![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e3/129debc0a6d905dbe28b7c7b4377e40d.jpg)
招待券をいただいて東京シティ・フィルの定演を聴いてきた。
平日だし、プログラムが近現代の作品というので、イマイチ興味がなかったが
折角の機会だから、頑張って幕張を5時半に出て新宿に急ぎました!
◎東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第214回定期演奏会
◎会場:東京オペラシティーコンサートホール
◎指揮:ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト
◎曲目:
ブゾーニ「喜劇序曲」
ヒンデミット「ウエーバーの主題による交響的変容」
コルンゴルト「交響曲嬰ヘ長調」
オケも指揮者も曲も会場も、初めてづくしのコンサートだった。
ホールは木材を多用した優しい感じの作りで好感が持てる。
でもステージは最近流行りの(?)の吹き抜けで、客席もほとんどフラットなので
オケの音が後ろの方まで直線的には届かない。
ヨーロッパなどに多いスタイルなのかもしれないが、やっぱりステージには上も横も反響板があったほうが、音がホール全体に回るような気がするんだけどねぇ・・・。
プログラムは近代の作曲家の作品だ。
いわゆる現代音楽の不協和音の嵐!ではなくてホッとした。
特にコルンゴルトは、映画音楽を多数手がけた人ということで、本日の曲も映画音楽を聴いているような気になる。
プログラムの解説に指揮者のアンドレ・プレヴィンの言葉として「コルンゴルトがハリウッドのようだったのではなく、多くの映画音楽がコルンゴルトのようになりはじめていた、ということ」と紹介されていた。
う~ん、なるほど、そういうことか!
ジョン・ウイリアムスなどにも大きな影響を与えたらしい。
確かに「スタートレック」や「猿の惑星」辺りに使われそうな交響曲だった。
それなりに面白いコンサートでありました。
H妻よ、チケットありがとう!