生き生き箕面通信

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1750 ・アメリカの国務、国防両長官がそろって、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」に献花

2013-10-07 07:01:17 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1750(131007)をお届けします。

・アメリカの国務、国防両長官がそろって、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」に献花

 アメリカのケリ―国務長官、ヘーゲル国防長官が10月3日、そろって「千鳥ケ淵戦没者墓苑」に詣で、献花しました。「靖国神社」ではなかったのです。安倍首相は真っ青になったのではないでしょうか。「アメリカが『靖国』を否定した」ことを意味するからです。

東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で献花するジョン・ケリー(John Kerry)国務長官(右)とチャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)国防長官(2013年10月3日撮影)。(c)AFP/POOL/FRANCK ROBICHON

 安倍首相が犬ころのようにつき従うアメリカさまは、「『千鳥ケ淵』こそが、『アーリントン墓地』と同じ無名戦士の墓なのだよ」と、態度で示したといえます。日本のマスメディアは、相変わらず安倍政権の顔色をうかがって、小さくしか報じませんでしたが、安倍首相にとっては、まさに衝撃的な出来事だったでしょう。

 ネットで検索すると、「千鳥ケ淵墓苑」には、355,404柱(平成23年10月)の無名戦士がまつられ、沖縄の「平和の礎(いしじ)」と同じく特定の宗教宗派にとらわれない墓所です。1959年(昭和34年)に完成し、現在は厚労省が所管している国の施設です。特定の宗教にとらわれないので、仏教、神道、キリスト教など各種団体の慰霊の催事が行われています。墓苑には昭和天皇の「御製」である「国のため いのちささげし人々の ことを思えば むねせまりくる」が碑になっています。

 「靖国神社」は、「天皇のため『名誉の戦死』をしたものを英霊(祭神)としてまつり、国民に『靖国で会おう』と戦死をいとわぬ闘いを誓わせる装置」であり、これからもそうであるように仕立て上げようとする勢力が存在しています。

 安倍首相らは、アメリカの要人が「靖国参拝」することを望んできましたが、アメリカ自身がアメリカの「アーリントン墓地」に対応するのは「靖国」ではないことを態度で日本の全国民に知らせました。

 靖国神社の今年秋の例大祭は、10月17日から20日までの4日間です。安倍首相は靖国に参拝したいのでしょうが、アメリカの両長官の示した「お手本」はどう影響するでしょうか。

 


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1 コメント

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Unknown (かやねずみ)
2013-10-07 21:03:37
クリスチャン(多分)は、神社にはお参りしないと思う。
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