生き生き箕面通信

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生き生き箕面通信993 ・海江田首相で来秋の代表選までしのぐしかない

2011-08-27 06:45:11 | 日記

 おはようございます。
 生き生き箕面通信993(110827)をお届けします。

・海江田首相で来秋の代表選までをしのぐしかない

 日本政界の人材払底、ここに極まれりという実態をさらした立候補レースです。結局、実質的には前原誠司、海江田万里両氏の対決という図式になりました。小沢一郎氏が原口一博、あるいは野田佳彦氏を支持するサプライズはありませんでした。

 日本のためには、どちらがベターか。小沢氏は自分の身代わり役の意味をこめて海江田氏を次期首相に推すわけだから、全力をあげて必勝を期す。一方の前原氏は、野田氏との一本化に失敗しました。だから、1回目の投票でいずれもが過半数を制することができなかった場合の上位二者による決選投票にかけることになります。有力なのは、海江田氏と見ます。

 海江田氏は、政権公約(マニフェスト)重視、小沢一郎氏の活用を掲げています。小沢氏が力を発揮できる態勢が整うなら、いまはそれをよしとするしかないのでしょう。

 いずれにしても、小沢氏の処遇が最大の問題です。日本は待ったなしの、歴史の分岐点に立っています。内政、外交いずれも難題山積。世界的にも、安全保障、経済、環境問題が沸騰しています。エネルギーをどう確保するのか、食糧は? 水は?と大きな課題が押し寄せています。

 そうした問題解決について、アメリカや中国、欧州諸国、あるいはロシア、インドなどのBRICS諸国のリーダーと互角にわたりあっていかなければなりません。

 しかし、大手メディアの取り上げ方は、相変わらずガラパゴスの中でのすったもんだというレベルです。問題意識が希薄です。まったく緊張感がありません。この大手メディアのあり方は、まともなリーダーを鍛える役割も果たしていませんし、まともな視聴者が育つ土壌にもなっていない。

 それでも、私たちの日本は生き延びなければなりません。日本は今もいいものをたくさん持っています。潜在能力は極めて高い。

 必要なのは、日本人の潜在能力を引き出し、顕在化できるリーダーです。当面は民主党の国会議員のレベルに託すほかありません。


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