首相への援護射撃として「野党はもっ
と政策論争をしろ」、さらに「民主党政権
も開いていた」など、どっちもどっち論を
展開している人たちもいる。
これは、今回の重大な疑惑にフタをしよう
とするものだ。
NHKニュースでは、与党が人選などの基準
を明確にし、この問題を終りにする報道を
流している。
今回の問題の把握があまりにも弱い報道だ。
これも安倍政権への「忖度」か。
安倍新内閣のもと、1ヶ月も経たないうち
に、菅原一秀経済産業大臣の秘書が地元有
権者に2万円の香典を渡した疑いが。
河井克行法務大臣は「運動員買収」に関与
した疑いなどいずれも「買収」行為が辞任
の引き金になっている。
3人目は誰だというなか、今度はトップの
安倍首相だ。
「桜を見る会」は、まさに山口県の後援会
員の税金を使った「買収」に匹敵する。
徹底的な解明こそ求められるものであり、
いささかも曖昧にしてはならない。
なぜなら、森友・加計学園問題も、いまだ
に明らかになっていないからだ。
自民党の歴史からみると、ここまでくると
「内閣総辞職」「首相交代」となるのだが、
いまだにそれがない。
自民党の「振り子」は止まったままであり、
「一強」にひれ伏する自民議員があまりに
も多い。
問題の徹底的な解明とともに、我々からす
れば、自公政権を終わりにすることしか、
解決はできない。