佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

長き釣り友の歴史7

2022-10-14 19:35:20 | 釣り
  • 2 釣りの休止時期と再開

 今、思えば釣りを全くしなかったという期間は殆どない。

しかし、中学生の頃、夏は磯に行って素潜りで天草を捕り漁協に卸して自転車を買ったりしていたし、アワビをとって食事に供していたことも多かった。

卒業後は故郷を離れていたこともあり殆ど釣りはしていなかった。

だが夏休みは相変わらず素潜りや独特なチヌ釣をしていた。

しかしながら、就職してからは登山に懲り全く釣りをしていない時期が少しあり、釣りの再開は結婚後であった。

 

Episode ワカサギ釣り

結婚後、体調があまりよくないそんな冬の時期、ふと目にした新聞の記事が気になった。奈良県桜井市の倉橋のため池でワカサギが釣れているという記事である。見たこともない魚である。釣り道具は田舎においてあり、一切持っていなかったし延べ竿で赤虫を付けるなんて全く分からないから、兎に角振り差しの延べ竿とそれらしい道具をもって倉橋のため池迄嫁と幼い娘を連れて釣りに出掛けた。池に着いたが誰も釣りをしていなかった。釣り始めてみたが何も釣れない。すると地元の老人が来て「もうワカサギの時期は終わりいまは何も釣れないよ」という。こんな遠くまで来てなんということと思ったが釣りを続けていたらアタリがあり、なんとワカサギが釣れた。嬉しかった。しかしそのワカサギの後は続かなかった。その貴重な一匹のワカサギを家に持ち帰り、焼いて食べてみた。何だかおいしかった。何よりも釣りの楽しさが少し蘇ってきた。

遊遊さかな大図鑑より

 

コメント
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