久しぶりに広島の中村氏よりの便りです。
一釣り人がここまでがんばっています、皆さん応援よろしく、がんばれ幸春氏。
瀬野川便り 2015年1月15日
昨年の11月に整備した河川敷の花壇には、ミックスフラワーが芽吹いています。
3月の菜の花からホセカと開花すると思います。
今年2月から行われる 瀬野川の護岸工事について
今回行われる護岸工事現場は、増水の影響で護岸が崩壊し始めている。
早急な対処が必要な現場だ!!
しかし、この場所は広島県で絶滅危惧種�種に属する中卵性カジカ、絶滅危惧�種に属する、オヤニラミ、ゴクラクハゼがたくさん生息している貴重な場所!!
1月8日の午後現地で、広島県の専門官と施工業者との話し合いがありました。
海田住民なら直ぐに解る場所
通称(柳の下)
カジカやメダカ、ゴクラクハゼ、オヤニラミ、ドンコ、メダカ、フナにコイ、などが多く生息している場所
2000年からの瀬野川での浚渫工事や護岸工事も、行政、施工業者、そして瀬野川を楽しむ会と話し合いをして、非常に生物多様性環境を残してきている。
今回の工事も、昨年の秋頃から私のところに打診があった。
瀬野川を楽しむ会からの要望は、「治水も必要だが、何とかして生物多様性環境は残してもらえれば」と相談した。
今回も広島県からもその旨は最大限に考慮してもらえる工法が取られた。
内容は護岸が崩れかかっている、場所の補強工事
まずは川底を強固にしてコンクリートブロックを施工する
そして、現在、崩れかかっている、自然石を再利用してランダムに据え置く
これなら今以上の生息環境ができる。
数年後にはテナガエビや、ウナギ、カジカなどがたくさん生息できる環境に必ずなる
この工事で一番心配しているのが、コンクリートからの悪影響
アルカリ成分が流失して、生態系を壊すことは避けてもらえればと話し合う
業者も広島県も「十分考慮します」と前向きだ。
できればランデス工法http://www.landes.co.jp/profile/gaiyo.htmなどができれば良いと伝えた。
このランデス工法とは、HPを見れば伝わると思うが、生態系を非常に考慮した特別な工法
とりわけ、草木が茂る護岸ブロック、水生植物が繁殖できるコンクリート製品など沢山の生態系を守る仕組みが完成されている。
これまで工事現場周辺は事前に生き物の採取移動をしていたが、今回の現場は生き物の採取移動はしなくても良かった。
減水期で、魚やテナガエビなどはいなかった。
これが時期が増水期なら採取移動をする。
治水と生物多様性環境を残すこと、
難しいが2000年からの瀬野川は確実に実践してきている。
多くの子供達が、当たり前に、カジカやテナガエビを見て触れて楽しめるように残さなければいけない
10年後、20年後、瀬野川で沢山の子供達が学べて楽しめるようにしなければいけないと思う
画像説明
0026 瀬野川河川敷ミックスフラワーが芽吹きました
0027 ミックスフラワー ストロベリーキャンドルが順調に生育!!
0028 瀬野川 柳下の護岸が崩壊しています
0029 柳下風景
0030 工事現場前の中州は一切破壊しないと説明を受けました。
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