佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

トカラ列島・船の釣りⅡ 2000/5

2010-01-10 17:15:58 | 釣り
2日目の16日、早朝に小宝島周辺で竿を出したがあまり芳しくなかったので、午前10時に1号艇と落ち合う約束の悪石島に向かった。

この悪石島の中腹にある露天風呂で一汗流すのが目的で、全員が港に置いてある軽トラックを借りて登っていった。

露天風呂は2つあり、一応脱衣場は設けられてはいたのだが何の囲いもない本当の露天そのものであった、

周囲に硫黄の臭いが立ち込めて温泉であることは間違いないのだが、湯船に、一歩入ると、足元がヌルヌルで踏み出すと滑って転びそうになるくらいであまり気分良く入ってはいられなかった。

船に弱い私には19時間ぶりの地上であり、一刻の安らぎでもあるので文句も言えない。この悪石島で石鯛を釣らせてもらう予定のはずだったが、船の時間の関係で直ぐに出発となった。

何も釣っていない私と「NOAつりのとも」の赤城編集長に気を使った堀尾氏の配慮で、昼からはジギングの1号艇に乗り換えた。

厭になるくらい釣れたと言う1号艇のクーラーを覗くと、カンパチ、イソマグロ、ギンガメアジなどの魚で満杯であった。

昨夜潮が速すぎて釣りにならない時に、この1号艇から電話で「こちらは良く釣れていますから・・・」と誘われたのに断って移動しなかったのが悔やまれるが、後の祭りである。聞くところによると、ギンガメアジが入れ食いになったが、大半は放流したとの事でした。

いくらトカラ列島と言えどもポイントを間違えるとダメだと思った。

船に乗り移って、早速、見よう見まねで挑戦したが、海でのジギングとは体力勝負で、若い元気な人でなければ無理だと思い知らされた。まして大物狙いであるので道具もしっかりしたもので、一日中この竿とリールを脇に抱えて振っているのである。

つづく
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トカラ列島・船の釣りⅠ 2000/5 

2010-01-09 17:12:31 | 釣り
2000年5月、日頃から親しくさせてもらっているデイリースポーツ社の堀尾氏から誘われていたトカラ列島への釣りが、新しく発足した釣りクラブ、チームアイランズの第1回遠征と重なり実現することになった。

ところが、このチームは船釣りが主体のクラブなので磯には上がらない。私が行きたいトカラは悪石島なのだが、そうはいかないだろう。

このチームのメンバーはルアーによるジギング釣りとエサ釣りとに分かれた17名と、サンテレビの撮影斑の2名を加えた総勢19名による大所帯での遠征釣行となった。

5月15日午前11時25分、伊丹発の奄美行きで出発。奄美空港からは出迎えのバスにのり名瀬港へ向かう。途中、レストラン「バシャ山」で昼食をとった。

ここの昼食は少し変わっていて「鶏飯」という、お茶漬けの様な食べ物だった。ご飯の上に鶏肉・卵焼きを細かく切ったものや、椎茸の刻んだものなどの食材を乗せスープをかけて食べるのだが、結構いける食事でした。

昼食を終え、名瀬港から午後3時30分、2隻の船に分乗して出港。1号艇はジギング組、2号艇はエサ釣り組と分かれたが、私は当然エサ釣り組に乗った。約3時間余りで悪石島の沖合に到着。海はべた凪で快適であった。不思議に船に弱い私も酔わなかったので元気に仕掛けをセットした。

道糸はPEの12号、オモリは200号、ハリスはナイロンの30号にクエ針25号という大物仕掛け。日も暮れて頭上に輝く満月に近いお月さんが海面を照らす中で第一投。波もなく穏やかな南海の海だが潮が非常に速くてオモリが止まらない。

暫く我慢してやっているうちに気分が悪くなり、竿を上げて皆さんの釣りを眺めることにしたが、結局は潮が止らず釣りにならないので、全員が早めに切り上げて明日の早朝の地合いに賭ける事になった。

この夜に釣れたのは60センチ級のギンガメアジが2匹だけであった。

つづく
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和歌山県における海上事故の実態と危険回避対策

2010-01-08 17:09:24 | 釣り
和歌山県における海上事故の実態と危険回避対策

標記について、和歌山県内において大阪府及び近郊府県からの、釣人による海上事故が多く発生しており、釣りの指導者的立場にある釣りクラブの会員の皆様に実態を知っていただくと共に、海上事故を減少させるための一環として、和歌山県海上保安庁から講師を迎え、事故の実態と危険回避及び釣り人として協力できる知識習得のため、講習会を下記により開催します。

