夫も私も通常出勤の水曜日。
昨夜は夕食後に俄然食欲が湧いてきて、久しぶりに食後の珈琲とお菓子を頂く。その後もなんとなく口寂しい感じがして、それまで見向きもしなかった(モソモソしていて飲み込めない、夏の食べ物ではない、と文句を言っていた)好物の甘栗の袋を開け、半分くらいかなぁと思いながら気づいたら全部食べ切っていた。また欠食おばさんタームに入ったということか。
とはいえ、いきなり食べたからかやはり消化不良で、なんとなくまた気持ち悪くなってしまった。我ながらバカである。
入浴後、ベッドに入ったけれど、1回のマントラCDでは眠れず、2回目で何とか眠りについた。既に1時半を回っていたと思う。
そして今朝、お手洗いで目覚めたのが5時前。洗濯物が溜まっていたこと、明日からは雨模様だとの予報を思い出し、あれこれタオルなども突っ込んで回す。出来上がる頃に起きようと再度ベッドに戻ったけれど、結局眠れず。新聞を取り、読みながら洗濯物が洗いあがるのを待った。
結局3時間ほどしか眠れなかった。寝不足である。
夫も巻き込んで洗濯物を干し、朝食。まずはナウゼリンを飲む。気持ち悪さの“底”は脱した感じ。空腹が勝ってきた。ピンクグレープフルーツを丸ごと3個、ジュースにして飲み尽くしてしまったので、今日は普通のマンゴーミックスジュース。
相変わらず紅茶は水の苦さが感じられ、不味くて頂けない。それでも1週間ぶりにトーストがお腹に入った。果物も梨、バナナ、スモモを3切れずつ、夫と同量頂いた。青いヨーグルトも完食。
まだ本調子ではないけれど、とにかく底を脱し、食べられるようになってきたのが嬉しい。普通に食べられること、飲めることがこんなに幸せだと感じるとは、元気な人には到底想像出来ないだろう。
食後の薬一式は今日も5種類。カルニチン欠乏症用の薬であるエルカルチンを2錠、疲労止めとして飲んでいるが相変わらずウッとなる臭さなので鼻をつまんで一気に。
職場用にはペットボトルの280ミリリットルのミルクティを。だるさ、疲労感はまだ残っている。
食べられず、動けなかった連休中、体重計に乗ったら、体重はもちろんのこと、筋肉量も骨量も基礎代謝も減って、体脂肪はそのまま。結果、カラダ年齢48歳という時があった。ようやく今朝は45歳に戻った。といっても、もうかつてのように30代を見ることはないのか、と思うとちょっと悲しい(60歳のくせになんて図々しい奴、といつも夫に言われている。)。
今朝も便秘が続いていたけれど、食べ始めたのだからじきに開通するだろう、とマグラックスは飲まずにいたら、午後無事に開通した。なるべく薬は少なくしていたいと思う。
昨日の驚異的な暑さに比べ、今朝は暑いといっても大分楽だ。ジリジリと直射日光が照り付けない分ましといったところか。
昨日午後のトラブルは無事解決して、穏やかに静かに午前中が過ぎた。資料作成作業が捗る。
足が萎えないように、極力自席での昼食は避け、暑くても昼休みは近場のカフェまで歩く。週に1度程度通っているので、すっかり顔馴染になっている。ピクルス多めのホットドッグに黙ってフォークとナイフをつけてくれて(昨年5月の丑三つ時、酷い下痢による脱水から迷走神経反射の失神。前歯を折って以来、噛り付くものは無理になったが、ここのホットドッグは諦められないくらい好きである。)、カフェラテには蜂蜜トッピングもしてくれる。ワンパターンだけれど、気持ち悪い時にたっぷりの酸っぱいピクルス、とても美味しい。
今日は生協のお届けの日。帰宅後エッチラオッチラ取り込んで所定の位置に納め、洗濯物も取り込んだ。ミールキットのお世話にはなったけれど、1週間ぶりに夕食を準備することが出来、麺類ではなくお米のご飯が食べられた。お風呂も洗った。
毎度のことだけれど、ダメダメから脱底のスイッチが切り替わるのは火曜日の夕食後、もしくは水曜日の朝食といったところか。これ以上早くなってくればもちろん嬉しいけれど、ここまではじっと我慢、と悟って焦らないのが一番だ、とその時は、思う。
なのに3週間経つと忘れていて、まだかまだかと思ってしまうのだから、困りものだ。でも、忘れるからこそ、こういうしんどい治療をずっとやっていられるのかもしれない、と思う。まあ微妙なところである。
女性があの辛い出産を何度も繰り返せるのは、出産後に忘れるホルモンがどーんと分泌されるから、と同じ原理かもしれない。
あとはこのだるさ、疲労感が明日以降少しずつ消えてくれるのを心穏やかに待ちたいと思う。