再び暴風雪で、吹き溜まりがすごい。
何時間も雪かきで、さすがにぐったりした。
釧根の政治も鈴木貴子氏の離党ー除名で騒
いでいる。
よく自民党や保守系政治家が「結果責任」
という言葉を使うが、これまた安易だ。
みずからの「合理化」のために使っている。
近代法における「結果責任」やマックス・
ウェーバーの「心情倫理」と「責任倫理」
からくる政治家の「結果責任」などあるが
今の使い方はあまりにも安易だ。
さらに「公約違反」を共産党のせいにされ
ている。言葉をかえれば、共産党がダシに
使われている。「古典的反共主義」だ。
TPP断固反対、「戦争法」反対・・・
とりわけ昨年、釧路駅前で「戦争法」反対
の集会に、突然「鈴木貴子演説集会」のチ
ラシがまかれた。
「戦争法」反対の集会を栄町公園で行う、
貴子氏の写真入りであった。
このときの訴えはウソだったのか。
駅前集会には、民主党議員は誰も来なかっ
た。それでも民主党は「戦争法」反対に取
り組んでいた。
こうした「公約」を公然と踏みにじって、
安倍首相に気に入られるように、自民党に
入りたいがための行動ではないか。
「公約」を裏切るために、「古典的反共主
義」が使われた。
政党は当然に理念や考え方が違う。その違
いを脇に置いて、一致点で共闘していく。
当たり前のことだ。
それをダシに使うとは何事か、と言いたい。
結局、自民党に戻りたいが故に、権力に入
りたいが故に、理屈をつけたに過ぎない。
TPPや「戦争法」など国民の願いに背を向
けた政治家(屋)に、「結果責任」などと
いう「無責任」な言葉を使ってほしくない。
こうした「公約違反」を乗り越えて、国民
は政治を変えていくであろう。
「5野党合意」で、その巨大な胎動ははじ
まっている。