ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.8.12 エンハーツ18クール目、さらに減量14回目投与後8日後のこと ゆるゆる復調

2021-08-12 23:23:12 | 日記
 
 36回目の御巣鷹の日。社会人になって最初の夏休み、旅から帰京した日の衝撃的な出来事だった。
 夫は休務日、私は通常出勤の木曜日。昨日までに比べて朝から大分涼しい。

 昨夜も食後の珈琲とスイーツタイムを愉しめた。昨日が寝不足だったので早めにベッドに入るつもりだったけれど、オリンピックが終わって再開したドラマの録画を視てのろのろしているうちに、またしても日付が変わってしまう。
 夫が明日は休み、夜更かしOKオーラを出しているのに引っ張られてしまう感じ。それでもとりあえず5時間は熟睡したか。

 今朝もナウゼリンを飲んでから朝食にしたけれど、そろそろ飲まなくてもいいかもしれないほど吐き気が収まってきた。嬉しい。
 朝から、血糖値上昇に良さそうな高カロリーのシナモンロールや蒸しパンを頂く。果物は梨とプラムと昨日生協から届いたシャインマスカット。皮ごと食べられます、が売りのシャインマスカットだけれど、ちょっと皮が硬かった。
 これを頂くようになってから、巨峰の皮を剥くのが面倒になった。もともとそれほど高くなかった家事能力がどんどん退化していると思う(それに反比例して夫の家事能力はアップしているから、ま、いっか。)。

 朝の瞑想ヨーガも復活して、青汁もバナナスムージーも難なく頂いた。セイロンウバティーの味が大分わかるようになった。嬉しい。
 吐き気で食欲がなくなるのは当然だけれど、味覚異常で味が感じられないこともその大きな要因になると思う。コロナ感染症の症状であるという味覚・嗅覚障害は、初めて経験する人にとってはかなりしんどいものだろう。

 ようやく2回目のワクチン接種から15日が経過した。ひとまず免疫がついたと考えてよいだろうか。
 お昼もナウゼリンなしで、駅前珈琲店でピザトーストランチがしっかり頂けた。便秘気味だったのも解消した。やはりちゃんと食べられないと排出もままならないと思う。

 それにしても、治療後の1週間は卑しくも食べたもののことばかり詳細に書いている。とはいえ、畢竟人は食べるために働いているわけだし、生きるために食べている。口からモノが入れられるのは改めて生きる基本だなぁと思う。

 いつものパターンだと、治療後の翌週木曜日、体調復調の兆しが見えてきた段階で、あと一歩その背中を押してもらうのに、ヨガスタジオの岩盤浴でゴロゴロしながら汗をかくのだけれど、あいにくお盆営業で土日のタイムスケジュールだそうだ。
 というわけで、特別クラス等の提供はあるけれど、岩盤浴のスタジオ開放は来週のお盆明けまでお休み。見ればクラスは★2つなどキツめのものが多く、最終クラスのスタート時間が平日より2時間早いので、ちょっとフィットしない。残念なことである。10日以上身体を動かせないことになる。

 このところ高校・大学時代の友人から退職挨拶状等が舞い込むようになった。私たちは誕生月月末ではなく、年度末一斉の退職だけれど、民間は誕生日月末なのだな、と改めて思う。
 皆、まだまだ元気、どころかますます元気。新しい人生を踏み出さんと準備に余念がない様子で、眩しいほどキラキラしている。そう、今の還暦60歳、健康ならばとても家に引っ込むような年齢ではない。
 平均寿命に達するまで男性は20年以上、女性は四半世紀以上。イメージとしてはかつての9掛けどころか8掛けくらいの元気さではなかろうか。

 母方の祖母と私は、干支が全く同じの60歳違いだったのだけれど、小さかった頃、手を繋いで歩く写真を見ると、今の私よりたった2歳だけ年上には見えない。見た目は今の70代どころか立派なおばあさんだ。
 今の時代、人々は以前に比べて、年齢には見えないような若さを保っている。
 一方、エンドレスの抗がん剤治療で痛めつけ続けている私のカラダ年齢は、実年齢の1.1掛けどころか1.2掛けくらいに老化が進んでいるような気がする。トホホ・・・。

 全国で感染が爆発的になっている。決してやるべきではなかったことを強行に実施し、なるべくしてなった今の状況を、他人事のように制御不能と言ってのける為政者たち。お盆休み、人出が鈍くなるどころか、アウトレットモールも映画館も人で溢れているのが実情だ。
コメント
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