のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)二ノ宮 知子講談社このアイテムの詳細を見る |
♪「のだめカンタービレ #20」二ノ宮知子著 講談社
20巻を読むにあたり、前のストーリーを忘れているので、17~19巻を復習した。
《~19巻までのおさらい》
マルレ・オケで徐々に実力を発揮する真一。
真一や父千秋雅之の演奏を聴いて刺激を受け、本気で頑張るのだめ。
そんなのだめはサロンコンサートを成功させる・・・。
パリの音大生仲間たち、そして三木清良もコンクールに挑戦中。
峰龍太郎は、清良に内緒でパリにやって来る。
しかしユンロンは1次予選落ち・・・。ターニャはユンロンの分まで頑張ることを誓うが・・・。
さて20巻です。(以下ネタばれあり)
ターニャは、カンナト国際コンクール2次予選で最高の演奏をするが、僅差で落選。
ユンロンと共に留学を切り上げ帰国を余儀なくされそうに・・・。
そこにオーボエ黒木君が「生活なんて、僕んちですればいいだろ!」と愛の告白!?
清良は本選に進み、3位に入賞する。
パリに居ることがすっかりばれているのに、こそこそ応援する峰。相変わらず熱くて良い奴だ!
そしてみんなの活躍を目の当たりにして、更に焦るのだめ。
オクレール先生に「なんと言われてもコンクルに出ます!」と宣言するが
「目の前の音楽に向き合えていないのに無理」と素気無い返事だ。
真一はのだめに付きっ切りで「音楽と、楽譜と向き合うこと」を徹底的に教え込む。
そして「おこたでのキス」・・・。
ターニャと黒木君は?真一の親身な指導に素直になれないのだめは?
次号が楽しみだ!また立ち読みだぁ~!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
しかし相変わらず3ページごとぐらいに大笑いさせてくれるが
留学中の音大生の実態は、多分こんな感じなんだろうね。
多くの若者が夢を持って音大に入学し、そのうち一握りが海外留学できて
更にほんの一握り(数粒?)がコンクールに入賞し、ソリストとなって活躍できる・・・。
留学したって芽が出なければ帰国するしかない。
そしてその他大勢の学生は?
オーケストラに入れたり、合唱の指導をしたりして
音楽で飯が食えるだけでも幸せなんだろう。
厳しい世界だねぇ・・・。
17巻~20巻お待ちしてますぅ