2日目の16日、早朝に小宝島周辺で竿を出したがあまり芳しくなかったので、午前10時に1号艇と落ち合う約束の悪石島に向かった。
この悪石島の中腹にある露天風呂で一汗流すのが目的で、全員が港に置いてある軽トラックを借りて登っていった。
露天風呂は2つあり、一応脱衣場は設けられてはいたのだが何の囲いもない本当の露天そのものであった、
周囲に硫黄の臭いが立ち込めて温泉であることは間違いないのだが、湯船に、一歩入ると、足元がヌルヌルで踏み出すと滑って転びそうになるくらいであまり気分良く入ってはいられなかった。
船に弱い私には19時間ぶりの地上であり、一刻の安らぎでもあるので文句も言えない。この悪石島で石鯛を釣らせてもらう予定のはずだったが、船の時間の関係で直ぐに出発となった。
何も釣っていない私と「NOAつりのとも」の赤城編集長に気を使った堀尾氏の配慮で、昼からはジギングの1号艇に乗り換えた。
厭になるくらい釣れたと言う1号艇のクーラーを覗くと、カンパチ、イソマグロ、ギンガメアジなどの魚で満杯であった。
昨夜潮が速すぎて釣りにならない時に、この1号艇から電話で「こちらは良く釣れていますから・・・」と誘われたのに断って移動しなかったのが悔やまれるが、後の祭りである。聞くところによると、ギンガメアジが入れ食いになったが、大半は放流したとの事でした。
いくらトカラ列島と言えどもポイントを間違えるとダメだと思った。
船に乗り移って、早速、見よう見まねで挑戦したが、海でのジギングとは体力勝負で、若い元気な人でなければ無理だと思い知らされた。まして大物狙いであるので道具もしっかりしたもので、一日中この竿とリールを脇に抱えて振っているのである。
つづく
この悪石島の中腹にある露天風呂で一汗流すのが目的で、全員が港に置いてある軽トラックを借りて登っていった。
露天風呂は2つあり、一応脱衣場は設けられてはいたのだが何の囲いもない本当の露天そのものであった、
周囲に硫黄の臭いが立ち込めて温泉であることは間違いないのだが、湯船に、一歩入ると、足元がヌルヌルで踏み出すと滑って転びそうになるくらいであまり気分良く入ってはいられなかった。
船に弱い私には19時間ぶりの地上であり、一刻の安らぎでもあるので文句も言えない。この悪石島で石鯛を釣らせてもらう予定のはずだったが、船の時間の関係で直ぐに出発となった。
何も釣っていない私と「NOAつりのとも」の赤城編集長に気を使った堀尾氏の配慮で、昼からはジギングの1号艇に乗り換えた。
厭になるくらい釣れたと言う1号艇のクーラーを覗くと、カンパチ、イソマグロ、ギンガメアジなどの魚で満杯であった。
昨夜潮が速すぎて釣りにならない時に、この1号艇から電話で「こちらは良く釣れていますから・・・」と誘われたのに断って移動しなかったのが悔やまれるが、後の祭りである。聞くところによると、ギンガメアジが入れ食いになったが、大半は放流したとの事でした。
いくらトカラ列島と言えどもポイントを間違えるとダメだと思った。
船に乗り移って、早速、見よう見まねで挑戦したが、海でのジギングとは体力勝負で、若い元気な人でなければ無理だと思い知らされた。まして大物狙いであるので道具もしっかりしたもので、一日中この竿とリールを脇に抱えて振っているのである。
つづく