生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信163  憲法記念日に思うー国を守るということは?

2009-05-03 06:37:08 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信163(090503)をお届けします。

・憲法記念日に思う―国を守るということは?
 真珠湾攻撃でアメリカとの戦争をはじめて、当然の結果として敗戦し、
「もう戦争はこりごり。平和な国づくりで出直そう」と固い決意をしてから
64年が経ちました。

 「戦力は保持しない」「国の交戦権は認めない」と決めた憲法のもとで
日本の軍隊(自衛隊と称する)が直接交戦することは避け、無駄な
戦費を費やすことなく、その財政的資源を経済の復興・発展に振り
向けて、世界有数のGDP(国内総生産)ました。

 しかし、その一方で、自分の国を守ること、つまり自立して自衛すること
からも逃げた結果となり、「アメリカさん任せでいいじゃないか」となってしまい
ました。

 いわゆる平和勢力も、「自分の国を自分で守る」という国の根幹に対する
思考停止をしたままずるずると、今日まできてしまいました。

 「憲法9条を守れ」といっていれば、日本の安全が保障されるかのごとくに
錯覚してきたといえます。いわば「ノー天気」な「無責任」だったのです。

 だから、北朝鮮がテポドンを打つとなると、「迎撃ミサイルで打ち落とせ」
という声がほうはいとして沸き起こり、平和勢力は全く無力でした。日本
の根幹が問われていても、どう受け止めて、どう行動すべきか、打ち出し
得ていません。

 自公政権が「北朝鮮に自粛を求める」という声明を黙認してすませる
くらいだったといえるのではないでしょうか。

 もし、本当に可能で、ミサイルを迎撃していれば、北朝鮮も黙っている
わけにはいきませんから、具体的な軍事行動にでることもあり得るのですが、
そのとき平和勢力はどうすべきなのでしょうか。

 「戦争反対」「外交交渉で解決を」と主張すればいいのでしょうか。

 ぼくは、日本というこの国が好きです。国の治安がいいです。おいしい
ものがあります。普通の人は、親切で、礼儀もまずまずですし。
夜、遅く帰るときも、女性も電車やバスに乗っていて、不安はありません。
食事は、手ごろな値段で、和食はもちろん、中華、イタめし、アメリカン・
スタイルから、フランス、インド、ベトナムなど、なんでもござれですもんね。

 でも、今の憲法を現代に真に生かすようにすれば、もっといい国にできる
と確信しています。「国際社会において名誉ある地位を占めたい」と望む
憲法を持っています。自分の国を誇りに思える国にできるはずです。

 たとえば、紛争のある国の民生安定に平和的な手法で懸命に貢献する、
そうした努力をえいえいと積み重ねる努力へ切り替えるべきと考えます。

 少なくとも、アメリカにただついていくことからは、今、方向転換をすべきでは
ないでしょうか。自分の頭で考え、ハラを決める必要があります。

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