衝撃的な言葉だ。
新自由主義とネット社会のまん延への私の
違和感が分かった気がする。
しんぶん赤旗日曜版に山極寿一京都大学総
長の記事が掲載された。
しんぶん赤旗日曜版7月29日号の3ページ目
氏はゴリラ研究の世界的権威で「ゴリラ
からの警告 人間社会、ここがおかしい」
(毎日新聞出版 1400円)を出した。
いわく、人間社会は「サル化」している。
ゴリラはヒトの仲間で、ニホンザルなどの
サル類とは全然違うとのこと。
サルはお互いの優劣をはっきりさせてトラ
ブルを防ぐ。(ボスの存在)
ところがゴリラは、強い弱いが基準ではな
く、「負けました」という表情やしぐさは
一切ない。弱いものに食物を分配する。
人間社会には「負けない論理」と「勝つ論
理」があり、前者はゴリラの社会に近く、
後者はサルの社会。
・・・ということとは・・・
今の人間社会をみていると、なぜか納得。
ゴリラから、人間社会への警告。真剣にこ
たえなければと思う。
ヒューマンがエイプスからモンキーになら
ないために!