生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信691 ・企業献金再開――ますます自民化する民主党

2010-10-28 06:25:51 | 日記
おはようございます。週末には台風14号が近畿に接近する予想ですね。
生き生き箕面通信691(101028)をお届けします。

・企業献金再開――ますます自民化する民主党

 民主党が「企業献金を再開する」と決めました。一方、菅首相は、企業減税、法人税減税を表明しました。日本経団連の米倉弘昌会長は、「(民主党から)要請があれば、応じる」と、発言しています。まさに「魚心あれば、水心」です。

 その菅さんは他方、「消費税はいずれ増税させていただきます」と、庶民のふところを狙っています。

 民主党の企業献金禁止は、政権交代した衆院選挙の際に、公約とした「五つの約束」のトップに掲げられていました。その有権者との約束をあっさり反古にする根性は見上げたものです。「あっぱれ!」といえばいいのでしょうか。

 普天間基地問題は、自民党政権が進めた「辺野古案」をそっくりそのまま「イタダキ」。予算編成の仕方も、「一律10%カット」と、自民・財務省時代を再現しました。

 国の安全保障政策は、自民時代よりも悪い。経済政策も見るべき内容が貧弱。「生活安定が一番」の公約も、掛け声倒れ。

 漂流し、沈没しかかった自民丸とよく似てきたボロ船「民主丸」。菅、仙石、岡田、前原4人組の間にもすきま風が吹きはじめたそうです。若手の代表格にあげられる枝野、蓮舫氏などもうろちょろするばかり、時にちょこざいな言辞をろうして肩で風を切る見苦しさ。

 こうした風潮を生みだし、拡大再生産するのに預かってあまりあるのが、朝日や読売などの新聞・テレビといった大手メディア。それにコントロールされる有権者。ボロ船化する日本丸も、有権者が選んだ「民主主義の結果」ですから、以って瞑すべし。


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