日時・・平成22年1月17日(日)13時30分から2時間程度
場所・・WTC(大阪ワールドトレードセンター)23階中会議室
内容・・

(1)海上保安庁5つの使命
(2)和歌山県における海上事故の発生状況と措置状況
(3)上における危険回避の知識と人命救急方法の特異性
(4)釣人が協力できる事項
(5)海上保安庁から見た釣り人の危険な行動
(6)その他質疑応答

定員・・50名先着順

今回、大阪釣りインストラクター連絡機構がこの様なことを主催する事になりました。大変有意義なことだと思います。大阪湾の転落死亡事故以来、いろいろな検討が今なされております。釣人として守らなければならないことは多くあります。再びこの様な事故が起きないためにも、釣人は自己防衛が必要です。そのためにも大事なお話です、時間があるお方はぜひ参加下さい。

WTCは、いま大阪府知事が府庁の移転先として希望しているビルで、南港にそびえています。写真は新年互礼会の平松市長の写真です。
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2010年大阪新年互礼会

2010-01-07 20:15:04 | 日々の思い
1月4日、大阪国際会議場で、大阪商工会議所、関西経済連合会、大阪府、大阪市が主催する大阪新年互礼会が行われました。

私ごときが参加できるところとは思いませんが、大阪府の橋下知事から内水面委員としての辞令を受けている立場で呼んでいただきました。

まず、大阪商工会議所の野村明雄会頭が挨拶に立ち、今年の後半には景気は上を向き2番底は来ないと話されました。そして2番手の橋下知事が先日来の話題になっている「伊丹空港を廃港にして関西国際空港をハブ(基幹)空港にしなくてはならない」と話したが、拍手は少ないものでした。

それで「経済界の方々の拍手が少ない。行政は兵庫県を除いてほぼまとまりつつある、あとは経済界の皆さんのご協力があるのみ」と挑発した。それに対してアチコチで笑いが起こっていた。

その後にマイクを渡された関西経済連合会の下妻博会長が「最近の政治には言うばかりであまりあてにできない」と言う様な発言で皮肉っていわれたので橋下知事も苦笑いをしていた。

また、大阪市長の平松さんは大阪府との協調を話していましたが、面白かったのは船戸大阪市会議長が「阪神が優勝して岡田オリックスも優勝して関西で日本シリーズをやることが関西経済の発典の第一歩」と話して拍手を浴びていた。

ただ、今の経済界の状態でどのようにして後半まで皆さんが維持できるのかが一番の問題でしょう。

この日は関西の経済界の偉い人ばかり2000人ほど来られていたそうで、着物の綺麗どころもなぜか多く見受けられました。男の着物は、正月のことだからと思って着ていったのですが、私以外はどなたもいませんでした。
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現代指導者の釣人プロフィール/寺山 登 

2010-01-06 17:20:43 | 釣り
氏名・・寺山 登(テラヤマノボル)
年齢・・69歳  釣歴・・51年
肩書き・・全関西磯釣連盟会長
好きな釣り・・磯釣り
好きな釣り場・・和歌山県串本。特に、須江の芝渡船は民宿もあり、泊まりでいつもお世話になっています。最近は隠岐の島の知夫里島にも出かけ、幸希丸と民宿漁火にお世話になっています。

行って見たい釣り場・・釣り歴も長いですから、色々な所に遠征しました。今は楽しく魚釣ができればどこでも幸せです。釣りたい魚・・磯魚はほとんど釣りました。自己記録にもこだわらず、ただ釣れてくれればよいと思っています。

目標・・和歌山県の串本周辺の磯釣場で大会をして釣人で一杯にしたいです。昔は串本のヨットハーバーの船着場はあふれんばかりのクラブ員でにぎわいました。

釣り以外の趣味・・最近は花や植木に興味があります。そして時々カラオケで歌いたいます。

これからの釣人について・・磯釣場、波止釣り場、渚等の釣場をきれいに美しくして次世代に残して行きたいし、また、残していただきたいと思います。また、個人釣行も良いですが、ぜひ、クラブや団体に所属して広くボランティア等にも活躍して欲しいです。

自分の釣りについて・・80歳を超えても元気に磯釣りができて小さな魚でも釣って遊べたらよいと思います。

佐藤より・・寺山会長、ありがとうございます。大変な時期に関西を背負っている組織の会長になられてしんどいことでしょうが、ぜひとも頑張ってもらって、全関西の釣人を引っ張っていってください。よろしくお願いいたします。
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