♫いよいよ、岩沼の第九本番を迎える。岩沼市民会館の上空は快晴だ。気持ち良い朝だなぁ。
岩沼第九、当初年末の仙フィル第九を今年は不参加にしようと思っていて、でも年に一度は第九が歌いたいなぁーと申し込んだもの。
状況が変わり、結局仙フィルも応募してオーディションに通ったものだから、重なってしまった。結果、1日に両方の第九のマエストロ練習を掛け持ちすることになるなど大変なこともあったが、それはそれで充実感もあり満足している。サンデー毎日ジイさんですから😄。
今回の公演は、おそらく日本国内でも珍しい朗読劇と第九のコラボ演奏会だった。
朗読劇「ベートーヴェンへの手紙」は完全オリジナル脚本。ベートーヴェンの苦悩に現代の女性が手紙で寄り添う…。
朗読の合間に仙フィルの短い間奏が入ったり、なかなか面白い趣向だった。毎年いろいろな角度からベートーヴェンの人生を切り取る朗読劇を見て、それから第九を聴く…というパターンも良いね。
♫「岩沼市民みんなで第九を歌う会」に参加して思ったことは、市民参加型のまさに手作りの演奏会の素晴らしさ。
正直いって、最初は実行委員の皆さんの熱いLINEメッセージや町内会のお祭りの準備をしているような練習運営のノリなど、ちょっとうざく感じている部分もあった(ゴメンナサイ!)。でも、練習に参加しているうちに、これこそが市民のための第九、老若男女、合唱や第九の経験の有無、個々人の歌の上手い下手を超越した、まさにみんなの第九と感じるようになった。
ボクは合唱団同士や身内でチケットを捌き、演奏の上手い下手は二の次でよかった良かったと褒め合う「学芸会的演奏会」は好きではない。でも今回の岩沼第九は、それこそ市民が作る市民のための第九。この混沌とした世情の中、市民みんなで「人類、皆兄弟!」と歓喜の歌を唄う意義は大きいと思う。仙台フィルやその他のオケの第九に何度も参加しているが、演奏会の目的や作り方が全く違うんだな。
今年で36回目の市民演奏会、大したもんだなぁ。素晴らしいです!
ホールの響きは、残念ながらイマニ。ほとんど残響がない。先週の三重県文化センターがあまりに素晴らしいホールだったので、つい比べてしまう。
ホールの響きは、残念ながらイマニ。ほとんど残響がない。先週の三重県文化センターがあまりに素晴らしいホールだったので、つい比べてしまう。
いつになったら仙台や県内に響きの良い音楽専用ホールができるんだろう。もう待ちくたびれましたが…😫😵😡
♫今回は、仙フィルチェロの山本さんとご一緒できた。山本さんももう直ぐ定年で、オケで第九を弾くのは年末の仙フィル特別演奏会が最後になりそうとのこと。ハイ、最後までお付き合いしますよ!
(山本さんがダンディでスタイルが良いので、僕のウエストが太く見えるじゃな😆)
♫終演後、本来ならばマエストロやソリストも一緒に打ち上げをやるところが、コロナ下ではまだまだ無理だ。
所属する男声合唱団パリンカでも、定演が終わってもコンクール全国大会に進出しても団の打ち上げはなし。一体いつまで続くんだろう…、もうウンザリだ。
仕方がないので、家に戻って独り打ち上げ。地元スーパーの「特上すし」、半額で750円😄
うーむ、まぁまぁだけど、これに1500円は出さないなぁ。ウニ、溶けてしまっていて見た目もヤバそうだったけど、ダメだこりゃ。
それ以外のネタはまぁまぁ。やっぱり鮨には燗酒だよね。お疲れ様でした!自分に乾杯❗️