ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.1.4 仕事始めに思うこと

2021-01-04 20:48:35 | 日記

 今日は仕事始め。
 夫と2人の生活が再開した。私だけ出勤なのに、夫の方が先に起きてくれている。毛布を厚めのものに替え、寝具が上も下も最強の温かさになったせいか、明け方お手洗いに起きることもなく、目覚ましが鳴る間際までぐっすり眠れた。
 いつも通り朝ヨガをし、お米をセットして出勤する。

 7日ぶりの職場だ。年末年始の休み明け、事務室がすっかり冷え込んでいるのは毎年のことなので、覚悟の上で厚着をして出かけた。とはいえ、やはり相当の寒さ。凍える。蛇口から出る水は氷のようだ。
 外から事務室に入ると、暫くはなんとなく温かい感じがする。暖房は一応24℃にセットされているけれど、実は机上の温度計は11℃を差している。

 三々五々出勤者が増えてくるが、電気ストーブを点けないでいたら15℃以上には上がらず。新年早々ブレーカーが落ちては大変だと遠慮していたけれど、今日も全員出勤しているわけでもなく、様子を見ながらストーブを半分だけ点けた。昼を過ぎた頃、ようやく20℃に達した。

 仕事納めに特段の挨拶がなかったのと同様、いつもの月曜日の朝と何ら変わらず、皆「今年も宜しく」と会釈程度の挨拶をしてすぐに仕事を始める。当初は学長挨拶等も予定されていたが、コロナ感染拡大状況により中止になった。
 私が社会人になった頃、昭和の時代は着物姿で出勤する女性職員の姿は珍しくなかった。平成の初め頃まではまだチラホラ見かけたのだけれど、少なくとも今の大学という職場に異動してからは見た記憶がない。

 今日は新年トップバッターの昼当番に当たっていた。後期授業も今日から再開である。窓口には学生がちらほら。
 週内に1都3県に緊急事態宣言が発出されるようだ。限定的、集中的だそうだが、どの程度なのか、いつまでになるのか。春のように学校が休校にはならないし、入試も予定どおりとのこと。

 事務室から出ると、食堂は今日も臨時休業。オンライン授業が殆どだからか、学生の姿も殆ど見えない。購買は開いていたようだけれど、冷たいお弁当を頂く元気もなく、駅前まで遠征することになった。

 一方、アウトレットモールは平日ながら大変な混雑。緊急事態宣言が出る前に買い物を済ませておかなければ、ということか。春の頃には皆、もっと人との接触を避けていたように思うけれど、今は、大きな荷物を持って、すれ違う時に多少身体が当たっても誰も何ともない様子だ。
 つくづく慣れというのは恐ろしいものだと思う。人間、良くも悪くも順応するように出来ているし、忘れることが出来るからこそ、たとえ過酷な状況でも生きていける、ということなのだろうけれど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする