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戦死

2015-05-30 06:31:04 | 日記

安倍首相は、アフガニスタンでのISAFへの参加を最後まで否定しなかった。
ということは、新しい「戦争法案」で、自衛隊員を参加させることを意味する。

ISAF(国際治安支援部隊)では、3,500人の戦死者がうまれた。

そして、アメリカの戦争に「ノー」と言えない安倍首相、自民党政府。

今回の戦争法案が通れば、間違いなく戦後初の自衛隊員の戦死者がうまれる。
安倍首相は口を開けば「命と平和を守る」と繰り返すが、過去の為政者は、必
ず平和、防衛を口にして戦争を行ってきた。ましてや先の大戦を「間違った戦
争」と言えない安倍首相。ポツダム宣言を読んでいない、いや読むことに嫌悪
感をおぼえるのであろう。それはおじいちゃんを否定することにつながるから
である。だからこそ「おぼっちゃん」といわれる所以である。
ひょっとすると日本国憲法さえ、読んでいないのではなかろうか。

戦争法案の安倍首相の答弁は、あまりにも抽象的で、自衛隊員の戦死について
は、ひとこともふれす、うそとゴマカシ、そしてテープレコーダーの答弁ばか
りが目につく。
災害救助と自国が攻撃されたときに、との思いで入隊した若き自衛隊員の心情
がまったく理解されていない。
木をまったく見ていない。さらに森は、アメリカの森とおじいちゃんの目を通
した戦前の森ばかり見ている。

戦争法案は、このまま「廃案」するしかない。