ボラに嫌気がさして磯代わりすることになったが、近くに待機中の渡船に携帯で連絡
携帯の時代になって大変便利になった。
磯の遭難も減ってくる事でしょう、以前宮崎の磯で取り残された事があったが、これがあれば
すぐにでも連絡が就いたのにと思った。
今度はどんな磯かなと思っていたら、程なく着いた所は高さが6mほどの波止である
外向きに釣るのですが,波止際を覗くと浅い1ヒロほどのところに良方のアジがおおくいる、
よし是は良い土産になると思い、釣り始めると、その後ろから体長1mはあろうかとの物体が
泳いでいる、是は何者かとにらんで釣り上げるにはこの竿ではとてもダメ、少し離れたところに
いる中村氏に声をかけるといとも簡単に「アーそれはでかいカンダイや」との返事
この波止にはでかい「カンダイ」と「スズキ」が何匹も居ついているよとのこと。
この波止、ウグイスの声が聞こえ、砂浜に打ち寄せる波の音を聞きながらの釣り、なんと
のどかな釣である、たまに通る漁船のエンジンの音だけが裏山に響いている、どこか、
はるかな離島に来ている気分に浸っていると、中村氏から「会長何してんの、こちらに来て
グレを釣ったら」と言う。
彼のところに行くと、30センチからのグレの1091をしている、久しぶりに沸きグレを観たが
先ほどのアジも釣りたいのですが、このアジの釣り方をここで覚えた、23から25ほどのアジ
ですが、ハリスウキがススーと入るのにあわせると必ずスバリか、かかっていても途中で
外れるのであるが、何度か失敗してわかったのは最初にススーと来るのは前あたりのよう
なものでそれを合わさずに待っていると、もう一度入っていく、そこで合わすとバッチリと
かかっている。楽しい釣りでした。
PM3時迎えの船が来たときにはクーラーにグレとアジが満タンでした。
PM7時20分中村家を後にして大阪へと走って帰った。約4時間30分
往復700キロのたびでした、つりは楽しかったが一人で走ると大変高くつく釣りでしたが
満足の行く釣りでした。
17年から前の釣りでしたが今もあの波止は変わってないのであろうと思う
中村氏からおいでと言ってくれるがなかなか腰が上がらない、そのうちに本当に腰が
だめになるのであろうが、機会があれば行きたいものです。