佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

大阪府内水面漁場管理委員会/その3

2010-01-30 21:50:21 | 釣り
10年で自然界がこんなにも変わる、それが外来魚によるものであるというのが、このデータからよく分かるのです。日本古来のハスやオイカワ、ワタカと言った魚が全滅しています。

オオクチバスやブルーギルが大変繁殖している各地で外来魚の駆除がされていますし、法律でも移動禁止が打ち出されています。

でも、バス釣りの人気はまだまだあるようですが少し陰って海の魚を狙ってのルアー釣り、シーバスなんて名前でスズキを狙う人が増えているようです。

この人たちに、まだライフジャケットを付けてない人が多く見られるのは残念ですが、テレビ撮影に対しては特にやかましくお願いしています。

淀川でのオオクチバスの胃の内容物はどんなものがあるかご存知ですか?
まず、魚類では在来種のフナ類、ニゴイ類、ヨシノボリ類、オイカワ、モツゴ、コウライモロコ、シロヒレタビラ、カネヒラがありました。そして仲間の外来種のオオクチバス、ブルーギル、カダヤシがあります。

次に昆虫としてはカゲロウからトンボの類、ハエ、カの仲間からバッタありまで何でも食べている感じです。

次に甲殻類等は、ミジンコからテナガエビ、ザリガニにミズムシ、その他、ヒル類からタニシ、クモの一種やウシガエルの幼生まで食べています。。

また、ブルーギルは1970年代に初確認されて2004年の調査では魚類組成の第一位となっています。また、食性としては水生昆虫、陸生昆虫、藻類、魚類、卵、仔稚魚など51種を摂餌しています。

「魚と人の6000年」大阪の魚食文化と水環境

大阪府環境農林水産総合研究所水生生物センターと大阪府立弥生文化博物館が共催で、2月7日「第一回大阪の魚介類と食文化」と題して午後1時30分~4時まで、大阪府立弥生文化博物館1階ホールにて。申し込み不要、但し入館料400円。

「第2回大阪の淡水魚と生息環境」と題して午後1時30分から4時まで
大阪府環境情報プラザ研修室(農林水産総合研究所内)で60名の定員で、申し込みが必要。FAX/06-6972-7685に、住所・氏名・電話番号・FAX番号記入のうえ申し込む事。
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