屋久島のクチジロ続き3
3日目は、今回の目標の磯の一つである「ユボシ」という小さな三角形をした前下がりの磯へ
上がることができた。
2人で釣竿を出すのがやっとと言う所で足元から、切り立った水深10m以上はあるという
ポイント、この足場では大型のクチジロを掛けても取ることができるのかという足場の悪さ
ここで過去に78センチのクチジロが出ている(民宿の壁に魚拓が貼ってあった)
大阪の寝屋川の釣人が釣り上げたもので、体高のある、王者の貫禄十分の魚である。
2人してこの狭い動けない足場の悪いところでウニ・アカガイ・ヤドカリと約10時間
粘ったが、残念ながらアタリもなかった、引き上げる途中の「沖の大磯」という磯で
奈良の桜井から来たという方が立派なクチジロを釣り上げていた検寸すると68センチであった。
この屋久島では60センチクラスは大きいとは言わないらしい、それはこの日帰りに波止で
出会った、千葉県から来たという若者が、地磯で釣ったというクチジロを60センチを
超えてないとの事で、放流していた、この若者は2人でこの屋久島に仕事できたのだが
終わった後、クチジロに魅せられて、この島に3か月余り居座ってしまったという。
船頭さん曰く、この人たち以外でも60センチ以下はみんな逃がしているとの事でした。
4日目、今日は午前中の釣なので釣具屋さんに聞いた安房の波止に渡してもらった。
幅が20mからあるという大きな波止場でまだ接続が工事中である、水面まで6~7mから
あり、水深も10mからあるという、この波止一帯にイシダイがワンサといるという。
この日前夜からの強い風が収まらず波止の先端に立っているのが危ないぐらいの風でした
昼前にアタリがあり合わせたが食い込みが浅かったのか針に乗らなかったその30分後に
吉岡氏が本石を取り込んだ、縞目も鮮やかな50センチほどの石鯛であった、3日半の
屋久島の釣でしたが何とか彼が釣ってくれたので良かったと・・・
写真はイシダイ名人の木村氏とイシダイ