ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.9 テレビのない生活

2015-07-09 20:59:51 | 日記
 昨朝のこと。先日も書いたけれど、最近やけに早起きな夫が、目覚ましが鳴ってからまだグズグズとベッドにいた私のところに「テレビ壊れちゃったよ~」とやってきた。
 「は?なんで?」。
 「いや、なんで、って、いきなりブチっと言って、急に真っ暗になった。ほらね」と言ってリモコンを向けてスイッチを入れても真っ暗なままの画面を見せる。
 「昨夜はまったくなんでもなかったのにね?」「いや、電気製品なんてそんなものだよ。買って間もないものでもあるまいし」とのたまう。

 故障したのはリビングにある我が家で一番大きなサイズの、薄型デジタルテレビである。購入してからかれこれ7、8年が経過するだろうか。届いてすぐの頃は、まだ小学生だった息子が、当時大好きだったNHKの「ダーウィンが来た!」という番組を視ながら、目を丸くして「大きいね~、リアルだね~、綺麗だね~」と言うのに合わせて私達も悦んだけれど、今やすっかり当たり前の慣れっこ。うーん、あと1サイズ上でも良かったよね、と思うようになっていた。

 先代の29インチブラウン管のテレビは22年前、今の街に引っ越してきた時に買い求めたものだ。それまでは夫と私が朝の出掛けにコートを着る時、手を伸ばすとぶつかるほど小さな団地住まいで、14インチの小さなテレビで十分間に合っていた。先代はずっとトラブルなく順調で、一度だけ修理したことがあったけれど、ブラウン管は問題なし、ということで今のテレビを買い換えたときも現役で、まったく問題なく15年を過ごしてきた。

 それが今度は10年も経たずして突然、である。
 まあ、テレビを視るといっても日中は不在だし、リアルタイムで視聴するのは朝のニュースと連続テレビ小説、夜のニュース。それ以外は、夫が野球中継とお宝鑑定団を見るくらい。私は、といえば時々ドラマや映画を録画予約するだけなのだけれど、いざ、リビングで時計代わりに見ていたものが映らないとなんとも不便だ。
 寝室に一回り小さなものを置いているが、これはこれで、私の土曜日の楽しみである朝の連続テレビ小説用なので、これをリビングに、というわけにもいかない。
 応急処置で、義母が来訪する際に布団を敷いていたリビング隣の和室(今や物置状態)に置きっぱなしだった小さなテレビ-これは5年ほど前に義母専用に買ったもの-を、襖を開けっ放しにして隣室から離れて視ることにしたのだが、これはこれでストレスである。

 修理を頼まなくてはならないが、あいにく今週末には外せない用事があって出かけるので、修理に来て頂けるのはいつになることやら・・・だ。
 まあ、なければないで済んでしまうのかしら、また読書に励もうかしら、と思いながらHDDもまるごとダメだったら、録画して溜めていたもの、保存しておきたかったもの、全部が飛んでしまったのかなあ・・・とちょっと哀しいのである。

 ここのところ雨続きで青空が恋しい。こんな天気だと何やら頭痛も胸痛も腰痛も・・・。今日は朝から都心で会議と打ち合わせ、午後職場に戻ってからも会議で、なかなか自席を温めることが出来なかった。あと1日、なんとか乗り切らなくては。
コメント
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