ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.9.3 エンハーツ44クール目 さらに減量40回目投与後4日目のこと 籠城蟄居 食べるのが辛い

2023-09-03 21:56:23 | 日記
 昨夜は息子に一番風呂を譲り、マンダリンブレンドのバスオイルを入れて入浴。アロマオイルでマッサージとマスクスプレーを施してからベッドに入ったが、相変わらず寝つきは悪かった。それでも1時半を回った頃には眠れただろうか。
 気持ち悪くて目が覚めたらまだ5時半前。全然疲れが取れていない。

 いつもの時間に目覚ましが鳴り、夫が起きた。息子が朝から都心まで出かけるというので、それまでに起きればよいかと1時間ほどベッドでぐずぐず。
 リビングに移動してから洗濯機を廻す準備をしているうちに、支度を終えた息子がいつの間にか出て行ってしまった。せめて見送るつもりで起きたのだけれど。

 ナウゼリンを飲んでから夫と朝食。その間に洗濯機を廻す。喉は乾いているけれど、口の中が苦くて紅茶は飲めない。ピンクグレープフルーツを絞ってもらったジュースをグラス半分。水分はそれだけ。3日連続でカステラ一切れ、昨日届いたシャインマスカット2粒と梨2かけ。どちらも美味しく感じられた。
 夫と一緒に洗濯物を干してから、青いヨーグルトを何とかお腹に入れた。ほんのちょっぴりの朝食を摂るのに一体どれだけ時間がかかるのやら。

 食後の薬は昨日と同じ。胃薬タケプロン、吐き気止めのデカドロン4錠とカイトリル1錠、毎食後のミヤBW1錠と疲労止めのエルカルチン2錠。ステロイドのデカドロンも今日迄だ。さすがに今日がは排便なし。

 何とか新聞に目を通してソファと一体化。
 夫が実家に出かけるのを何とか見送る。暑いのでさすがに移動はマイ電動自転車というわけにはいかず、電車とバスを乗り継いで1時間以上かかる。申し訳ない。

 無事お昼過ぎに到着したようで、タクシーで和食処に向かい、お肉も卵も追加注文し、珍しくご飯も大盛にしてすき焼き膳を頂いてきたそうだ。体調不良で食欲不振の私と治療後の週末を過ごすと、毎回体重が減るというので、せめてスタミナをつけてもらわなくては、と思う。
 母も誰かと一緒だと食事が進むようなので有難いことだ。何より話し相手になってもらえて嬉しいだろう。

 その間、邦画「桜色の風が吹く」をウトウトしながら観る。私が昨年3月末まで勤務していた大学で、視力と聴力を失った盲ろう者として世界で初めて常勤教員になった福島智さんをモデルにした作品。洗濯物が乾いたので取り込むが、すぐに畳めない。何かするのにとても時間がかかる。どうにか畳んで収納したらがっくり。
 何も食べないのも・・・と冷凍の塩ラーメンを作ってお腹に入れた。食後はアイスクリームと清見ブレンドのスムージーも。それ以外の水分は、朝淹れてもらったマグカップの紅茶が、薬を飲むときだけなので極ちょっとしか減らない。昼食後のミヤBMとエルカルチンを飲めただけよしとする。

 またしてもソファでウトウトしながら邦画「ラーゲリより愛をこめて」を。こちらも実話。
 母から電話がかかってきて、夫が乗る予定の概ねのバスの時間を聞いたが、結局それには間に合わず、30分後になったようだった。息子からは夕飯不要という連絡があり、ちょっとほっとする。いずれにせよ夕食の支度はとても無理。
 
 帰宅した夫が、夕飯には私が好きなパスタを作ると言ってくれるという。申し訳ないけれど食欲がないし、触手が動かない。隣の家からの夕食の匂いが鼻について、寝室に逃げ込む。
 せっかく作って貰って要らないともいえず、とはいえ食べ切れる筈がなく、みすみす残すのが辛い。食事が拷問のように辛い。私に構わずに好きなものをどうぞ、というのも勝手なのかもしれないけれど。

 母にMeet通話。今日のお礼かたがたご機嫌伺い。午前中は疲れて何もしなかったけれど、夫と食事をしてちゃんと食事が頂けたので、元気になって夕方から洗濯をしたそう。明日はまたデイサービスだ。

 というわけで、治療4日後の日曜日は完全なる籠城蟄居。

 明日からまた新しい1週間が始まる。息子と夫は2人揃って出勤だ。
 少しでも体調が上向きになりますように。エンハーツの吐き気に苦しむのもこれで最後だろう。来月から再開するカドサイラでは、これほどの酷い副作用には合わないだろうけれど、兎にも角にも食べることが辛いことから脱せられますように。
コメント
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