アンニョンおじさんの韓国語・中国語・英語学習日記

ハングル能力検定1級、HSK6級、中検2級、英検2級のさらなる挑戦と鹿児島韓国語教室アンニョンクラブの感想を綴ります。

高麗大学短期留学

2014-12-04 21:36:19 | 韓国語
私が韓国語を始めた年齢が35歳で、とにかく「楽しい」「うれしい」という気持ちで、こんな勉強ができて自分は「日本一幸せな男だと」感じていました。今も、このような気持ちに変わりはありませんが・・。そして、学習を始めて3年後に留学の斡旋業者を通じて韓国(高麗大学)に3週間の短期留学をしました。その時の感動は今でも忘れられません。学習しながら、韓国語の学習はこんなふうにするのだなと感じましたし、教える先生が韓国語をよく知っていることに感動しました。その時の有効な学習として記憶に残っているのは、教科書の本文を先生が読み、学生はそれをどんどん書いていくという(いわゆるディクテーション)学習方法です。ここで、しっかりと書けるように放課後はまじめに教科書を写す勉強を必死にしました。この時、書く力が付いたと感じましたし、この単純だけど効果のある学習方法の効力を実感しました。高麗大学の先生方はとても親切で、生徒との間が近く教え方も優秀だと感じています。
この時の学習がとても良かったので、次の年から毎年夏休みを利用して(日本の高校で7月初めに行われる期末試験の時に1回高麗大学に行き1週間授業を受けて、1回鹿児島に帰り、通知表などの担任業務を終えて、夏休みにすぐに高麗大学に行き8月末まで授業を受けました。合計7週間になります)、合計7週間の授業を4級・5級・6級と受けました。8週間以上受講した生徒に受講証明が出されましたので、私は証明書をもらっていません。証明書なんて必要ありませんでした。ただ、ただ、勉強ができれば幸せだとの気持ちで取り組んでいました。
この頃はYMCAホテルで7週間を過ごしましたので、周辺の食堂に行っていましたが、一人で食事をする人を見かけず不思議に思っていました。韓国は一人で食事をする文化でないというのは後で知りました。一人で食堂を探すのにものすごいエネルギーがいりましたが、私の韓国語の実力は、食事のメニューを覚えることと、どこでも食事ができるようになることと正比例しています。会話力が乏しいときは、ほとんどカレーやうどん屋さんで食べていましたので、自由に食事ができる=会話力の成長のバロメーターという図式が私には当てはまります。
昼食時間に学習仲間と一緒に食事をすることも楽しみでしたし、特別活動で語学堂のみんなでソラク山に行ったことが忘れられないです。
留学をしないで語学を勉強してかなりな力を付けた方もいらっしゃいますが、私は、条件が整えば留学をすることを進めます。もちろん、留学すれば何とかなるというものではありません。でも、留学できるのであればした方がいいと考えています。ただ、日本にいて、コツコツ学習していることが基本の肥やしになりますので、まず、日本で継続した学習をするということが絶対条件だと考えています。

鹿児島韓国語教室アンニョンクラブ代表 今給黎俊伸
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外国語学習にはメタ認知が有効だ

2014-12-04 19:21:22 | 外国語一般
私は韓国語・中国語・英語学習をしながら常にメタ認知を働かせています。メタ認知とは第三者の目で自分をみることで、外から自分の現在の状況を観察・チェックする感覚だと理解しています。かつての神戸製鋼でラグビー選手として活躍した大八木さんが、よくテレビで次のような話をします。「すぐれたラグビー選手は空間観察能力がすぐれている。試合をしながら空中で自分を観察しながらプレーしている」というような趣旨の話をよくします。まさに、この自分を観察する力がメタ認知です。学校で成績の優れた生徒は無意識の中でこのメタ認知を働かせているという論文を読んだことがあります。このメタ認知を働かしながら、自分の現在の問題点やよいところを意識しながら学習しています。問題点と感じたら修正し、よいと感じたらその方法を継続しながら、あるいは自分に合った教材を探すときにも有効です。また、外国語学習は山登りみたいなところがありますが、いま自分は何合目あたりにいて、おそらく、今後、訪れるであろう困難やその解決方法を考えながら学習しています。これらの感覚を働かすには、多少の経験が必要だと思いますし、メタ認知を意識しながら学習すると、今より効果的な学習ができる可能性が高いと考えます。
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外国語学習に必要な2つの要素とは!

2014-12-04 18:26:59 | 外国語一般
私が韓国語学習を始めて25年目、中国語学習を始めて20年目になります。また、6年前に英語学習を始めて2年間学習して4年前に英検2級に合格しました。ただし、英語についてはその後の職場が忙しく、この4年学習する時間がなく(今年の4月から通勤時間に基礎英語3を聞いてはいますが)今では、英語の力は0に近く、退職後に再びしっかりと学習しようと考えています。
さて、これらの外国語学習をしながら、外国語学習に欠かせない最低限のものは何かと考えたとき、私は2つだと考えています。それは、「話せるようになりたい、わかるようになりたいという気持ち」と「継続して学習すること」だと思っています。もちろんいい先生、いい教材、学ぶ仲間などいい環境がそろえばいいのですが、「わかりたい気持ちと」と「続ける力」がなければ、目標言語を捕まえることは難しいです。私の外国語学習を支えてきたのは、この「わかるようになりたい、話せるようになりたい」という気持ちと、「継続する力」だと自覚しています。言語学習には「静かな闘志」が必要だ感じています。喜びに支えられた「静かな闘志」が、目標言語習得には必要なのではないでしょうか。
現在は、社会科担当と学年のまとめ役の仕事があり、帰宅してからの3時間程度しか外国語学習に充てることができずに忙しいのですが、忙しい時には目標のハードルを下げて現状維持でいいやくらいの気持ちで取り組んでいます。学習に時間を使える環境になった時、また、楽しみながら集中して取り組もうと考えています。これからも、「がんばれ!アンニョンおじさん!」

鹿児島韓国語教室アンニョンクラブ 今給黎俊伸
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