おはようございます。夙川の流れがサラサラと透明度を増したような気がします。秋の流れ。
生き生き箕面通信328(091020)をお届けします。
・普天間基地移設は微調整で決着か――本日ゲーツ長官来日
普天間移設で政府は腰が全く定まりません。本日はゲーツ米国防長官が来日しますが、その直前の昨日、平野官房長官は現行計画以外の選択肢も検討する考えを示したのに対し、鳩山首相が日米合意の履行期限を先送りしない考えを表明しました。鳩山さん自体、先延ばしと言ってみたり、いやしないと言ってみたり、ブレブレです。
奇妙なのは、今朝の朝日は、鳩山、平野二人の発言を昨日の夕刊を含め、全く報道せず、無視の形を見せていることです。取材はしているはずですから、極めて意識的な編集です。本来、伝える義務のある案件を恣意的に扱うことは許されることではありませんよね。「知る権利」を恣意的に扱える権限が、朝日のどこにあるのか問いたいものです。
それはともかく、鳩山首相には相当強い圧力がかかっていると思われます。明日までの間に、辺野古での決着をさせるのでしょう。ゲーツ長官は、来月のオバマ大統領の露払いで来日したにもかかわらず「先送り」ではすみませんから、水面下では鳩山さんを水没させるくらいの恫喝をしたはずです。ゲーツ長官はもともと学生時代にCIAにスカウトされ、その長官も務めた「情報」のプロでもあります。アメリカに歯向かう、つまり虎の尾を踏んで失脚させられた首相は過去にもいました。
それにしても、惜しいことをしました。「日本の国防をどう考えるのか」「日本が真に独立国として世界で役割を果たすにはどうすべきか」を国民的に議論するチャンスでした。「そもそも日本にアメリカの基地がいるのか」から、一人ひとりが考えてみるチャンスだった。しかし、その議論が巻き起こる前に、急速決着の気配です。
結局、沖縄に世界有数の米軍基地が固定化され、米軍はここを拠点にほとんど自由に作戦を展開します。つまり、日本は否応なくアメリカの軍事作戦のお先棒をかつがされるわけです。今回そうした判断をしたことになるのです。
日本は、憲法9条を掲げる国として、世界での役割を果たすべきであり、21世紀は「武力以外で解決する方式」を考え出し、実効あらしめる世紀にすべきと考えます。道は遠いのですが、わたしたち一人ひとりが声をあげ、努力すればゴールにたどり着けると信じています。
生き生き箕面通信328(091020)をお届けします。
・普天間基地移設は微調整で決着か――本日ゲーツ長官来日
普天間移設で政府は腰が全く定まりません。本日はゲーツ米国防長官が来日しますが、その直前の昨日、平野官房長官は現行計画以外の選択肢も検討する考えを示したのに対し、鳩山首相が日米合意の履行期限を先送りしない考えを表明しました。鳩山さん自体、先延ばしと言ってみたり、いやしないと言ってみたり、ブレブレです。
奇妙なのは、今朝の朝日は、鳩山、平野二人の発言を昨日の夕刊を含め、全く報道せず、無視の形を見せていることです。取材はしているはずですから、極めて意識的な編集です。本来、伝える義務のある案件を恣意的に扱うことは許されることではありませんよね。「知る権利」を恣意的に扱える権限が、朝日のどこにあるのか問いたいものです。
それはともかく、鳩山首相には相当強い圧力がかかっていると思われます。明日までの間に、辺野古での決着をさせるのでしょう。ゲーツ長官は、来月のオバマ大統領の露払いで来日したにもかかわらず「先送り」ではすみませんから、水面下では鳩山さんを水没させるくらいの恫喝をしたはずです。ゲーツ長官はもともと学生時代にCIAにスカウトされ、その長官も務めた「情報」のプロでもあります。アメリカに歯向かう、つまり虎の尾を踏んで失脚させられた首相は過去にもいました。
それにしても、惜しいことをしました。「日本の国防をどう考えるのか」「日本が真に独立国として世界で役割を果たすにはどうすべきか」を国民的に議論するチャンスでした。「そもそも日本にアメリカの基地がいるのか」から、一人ひとりが考えてみるチャンスだった。しかし、その議論が巻き起こる前に、急速決着の気配です。
結局、沖縄に世界有数の米軍基地が固定化され、米軍はここを拠点にほとんど自由に作戦を展開します。つまり、日本は否応なくアメリカの軍事作戦のお先棒をかつがされるわけです。今回そうした判断をしたことになるのです。
日本は、憲法9条を掲げる国として、世界での役割を果たすべきであり、21世紀は「武力以外で解決する方式」を考え出し、実効あらしめる世紀にすべきと考えます。道は遠いのですが、わたしたち一人ひとりが声をあげ、努力すればゴールにたどり着けると信じています。
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