「四国も近くなりました」と言ったら、相棒の憎たらしい事、「道路は短くなってないよ」と。時間が掛からなくなったことを一般的にそういいませんか?。こんな事をぼやきながら阪神高速から淡路道を抜けて四国徳島から小松島、日和佐、牟岐を過ぎて仲間の吉岡さんのおられる海陽町まで3時間半ほどで着きました。
吉岡さんのお家は10年ほど前に私が設計した鉄筋コンクリートの2階建ての大きな家です。一時、民宿でもするかと話をされてました。
新大阪磯釣クラブの会長をされていたのですが、1年ほどで若い方にあとを譲り、こちらに隠居されて気楽な身分です。そして魚釣り三昧の毎日のようです。
何度も「遊びにおいで」と誘ってもらっていて、なかなかお尻が重くていけませんでしたが、先月、大阪に来られた折に、また誘われて、やっと行かせてもらいました。
ゴールデンウィークの始まりだったので、行きは空いていましたが、帰りは大変な渋滞で7時間ほどかかりました。運転手の横田さんありがとう、眠たかった事でしょう、私は横でブツブツ言いながら眠っていたようです。
ところで、釣りの方は、私が2日目にきれいな縞の入ったイシダイの小型を釣り上げさせてもらいました。
初日、吉岡さんの家で1時間ほど休んで6時の出船に間に合うように出発、牟岐は昔から渡船が集まって磯割りをクジを引いて決める事で磯の取り合いがないので有名です。
私たちの船は、楠本船頭の阿波丸で、8人ほどでした。石切り場でのクジは、8番周りで底物には良い「ヤカタ」が当たりましたので、私と、横田氏、吉岡氏の2人と同船の吹田の方が一緒に上がりました。
その方は昨日もおられて、「電気」と言う名の磯で1匹かけたそうですが、ハリ外れでばらしたと言っていました。
その方にポイントを教わり、並んで釣りをしました。磯際からのドンブカで20m以上ありましたので、これは期待が持てると思いながら、40個持って上がったウニを時折マキエしながら、投入を繰りかえしました。
8時ごろになり、隣の方の竿にコーン、コーンと当たりがあり、「当たってますなぁ」と話しながら見ていると、だんだん当たりが激しくなり、一気に舞い込んで、胴まで曲がっていきました。ヨイショとばかりに掛け合わせたら、竿は一段と曲がって、やった!と思った途端に竿が跳ね返ってきました。
すっぽ抜けたのです。何とあれだけきれいに曲がって胴まで入っていったのに…。その竿で昨日もスッポ抜けたといいます。私から言うのも変ですが、竿が柔らか過ぎて、食い込みは良いのでずか、肝心の合わせた時の掛かりが悪いのです。
イシダイの歯は、オウムの歯のように1枚歯で、その横に流して口の端に掛けなければ取れず、柔らかい竿ではゆっくりと歯に当たるので、イシダイは異変を感じて口を開けるために、くわえたハリを吐き出す方が早いのでハリが掛からないのです。
一度バラシをすると魚は用心して他の魚も食わなくなるようで、その後に私の竿にも彼の竿にもエサ取りの様な当たりはありましたが、食い込むところまで行きませんでした。
そしてアタリは遠のいて、持参したマルキユーの赤貝をウニ変えたりと色々試しましたが、その日はガシラ1匹で終わりました。
イシダイ釣りは1日に1度あるかないかのアタリの地合いを逃がすと釣れないもので、大変辛抱の要る釣りですが、掛かった時の嬉しさと感動が忘れられないものです。
明日も頑張ろうという気になるが、釣れない事の方が多いので疲れてガックリと帰ることの方が多い釣りでもあります。
吉岡さんのお家は10年ほど前に私が設計した鉄筋コンクリートの2階建ての大きな家です。一時、民宿でもするかと話をされてました。
新大阪磯釣クラブの会長をされていたのですが、1年ほどで若い方にあとを譲り、こちらに隠居されて気楽な身分です。そして魚釣り三昧の毎日のようです。
何度も「遊びにおいで」と誘ってもらっていて、なかなかお尻が重くていけませんでしたが、先月、大阪に来られた折に、また誘われて、やっと行かせてもらいました。
ゴールデンウィークの始まりだったので、行きは空いていましたが、帰りは大変な渋滞で7時間ほどかかりました。運転手の横田さんありがとう、眠たかった事でしょう、私は横でブツブツ言いながら眠っていたようです。
ところで、釣りの方は、私が2日目にきれいな縞の入ったイシダイの小型を釣り上げさせてもらいました。
初日、吉岡さんの家で1時間ほど休んで6時の出船に間に合うように出発、牟岐は昔から渡船が集まって磯割りをクジを引いて決める事で磯の取り合いがないので有名です。
私たちの船は、楠本船頭の阿波丸で、8人ほどでした。石切り場でのクジは、8番周りで底物には良い「ヤカタ」が当たりましたので、私と、横田氏、吉岡氏の2人と同船の吹田の方が一緒に上がりました。
その方は昨日もおられて、「電気」と言う名の磯で1匹かけたそうですが、ハリ外れでばらしたと言っていました。
その方にポイントを教わり、並んで釣りをしました。磯際からのドンブカで20m以上ありましたので、これは期待が持てると思いながら、40個持って上がったウニを時折マキエしながら、投入を繰りかえしました。
8時ごろになり、隣の方の竿にコーン、コーンと当たりがあり、「当たってますなぁ」と話しながら見ていると、だんだん当たりが激しくなり、一気に舞い込んで、胴まで曲がっていきました。ヨイショとばかりに掛け合わせたら、竿は一段と曲がって、やった!と思った途端に竿が跳ね返ってきました。
すっぽ抜けたのです。何とあれだけきれいに曲がって胴まで入っていったのに…。その竿で昨日もスッポ抜けたといいます。私から言うのも変ですが、竿が柔らか過ぎて、食い込みは良いのでずか、肝心の合わせた時の掛かりが悪いのです。
イシダイの歯は、オウムの歯のように1枚歯で、その横に流して口の端に掛けなければ取れず、柔らかい竿ではゆっくりと歯に当たるので、イシダイは異変を感じて口を開けるために、くわえたハリを吐き出す方が早いのでハリが掛からないのです。
一度バラシをすると魚は用心して他の魚も食わなくなるようで、その後に私の竿にも彼の竿にもエサ取りの様な当たりはありましたが、食い込むところまで行きませんでした。
そしてアタリは遠のいて、持参したマルキユーの赤貝をウニ変えたりと色々試しましたが、その日はガシラ1匹で終わりました。
イシダイ釣りは1日に1度あるかないかのアタリの地合いを逃がすと釣れないもので、大変辛抱の要る釣りですが、掛かった時の嬉しさと感動が忘れられないものです。
明日も頑張ろうという気になるが、釣れない事の方が多いので疲れてガックリと帰ることの方が多い釣りでもあります。