話してみよう韓国語・鹿児島大会の準備をしました

本日の午前中、明日開催する「第１０回話してみよう韓国語・鹿児島大会」の準備をしました。この大会は、大阪韓国文化院と私たち実行委員会（鹿児島の大学・高校・市民講座などで韓国語を担当している講師で構成）が共同主催して開催するものです。大阪文化院のホームページでも紹介されています。
明日は４６人の方々が出場予定です。この大会は、韓国語初級学習者を支援するために開催しています。（スピーチは上級者まで含みます）部門は高校生・一般の指定スキット（３分間、指定されたスキットを二人で劇のように演ずる）と、スピーチ部門にわかれています。高校生スキットで最優秀賞を受賞したら、３月開催の東京での全国大会に出場でき、そこで賞をうければ８月に韓国での研修旅行に参加できる大会です。アシアナ航空が全面的に援助してくれますし、西日本では大阪文化院が、東日本では東京の韓国文化院が支援しています。私がかつてある高校生のグループの指導をした時のことですが、最初は私のほうがいろいろアドバイスをしながら進めていきましたが、練習を重ねるうちに高校生２人がいろいろアイデアを出し、練習すればするほど見る方が引き込まれる感じで、なんだかこの３分間のスキットに命が生まれ、成長していき躍動感あふれるスキットになっていきました。結果は東京大会で最優秀賞をもらいました。そのうちの一人の生徒はこの大会に出場して最優秀賞を受賞したことで、大学も韓国語専門課程に進み、大学時代に交換留学生として韓国で１年間の留学をしていきました。すべての人がそうではありませんが、中には、この大会をきっかけに韓国に対する興味関心を増大させて、その後の進路や生き方に何らかの影響を与えている可能性は多分にあると思います。ですので、この大会を運営する私たち実行委員会も苦労のし甲斐があると感じながら取り組んでいます。明日の大会も、出場者の皆さんにとって、意味・意義ある大会になることを願っています。