全国革新懇ニュースに、沖縄の琉球新報の
社長、冨田詢一さんが登場した。(2月号)
「琉球新報は、ー 民衆の立場に立って、
県民の人権を守るというジャーナリズムの
原点を貫いて、沖縄で何が起きているのか、
事実を報じています。だから新聞として
「当たり前」のことをしているという認識
です。」
また、「沖縄の悲しみや怒りを」では、沖
縄にもっと来てほしいと訴え、「沖縄の人
だけでたたかうなら『純粋』で、本土から
支援があるとそうでない、などまったくち
がいます。国際的な支援の輪も広がってい
ます」と述べている。
本土で全国紙を読んでいても沖縄のことが
わからない。
いつからこんなことになってしまったのだ
ろうか。
民衆の立場からが少なくなり、もっぱら政
府の考え、政府広報なみの報道が圧倒的に
多くなってしまったのは・・・
冨田社長が述べるジャーナリストとして、
当たり前のことが当たり前でなくなってい
ると感じているからこそ、新鮮に感じる。
東京MXテレビ「ニュース女子」のあまり
のひどさが報道されているが、これに近い
他の報道も多い。
まさか、ジョージオーウェルの「1984年」
のテレスクリーンを実践しているという冗
談ではないであろう。
何が真実か。
世界を「post-truth」が席巻しているとき
だからこそ、ジャーナリストの力は大きい
はずだ。